キャンプで快適に料理をするために必須なクッカー。たくさんのアウトドアブランドが素材や形、大きさなどにこだわって販売しています。今回はそんなクッカーを選ぶときのポイントと、おすすめのクッカーをご紹介していきます!

キャンプ用の「クッカー」とは?

画像: キャンプ用の「クッカー」とは?

「クッカー(cooker)」とは英語で「調理器具」を意味しますが、キャンパーのなかではキャンプ用の鍋やフライパンを指して「クッカー」と呼ばれています。

荷物をできるだけ減らしたいアウトドアシーンで、フライパン兼お皿の代わりとして使えるとても便利なアイテムです。

キャンプ用のクッカーは、屋外に持ち運んで使用することを想定してつくられているので、使いやすい工夫が盛りだくさん。

耐久性が高いのはもちろん、軽量、重ねて収納できる、直火OKなどアウトドアでも使いやすい工夫がほどこされています。

わたしもいくつか持っていますが、クッカーを実際に使っているなかで、「こんな工夫がされてるのか!」と感動することがあります。

【クッカーの選び方】キャンプ初心者向けにポイントを4つ解説!

クッカーを選ぶときに重視したいポイントは全部で4つです。

ポイント1:素材(チタン・アルミ・ステンレスの違い)

キャンプ用のクッカーで主に使われている素材は

  • チタン製
  • アルミ製
  • ステンレス製

の3つ。

▼チタン製のクッカー

画像1: happycamper.jp
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▼アルミ製のクッカー

画像2: happycamper.jp
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▼ステンレス製のクッカー

画像3: happycamper.jp
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まずは素材について、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します!

素材メリットデメリットおすすめの用途
チタン・軽量
・耐久性が高い
・金属臭が少ない
・食材の匂いがつきにくい
・焦げやすい
・値段が高いことがある
・簡単な炒め物
・少量の鍋料理
アルミ・熱伝導率が高い
・焦げにくい
・値段が安い
・保温性が低い
・衝撃に弱い
・炒め物
ステンレス・保温性が高い
・耐久性が高い
・熱伝導率が低い
・焦げやすい
・比較的重い
・インスタントラーメン
・カップスープ

使う用途に適した素材を選びましょう!

ポイント2:形状(縦型・鍋型・フライパン型)

次に、クッカーの形状別の特徴を見てみましょう!

形状特徴おすすめの用途
縦型・食材や道具を中に収納できる
・コンパクトサイズ
・高さがある食材を調理しやすい
・インスタントラーメン
・レトルト食品
・パスタ
鍋型・サイズのラインナップが豊富
・バーナーに乗せても安定感がある
・炊飯
・煮込み料理
フライパン型・熱の伝わりが良い
・浅いので洗いやすい
・炒め物
・煮込み料理

上記の他にも、

  • 丸型か角型か
  • 深さ
  • 蓋の有無(お米を炊く場合はすき間なく閉められるように!)
  • メモリの有無
  • 注ぎ口の有無

などもクッカーを選ぶ上で大切なポイントです。

ポイント3:サイズ

クッカーは、使用する人数や使うシーンに合わせたサイズ選びをする必要があります。

1人用なら500~900mLで十分。

湯沸かしやラーメン作りに対応できるサイズです。

湯沸かしと同時に料理をしたい場合は、もう1つクッカーを用意するのがおすすめです。

2人以上の場合は、人数1×700mL程度を目安にしましょう!

余裕があれば、大・中・小のクッカーがあれば作れる料理や品数が幅広くなります。

ポイント4:収納性・軽量性

クッカーに限らず、キャンプグッズを選ぶのにどうしても気になるのが収納性と軽量性。

以下のようなポイントに注目してくださいね。

  • 取っ手を折りたためるか
  • 収納サイズや重さ
  • スタッキングできるか(重ねて収納できるか)

特にツーリングキャンプや登山で使う人は、荷物をコンパクトにするためにも要チェックです!

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