冬キャンプは暖房がないと寒い?
キリッと引き締まった空気のなかで過ごすのが、冬キャンプの醍醐味ですよね。そんな冬キャンプを楽しくかつ安全に過ごすためには、暖房が欠かせません。
以下の表の通り、年間を通して営業しているキャンプ場が多い関東近郊においても、冬の最低気温は0℃近くまで冷えこみます。
東京・青梅の平均気温 | ||
最高気温(℃) | 最低気温(℃) | |
2023年10月 | 23.2 | 11.8 |
2023年11月 | 18.4 | 6.9 |
2023年12月 | 13.6 | 1.3 |
2024年1月 | 11.5 | -1.4 |
2024年2月 | 11.9 | 1.5 |
2024年3月 | 14.0 | 1.6 |
データ出典:気象庁
寒い地域や、標高が高い場所に位置するキャンプ場であれば、より気温は下がります。冬キャンプを楽しむためには、暖房を含めた寒さ対策は必須といえるでしょう!
冬キャンプに役立つ暖房器具の種類と選び方
冬キャンプで使える暖房器具には、主に以下のような種類に分けられます。
- メインの暖房器具
- サブ暖房器具
- 就寝時用の暖房器具
- 暖房器具と一緒に使うと効果的なプラスαのアイテム
キャンプは長時間屋外で過ごすため、石油ストーブや薪ストーブなどのメインの暖房器具は必須です。
また、テント内やタープの下などの、比較的狭い場所で暖を取りたい場合は、カセットガスストーブや電気ストーブなどがあるといいでしょう。
また、電気毛布や湯たんぽなど、寝るときの寒さ対策も大切。さらに、ポータブル電源やストーブファンなども用意すれば、より快適に過ごせますよ。
【メイン暖房器具】「石油ストーブ」「薪ストーブ」がおすすめ
必ず持っていきたいメインで使う暖房器具には、暖房能力の高い「石油ストーブ」か「薪ストーブ」がおすすめ。テントやタープ下など、みんなでくつろぐ広い空間を暖められます。
石油ストーブ | 薪ストーブ | |
燃料 | 灯油 | 薪 |
用途 | 空間全体を暖める | 空間全体を暖める |
メリット | ・乾電池と灯油があれば使える。 ・空間を効率よく暖められる。 | ・ダントツの暖かさ。 ・窓から火を眺められる。 |
デメリット | ・持ち運びがやや不便。 ・火災や一酸化炭素中毒に注意 (※) | ・準備が大変で対応できるテントも 限られる。 ・火災や一酸化炭素中毒に注意 (※) |
石油ストーブと薪ストーブは、一酸化炭素中毒や火災に注意が必要です。テント内で使用するときは、必ず窓や入り口を開けて換気しながら使用しましょう。
一酸化炭素チェッカーをひとつ持っておくと、安心です。
▼一酸化炭素チェッカーの詳しい記事はこちら
【一酸化炭素チェッカーおすすめ3選】冬キャンプは一酸化炭素中毒に注意⚠︎ 一酸化炭素は比重が軽くテントに充満する恐れ有り!
なお、石油ストーブには本体が箱形の「反射式」と、円筒形の「対流式」の2種類がありますが、キャンプではデザイン性の高い「対流式」が人気です。
対流式 | 反射式 | |
形状 | 円筒型 | 箱型 |
特徴 | ・360°全方向へ均等に温まる ・広い空間に使いやすい | ・輻射熱を利用してストーブの正面を暖める ・狭い空間でも使いやすい(後ろ側は暖まらない) |
設置場所 | 空間の中央 | 窓際や壁際など、空間の端 |
やけどや転倒などを防ぐために、「ファイヤーテーブルで囲う」「ストーブガードを設置する」といった工夫をすると、小さな子どもが居ても安心して過ごせますよ。
それでは、おすすめの石油ストーブ・薪ストーブを紹介していきます!
【おすすめ石油ストーブ1】トヨトミ「レインボーストーブ RB-G250」
筆者が愛用しているストーブです。
レインボーストーブは、ニオイセーブ消化など日本メーカーならではの細やかで使いやすい機能が備わっています。
電池レスで火器を使わず点火できるのもポイント。
丸いフォルムに暖かな虹色の光は、女性におすすめのデザイン!
- 暖房目安:木造7畳・コンクリート9畳
- 暖房出力:2.50kW〜1.25kW
- サイズ:388×388×475mm
- 重量:約6.2kg
- タンク容量:4.9L
- 燃焼継続時間:20.2〜40.2時間
- 燃料消費量:1時間あたり0.122〜0.243L
▼トヨトミ『レインボーストーブ』の詳しいレビューはこちら!
石油ストーブとポータブル電源を持って冬キャンプに行こう!『トヨトミの石油ストーブ』&『Jackery(ジャクリ)のポータブル電源700』を紹介!
【おすすめ石油ストーブ2】フジカハイペット「KSP-229-21C」
フジカハイペットは日本製の高品質なストーブ。コンパクトで安全設計を備え、アウトドアの持ち運びに優れています。
高度3000mの高原キャンプでも性能を発揮する特徴があります。
背面反射板付モデルにすると、狭いスペースで端に置いての使用が可能。
店頭やインターネットでの購入はできず、メーカー直販のみの取り扱いになります。
価格も高めで手に入れるまで時間もかかることから、ギアにこだわりのある人におすすめ!
- 暖房目安:木造8畳(13.2㎡)コンクリート造10畳(16.5㎡)
- 暖房出力:2.5kw
- サイズ:約432×310×310mm
- 重量:約5.6g
- タンク容量:約3.6L(MAX4L)
- 燃焼継続時間:約10〜12時間
- 燃料消費量:1時間あたり0.26L
▼公式サイトはこちら
https://www.fujika.co.jp/hipet/
▼フジカハイペットのストーブについて詳しくはこちら!
【フジカハイペット】2024年最新!価格や注文方法など魅力も合わせて解説
【おすすめ石油ストーブ3】Newアルパカストーブコンパクト「TS-77JS-C」
コンパクトでパワフルな火力が魅力の、韓国製アルパカストーブ。
2019年より耐震装置が付き、日本の安全基準(JHIA)をクリアしたモデルが販売されています。
日本製と比べると多少の粗さはありますが、フジカハイペットの入荷が待てない人の選択肢になるのではないでしょうか。
- 暖房出力:3.0kW
- サイズ:405×350×350mm
- 重量:約6.6kg
- タンク容量:3.7L
- 燃焼継続時間:約10時間
- 燃料消費量:1時間あたり0.293L
▼アルパカストーブの詳しいレビューはこちら!
【アルパカストーブTS-77JS-Cレビュー】冬を待たずに売り切れる大人気ストーブを開封レビュー!by SLOWCAMP
【レビュー】アルパカストーブ『TS-77A』の使い方&購入方法など 冬キャンプにおすすめ
【おすすめ石油ストーブ4】アラジン「ブルーフレームヒーター」
クラシカルなデザインがとにかくカッコいい。キャンプに限らず、家の中でもオシャレなインテリアとして置きたいアラジンのストーブ。
90年以上も姿を変えず親しまれてきたことから、メンテナンスをすることで世代を渡って長く愛用できる製品です。
「愛用品を大切に使っていきたい」そう考える人には、特におすすめ!
- 暖房目安:木造7畳・コンクリート10畳
- 暖房出力:2.68kw
- サイズ:H551×W388×D405mm
- 重量:8.5kg
- タンク容量:4.1L
- 燃焼継続時間:15時間
- 燃料消費量:1時間あたり0.26L
▼詳しいレビューはこちら!
【ブルーフレームヒーター】冬キャンプにピッタリなアラジンの石油ストーブ!メリット・デメリットとあわせて紹介します!
アラジンのレトロなストーブがカッコいい!ビンテージキャンプギアの扱い方をレクチャー
【おすすめ薪ストーブ1】WinnerWell (ウィンナーウェル) 「ノマドビュー M 」
高品質なステンレス製のノマドビューは、サビに強く耐久性抜群。
煙突などのパーツはストーブ内部に収納でき、コンパクトに持ち運べます。
ウォータータンクや専用バックなど付属品も充実しており、少し値は張りますが選んで後悔しない製品です。
窓が大きいので、焚き火の炎を楽しみたい人におすすめ!
- 素材:ステンレス304
- 組立サイズ:380×200×高さ2260mm(ストーブ+煙突)
- 収納サイズ:380×200×高さ210mm
- 重量:13kg
▼詳しいレビューはこちら!
キャンプが盛り上がる★おすすめ薪ストーブ ▶︎冬キャン初心者 本気の検討経緯を大公開! 〜テンマクデザイン?ウィンナーウェル?ワークタフ?〜
【おすすめ薪ストーブ2】ホンマ製作所「APS - 48DX」
Amazonでも売れ筋の「ホンマ製作所」の薪ストーブ。日本製で価格が抑えられている魅力的な製品です。
薪ストーブを使いこなすことに不安がある初心者には、価格と品質のバランスの取れたホンマ製作所のストーブが導入のハードルをグッと下げてくれます。
収納時は少しかさばりますが、煙突など必要なものが全てセットになっているので薪ストーブデビューに最適!
- 材質:ステンレス
- 本体サイズ:280×480×高さ445mm(煙突含む1830mm)
- 重量:6.9kg
●屋外専用です。
●アウトドアで調理したり、暖をとる際に大活躍。
万が一の災害時の備えにも。
●三面ガラス窓で癒やしの炎が存分に愉しめます。
●本体、煙突はステンレス製です。
●スモールサイズでラクラク持ち運び。
煙突径:φ100mm ※弊社ハゼ折り煙突専用
本体サイズ:W280xD480(煙突口まで:D520)xH445(煙突含:D655xH1830)mm / 材質:ステンレス / 重量:約6.9kg(本体のみ:約4.6kg) / 煙突位置:背面 / 最大薪長さ:400mm / 最大熱出力:3000kcal / 暖房面積:10〜15坪 / 付属品:エビ曲90°1個、専用半直筒3本、専用トップ1個、脚4本、煙突支えセット1式 / 生産国:日本 / 屋外専用
【よくあるご質問と回答】
Q:煙突を延長したいのですが、どの煙突を買えばいいですか?
A:φ100mm煙突の直筒(こちら)または半直筒(こちら)をお求めください。
Q:屋外専用とありますが、煙突を延長して室内で問題なく使用できますか?
A:室内での使用は想定外のため、弊社は室内での使用確認を行っておりません。問題なく使用できるかはお答えができかねますのでご了承ください。
▼詳しいレビューはこちら!
ホンマ製作所 薪ストーブ「ホンマ史上最小の時計型(APS-48DX)」を徹底レビュー!
▼ブラックカラーの【Black Edition】版のレビューはこちら!
ホンマ製作所「ステンレスストーブコンロセット APS-48DX」で薪ストーブデビュー!コスパ最強の3面窓付きの薪ストーブは、初心者でも簡単に設営できる『料理ができる薪スト』。暖かくて最高です〜!
【おすすめ薪ストーブ3】CAPTAINSTAG (キャプテンスタッグ)「KAMADO(かまど)煙突ガラス窓付角型ストーブ(UG-75)」
専用バッグが付いてコンパクトに持ち運べます。鉄製なのでサビに気を遣いますが、堅牢でタフなストーブ。
信頼のメーカー+窓付き+価格の点で、コスパに優れています。
足の高さが2段階に変えられるので、テントサイズやサイトの雰囲気に合わせて応用可能。
さまざまなキャンプスタイルを楽しむ人にピッタリ!
- 素材:鉄
- 組立サイズ:ハイ/600×510×高さ1070・1415・1770mm、ロー/470×360×830・1180・1530mm、
- 収納サイズ:480×270×高さ265mm
- 総重量:10kg
▼同じく「KAMADO」薪ストーブの(窓なしモデル)の詳しいレビューはこちら!
【キャプテンスタッグ薪ストーブKAMADO】簡単設営方法と活用術をご紹介! 筆者愛用の薪ストーブ
【サブ暖房器具】「カセットガスストーブ」「電気ストーブ」が使いやすい!
足元などをスポットで暖められるサブの暖房器具があると、作業中などに寒さを感じるシーンで重宝します。サブ暖房器具には、コンパクトで使いやすい「カセットガスストーブ」や「電気ストーブ」がおすすめです。
カセットガスストーブ | 電気ストーブ | |
燃料 | カセットガス | 電気 |
用途 | スポットを暖める | スポットを暖める |
メリット | ・電源不要で持ち運べる ・カセットガスをコンロなどと併用できる | ・換気不要で安全に使える |
デメリット | ・カセットガスの予備を 持っていく必要がある。 ・火災や一酸化炭素中毒に注意(※) | ・空気が乾燥する。 ・電源が必要。 ・キャンプ場によっては、電源付きのキャンプサイトで1,000W以上の電力が使えない場合がある ・遠赤外線タイプのものはやけどに注意 |
カセットガスストーブは立ち上がりが早く、すぐに暖を取りたいときに便利。長時間の使用には向きませんが、メインの暖房器具と併用すると頼もしい存在です。
一台あると、キャンプのみならず災害時の備えにもなります。
また、電気ストーブは、電源付きサイトで大活躍。換気不要で匂いもないので、小さな子どもが居るテント内でも安心して使用できます。
それでは、おすすめのカセットガスストーブと電気ストーブを紹介していきます。
【おすすめカセットガスストーブ1】センゴクアラジン「ポータブル ガス ストーブ」
先述の「ブルーフレームヒーター」が小さくなったデザインがオシャレなストーブ。天板でお湯を沸かすなど簡単な調理に使えます。
一般的なカセットガスストーブより大きく存在感があるため、デザインにこだわりのある人におすすめ!
- 本体サイズ:320x335x390mm
- 重量:5.7kg
- 発熱量:2.0kw(1700kcal/h)〜0.8kw(690kcal/h)
- 連続燃料時間:約1時間40分〜4時間20分
【おすすめカセットガスストーブ2】イワタニ「マイ暖」
定番のイワタニ製のストーブ。4つの安全機能を備え、15%省エネできるエコモードを搭載しています。
カセットガスの持ちを良くしたい人におすすめ!
- サイズ:312×222×290mm
- 重量:2.6kg
- 連続燃焼時間:約3時間20分/※エコモード:約3時間50分
▼イワタニの「マイ暖」について詳しくはこちら!
イワタニのカセットガスストーブ「マイ暖」は、冬でも大活躍!魅力や使い方を解説
【おすすめカセットガスストーブ3】イワタニ「風暖」
風暖はカセットガスを利用したファンヒーターです。遠赤外線で温めるストーブとの違いは、温風で暖めること。
日本製で5つの安全機能も付いているので、安全性にこだわりたい方に最適。
小型でパワフル、持ち歩けるストーブを探している人におすすめ!
- サイズ:438×319×260mm
- 本体重量:4.7kg
- 適応畳数:木造5畳・コンクリート7畳
- 発熱量:(標準)約2.0kW (弱)約1.3kW
- 連続燃焼時間 :(標準)約100分( 弱)約150分
▼詳しいレビューはこちら!
【お手軽カセットガスストーブ】さすがのイワタニ! 電源いらず・コードレスの「風暖」を紹介
【おすすめ電気ストーブ1】アイリスオーヤマ 「セラミックファンヒーター」
すぐに暖かい温風が出るのが嬉しい、セラミックヒーター。
筆者も使用していますが、やけどや一酸化炭素中毒の心配もなく衝撃があると消えるので、子どもがいるテントで使用するのにおすすめです。
サイズも比較的コンパクトで、ちょっとしたスペースで使いやすいのが便利!
- サイズ:260×135×385mm
- 電源:AC100V、50/60Hz
- 最大消費電力:1200W
- 電源コード長:1.8m
▼詳しいレビューはこちら!
【筆者愛用品レビュー】アイリスオーヤマ「セラミックファンヒーター」!寒い時期のキャンプにおすすめ!
【おすすめ電気ストーブ2】アラジン 「遠赤グラファイトヒーター(CAH-1G9D)」
キャンプに電気ストーブを持ち込むと生活感が出てしまいがちですが、アラジンならオシャレなデザインでコンパクト。
消費電力が少ないので、他の電気製品と併用できます。
雰囲気重視の人に特におすすめ!
- サイズ:W300×D300×H884mm(突起含む)・消費電力:900W
- 重量:3.5kg
【就寝時用の暖房器具】「電気毛布」「ホットカーペット」「湯たんぽ」がピッタリ
夜の冷え込みに備えて、朝まで使える暖房器具があると安心です。特におすすめなのが「電気毛布」「ホットカーペット」「湯たんぽ」です。
電気毛布 | ホットカーペット | 湯たんぽ | |
用途 | テント内で寝袋の下に敷き、ひざ掛けとしても使える。 | テント内で寝袋の下に敷く。 | 寝袋の足元など中に入れる。 |
メリット | ・ホットカーペットよりコンパクトに持ち運べる。 | ・テント全体の足元が暖かくなる。 ・パワーがあり底冷えを感じにくい。 | ・電源や石油など燃料が不要。 ・気軽に持ち運べ、繰り返し使える。 |
デメリット | ・電源が必要。 ・テント全体に使うにはサイズが小さい。 | ・電源が必要。 ・持ち運びがやや不便。 | ・お湯を用意する手間がかかる。 |
電気毛布はコンパクトで、持ち運びやすいのがメリット。電源サイトはもちろん、消費電力が少ないため、容量が少ないポータブル電源でも対応できます。使い方の自由度も高いので、一枚あるととても便利です。
荷物に余裕があれば、電気毛布よりパワーのあるホットカーペットが快適です。電気毛布と比べると消費電力はやや大きいですが、大型のポータブル電源であれば十分に対応可能!
また、寝袋の中を優しくじんわり温めてくれる湯たんぽは、電源や燃料が不要なので電源がないサイトや、ポータブル電源がない場面でも使える優れものです。
いずれも安全性の高いアイテムではありますが、漏電や、長時間の使用での低温やけどには注意が必要です。
それでは、電気毛布・ホットカーペット・湯たんぽのおすすめ製品をそれぞれチェックしていきましょう!
【おすすめ電気毛布1】山善 ふんわりやわらか 電気掛・敷毛布
厚みがある生地で暖かい毛布。3サイズ展開で「ふんわりやわらか」「ふわふわもこもこ」の2種類のバリエーションがあります。
大きいサイズなら子どもと一緒に使えるので、ファミリーキャンパーにピッタリ。
毛布としても、ブランケットとしても、幅広いシーンで使えます。
- 本体サイズ:188×130cm
- 本体重量:0.76kg
- 材質:ポリエステル100%
- 消費電力:75W
- 消費電力量:13~57Wh
【おすすめ電気毛布2】Sugiyama 電気敷き毛
日本製のコスパのいい電気毛布。コンパクトに折り畳めるので、家族の人数分揃えてもかさばりません。
薄めの素材ですが、しっかり暖かさは感じられるのでコスパ抜群の製品!
- サイズ:140×80cm
- 本体重:0.7kg
- 素材材質:ポリエステル70%、アクリル30%
- 定格消費電力:55W
- 消費電力量:3~31Wh
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【筆者愛用】寒い秋冬キャンプに必須 手洗いOKなおすすめ電気毛布と使い方をご紹介
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冬キャンプにおすすめの電気毛布10選!USB充電タイプは電源なしサイトで活躍
【おすすめホットカーペット1】パナソニック「着せかえカーペット用ヒーター(DC-2JN)」
断熱材入りで1cmの厚みがあるホットカーペット。ふかふかのマットで寝心地もアップします。
就寝時の寝心地をより良くしたい人におすすめです。ただし、就寝中にずっと電源を入れていると低温やけどや脱水症状のリスクがあるので、就寝直前までの使用に留めましょう。
- サイズ:176×176×1cm
- 本体重量:4.2kg
- 畳数:2畳相当
【おすすめホットカーペット2】ライフジョイ 「ホットカーペット(JPU151)」
コンパクトなホットカーペットを探している人には、ライフジョイの「ホットカーペット(JPU151)」がおすすめです。
生地が柔らかいため折りたたみやすく、持ち運びにも便利なモデルです。
本製品は1.5畳相当の広さで、1人で使うのにピッタリなサイズ感ですよ。
- サイズ:約128×176cm(1.5畳相当)
- 消費電力:約300W(50/60Hz)
▼ホットカーペットの比較レビュー記事はこちら!
【ホットカーペット(ニトリ・山善など)6選】電気マットは冬キャンプの防寒対策に最適!
【おすすめ湯たんぽ1】マルカ「湯たんぽA(エース) 2.5L 袋付」
メッキ製で直火温められる湯たんぽです。コンロやストーブの上に置いて繰り返し加熱して使用できるので、お湯を入れ替える手間を省けるのが嬉しいポイント。
エコに使えるのも美点ですね!
- サイズ:29.5×21.6×7.4cm
- 重量:610g
- 容量:約2.5L
▼ミニサイズもあります
▼マルカ「湯たんぽA 2.5L 」を含む、金属製湯たんぽの比較レビューはこちら!
昔ながらの金属製トタン湯たんぽ3種をレビュー! どのサイズが最適解!? 保温力を検証
【おすすめ湯たんぽ2】ロゴス「ソフト湯たんぽ」
もっちりとした感触が気持ちのいい湯たんぽ。身体に沿った形にフニャっと曲がるので、使い心地はバツグンです。
手のひらサイズで、携帯に便利です。
価格が高めですが、高性能なので、ギアにこだわりのある人におすすめです。
- サイズ:23×16×8cm
- 重量:160g
- 容量:1L
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【もっちり湯たんぽ】画期的な素材を使ったLOGOS(ロゴス)のソフト湯たんぽを徹底レビュー
【おすすめ湯たんぽ3】ダイソー「湯たんぽ by 尾上製作所」
おなじみの尾上製作所の湯たんぽが、なんとダイソーで手に入ります。
リーズナブルなので、手軽に家族の人数分を揃えられます。
とりあえず低価格な湯たんぽがほしい!という人におすすめ。
▼詳しいレビューはこちら!
【レビュー】100均ダイソー湯たんぽ by 尾上製作所を徹底解剖 冬キャンプにピッタリなあったかグッズ
【おすすめ湯たんぽ4】充電式湯たんぽ
やけどの心配が少なく、安心して使える充電式の湯たんぽもおすすめです。
自宅で充電しておけば、電源がないサイトでも使えます。
お湯を準備する必要がないので、手軽に使いやすいのが魅力。
- サイズ:26×17.5×5cm
- 重量:1600g
- 消費電力:最大400W
- 蓄熱温度:70℃
- 蓄熱時間の目安:約15分
▼「充電式のおすすめ湯たんぽ」については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています!
【2022年最新版】「充電式湯たんぽ」のおすすめ8選!火・お湯不要でキャンプに最適
【プラスαのアイテム】暖房器具と一緒に使うと効果的なアイテムもチェック!
積載や予算に余裕があれば、サーキュレーターやストーブファンといったサブアイテムをプラスするのがおすすめです。
以下のようなサブアイテムを追加することで、暖房効率をアップさせられて、より暖かく、快適に過ごせます。
ポータブル電源 | サーキュレーター | ストーブファン | |
用途 | ・USBやコンセントを備えた大型のバッテリー。 ・電源のないサイトでも電気製品が使用できる。 | ・テント内の空気を循環させる。 ・暖房の暖かい空気を全体へ循環させる。 ・夏の換気にも役立つ。 | ・対流式の石油ストーブと一緒に使うと、暖かい空気が空間全体に循環する。 |
特徴 | ・仕様や電力容量が さまざまで、人数や日数など状況に合わせて選ぶ。 | ・小型で持ち運びしやすい。 | ・ストーブの上部に 直接取り付けるコンパクトな製品。 |
【おすすめポータブル電源】Jackery「ポータブル電源 1000 Plus」
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【おすすめサーキュレーター】アイリスオーヤマ「サーキュレーター PCF-MKM15」
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【おすすめストーブファン】KTJ「ストーブファン」、FIELDOOR(フィールドア)「ストーブファン」
暖房器具で万全の備えをして冬キャンプに出かけよう!
冬キャンプは、暖房器具でしっかり対策をすると快適に過ごせます。
荷物は増えますが、石油ストーブなどのメインの暖房器具にプラスして、サブの暖房器具と就寝時に使えるアイテムを持っていくのがおすすめです。
いろいろな暖房器具があるので、私も冬キャンプデビューのときには迷いました。ただ、試行錯誤のうえ、現在は、トヨトミのレインボーとアイリスオーヤマのセラミックヒーター、人数分の電気毛布とUSBで給電できるホットカーペットを持っていっています。
冬キャンプには他のシーズンとは一味違った魅力もあるので、寒さ対策に十分な備えをして、ぜひ冬キャンプに出かけましょう。
▼冬キャンプの寒さ対策・おすすめギアはこちらの記事も参考にどうぞ!