ホットカーペット・電気マットはキャンプ初心者におすすめ! 安価・普段使いできる&扱いやすい防寒アイテム
当たり前のことですが、冬キャンプ寒さが厳しいため防寒対策は必須ですね。特にテントの中は地面からの冷気が伝わりやすく底冷えするため、入念に環境を整える必要があります。
アウトドア用品店では、雪上キャンプ対応のマット、ダウン素材のブランケットなど、様々な冬用のキャンプ商品が取り揃えられています。
しかし、これら本格的なキャンプ用品は、少々値が張るのも事実。これからキャンプを始めようとしている初心者や、たくさん使う予定がない方であれば、購入をためらうのも無理はありません。
ホットカーペットなら普段使いもできるうえ、値段も比較的安価。ご自宅でお使いのものがあれば、それをキャンプで使うこともできます。床面からじんわり温めることができるため、底冷えに太刀打ちできる心強い味方なんです!
ホットカーペットを入れたテントの中で、読書や編み物に興じるゆったりした時間も素敵かもしれませんね。
【ホットカーペットの注意点】就寝時は使用不可! キャンプ場では電源確保・屋外用延長コードも要チェック
ホットカーペット注意点1:就寝時は使えないため あくまで補助的な使用を!
ホットカーペットには、低温やけどの危険性があります。低温やけどは体温より少し高い温度のものに長時間触れていることで発症します。
痛みを感じにくいために、気付きにくいことが特徴です。また、皮膚の奥深くが損傷するため、通常のやけどより治りにくいとも言われています。
メーカーでは低温やけど防止の観点から、就寝時のホットカーペットの使用を禁止しています。必ず就寝前に電源をお切りください。また直接熱源に触れないよう、ホットカーペットカバーの用意もお忘れなく!
常時使用しないことを前提として、ホットカーペットに頼らない基本的な寒さ対策も、並行してご準備することも大切です。またホットカーペットの下に銀マットを敷くことで、断熱と保温ができますよ。
ホットカーペット注意点2:キャンプ場での電源確保について
電源のないキャンプサイトでは、ホットカーペットを使うことが出来ません。ホットカーペットの使用を考えるなら、電源サイトがあるのかどうかを事前に確認することが大切です。
またホットカーペットは消費電力の高い電化製品です。キャンプサイトでは使える電力が決められており、ホットカーペットを使うことで他の電化製品が使えなくなる可能性もあります。
製品のワット数と、他に持ち込む電化製品のワット数、キャンプサイトで使えるワット数も併せて確認しましょう。テントまで電源を引くためには、延長コードが必要です。
延長コードはそれぞれ使用場所が定められているため、必ず屋外用のコードをご用意ください。屋内用の延長コードを屋外で使用すると、雨が降った際に感電する恐れがあります。
Kowa(宏和工業)防雨型 延長コード 10mのご購入はこちらから!
【おすすめホットカーペット(大型)3選】ニトリ・山善・広電は消費電力が少ないモデルもあり冬キャンプにおすすめ
家族やグループでのキャンプにおすすめ! 大判ホットカーペット
3~4人用のテントをご使用の場合、テントの底面が200cm×200cmのものが多いため、収まりのよい2帖タイプ(約176cm×約176cm)のものをおすすめします。それぞれのメーカーではサイズ展開があるため、それ以上の大きなテントであれば、3帖サイズもご検討を。
ここでは薄く畳んだ際に、コンパクトになることが特徴の2帖タイプホットカーペットをご紹介します。
おすすめホットカーペット1:ニトリ ホットカーペット 約2帖
家具・インテリアメーカーのニトリのホットカーペット!安価で手に入れやすいことが特徴ですね。また速暖機能搭載ですぐに暖かくなるのも嬉しいです。専用の収納バックが付属しているので、持ち運びや設営・撤収の際にも不用意な汚れを防ぐことができます。
おすすめホットカーペット2:山善 ホットカーペット 2帖タイプ SUE-S201
「小さく折りたためる」という名の通り、収納の際は16折にもなるコンパクトなホットカーペットです。また、本体生地表面に「トリプルフレッシュ」という技術を採用しており、空気中のニオイを吸着し消臭することができます。
おすすめホットカーペット3:広電 小さくたためる 電気カーペット 2帖タイプ VWU2013
広電はホットカーペットや電気毛布など、暖房器具を主に製造しているメーカーです。消費電力が480Wと比較的少ないため、他の電気機器との電力の兼ね合いが気になる方におすすめです。また、電熱線に空気を取り込む独自手法によって、温かさを持続する効果があります。