ワンランク上のキャンプ料理を楽しみたいなら、おすすめしたいのが燻製です。家とは違い、煙をあまり気にしなくてもいいアウトドアは、燻製作りにピッタリの環境。今回は、初心者でも失敗しない燻製作りのコツと、おすすめの燻製器を紹介します!

キャンプ燻製を始める前に知っておきたい4つのポイント

1)熱燻、温燻、冷燻、どの方法で燻製する?

燻製はその燻(いぶ)す温度によって、熱燻、温燻、冷燻の3種類があります。

【熱燻】

キャンプなどでお手軽に燻製を楽しみたいときは、80度以上の高温で燻し10分〜1時間程度の短時間で仕上がる熱燻がおすすめ。燻製といってもこちらは薫り付け程度で、保存性はほとんどありませんが、すぐに食べるなら問題なし。燻製の風味と美味しさを手軽に楽しむことができますよ。

【温燻】

60度から80度程度で加熱しながら3時間〜5時間じっくりと燻す方法です。身近な例としては、ハムやベーコンなどがよく作られます。市販のスモーカー(燻製器)を使って作れるため、個人でも比較的簡単にチャレンジできます。

時間をかけて燻すことで煙が食材に入り込み、燻製独特の歯ごたえや風味を強く楽しめますよ。キャンプでは、料理にじっくり時間がかけられる日にトライするのがおすすめです。

【冷燻】

涼しい場所で時間をかけて燻す方法です。生ハムやスモークサーモンは、この冷燻で作られます。できあがった燻製は長期保存が可能ですが、専用の設備が必要で1ヶ月近く手間暇がかかるので、個人で作るには不向きです。

2)キャンプ燻製におすすめの食材は、おつまみ系!

キャンプではどうしても時間の制限や火力の不安定さなどがあるので、火の通りが心配です。よって、加熱済みか加熱不要の食材を使うのが安全です。おすすめはゆでたまごやチーズ、ナッツなどのおつまみ系。熱燻法で燻製することで風味がしっかりついて、美味しいおつまみになりますよ。

画像: 2)キャンプ燻製におすすめの食材は、おつまみ系!

3)キャンプ燻製に必要な道具「燻製器」の選び方

燻製に必要な道具は、もちろん燻製器です。燻製器には大きく分けて、スモークチップを使うタイプとスモークウッドを使用するタイプの2種類があります。

【スモークチップタイプ】

コンロや炭火など、他に熱源があるときに使える燻製器のタイプです。

【スモークウッドタイプ】

スモークウッド自体に火をつけて燻せるため、熱源を必要としない燻製器のタイプです。

また、キャンプで燻製器を使う場合は、持ち運びが簡単なコンパクトスモーカーや、安価なダンボール製スモーカーがおすすめです。この記事では、のちほどキャンプに適した燻製器をご紹介します。

4)燻製ができる場所かどうかを確認して

オートキャンプ場やBBQ場によっては、燻製を禁止している場所もあります。事前にWEBサイトなどで確認しておきましょう。また、たとえ禁止されていなくても、混んでいる場所では煙でトラブルになることも。楽しくキャンプ燻製を楽しむためにも、周りへの配慮を忘れずに!

画像: 4)燻製ができる場所かどうかを確認して

初心者でも失敗しない燻製作りの3つのコツ

1)なるべく水分の少ない素材を燻製する

燻製に失敗する一番の原因は、「素材の水分が多すぎる」ことです。素材の水分が多いと、燻製の煙と反応して酸味や苦みが出てしまいます。水分の多い食材は脱水シートにくるんでおくと、浸透圧の効果で余分な水分を吸い取ってくれます。

2)風から燻製器を守る

野外での燻製の敵は雨と風です。雨は言わずもがなですが、風が強いと火が消えてしまったり、紙製の燻製器は最悪の場合、火が燻製器に燃え移ってしまう危険性も。可能ならレジャーシートやテント、大きな板などで燻製器を囲むように風よけを作り、安全に燻製を楽しみましょう。

3)火が消えないように注意する

特にスモークウッドを使うタイプは、火がなかなか着きづらく、着いてもすぐに消えてしまうという失敗がよくあります。空気の通り道を確保する、最初の着火でしっかりと火を着けるなど、注意が必要です。

これらのことに注意をすれば、燻製はそんなに難しくありません。ここからはキャンプにおすすめの燻製器をご紹介しますので、ぜひコツをふまえて燻製を楽しんでください!

1.ダンボール製なので安価で軽い。劣化したら使い捨てられる!
SOTO(ソト) 燻家(スモークハウス) ST-114

温燻を手軽に行えるのがこちらの「SOTO 燻家」。ダンボール製のスモーカーに、燻製に最低限必要な道具がセットになったお手軽燻製セットです。このスモーカーと、バーナーなどの着火道具、食材を準備すれば燻製の準備はOK。

お試し用ミニサイズのスモークウッドや網、ウッドを置くお皿はもちろん、フックや金棒までセットになっているので、肉や魚を吊るしての燻製ができます。ダンボール製ですが丈夫なので、くり返し使用できるコストパフォーマンスの高さと、劣化したら捨てられる気楽さもポイントです。

デメリットとしては、紙製のスモーカーは燃えてしまう危険性があるので熱燻製はできないこと。また、ダンボールゆえに水や風に弱いので、水濡れはもちろん、風で吹き飛ばされると火が燃え移ってしまう危険があるので、十分に気をつけてください。

2. 見た目が可愛く、吊るし用の棒が竹で捨てやすい!
キャプテンスタッグ ログハウス スモーカー・ブロックセット UG-1052

同じくダンボール製の燻製セットです。ログハウスをイメージした燻製器はデザインが可愛らしいですね。SOTOの燻家と同様にスモークウッドを使用する温燻向きで、くり返し使用することができます。

ダンボール製の燻製器は、劣化したらゴミとして捨てればいいので、シーズンオフの収納場所に困りません。吊るし用にセットされている棒が金属製ではなく竹なのもポイント。使い終わったら折って可燃ごみとして捨てられるので、洗う必要がないのが良いですね。

3. コンパクトで洗練されたデザインで、お手入れが簡単!
snow peak(スノーピーク) コンパクトスモーカー

高品質なアウトドアグッズ作りで定評のある国内ブランド、snow peakのコンパクトスモーカーです。こちらはお好みのスモークチップを使用して、外からコンロや炭火などで熱を与えるタイプ。両手で持てるほどの小型設計ですが、網が2段あるので意外と容量は大きく、たくさんの食材を燻製できます。持ちやすい取っ手がついているので、食材を入れたままの持ち運びも簡単です。

2段重ねの網の下には、食材から滲み出る脂や水分がスモークチップにかからないようにする汁受け皿がついています。汚れや引火を心配せずに燻製を楽しめるのも親切な設計です。シンプルで洗練されたデザインは使いやすくて、お手入れも簡単。長く使える逸品です。

4. 三角形でかわいいデザイン。たためばわずか45mmのコンパクトさ
UNIFLAME(ユニフレーム) インスタントスモーカー

日本の高品質アウトドアグッズメーカー、UNIFLAMEのコンパクトスモーカーです。こちらも金属製でスモークチップを使うタイプなので、スモーカーを乗せられるようなコンロやバーナーが必要になります。三角形の特徴的な外観が目を引く本体は、折りたためば厚さわずか45mm。使わないときや収納時も邪魔になりません。

コンパクトな分、やや容量は少なめですので、少人数でのキャンプや、サブ料理として燻製を楽しむときに活躍します。なお、汁受け皿はついていないので、油や水分が落ちるのを防ぐためにチップの上にアルミホイルを被せたり、油分、水分の多い食材は避けたりするなどの工夫が必要になります。

お手軽な燻製道具で、ワンランク上のキャンプ料理を楽しもう

画像: お手軽な燻製道具で、ワンランク上のキャンプ料理を楽しもう

燻製ができるようになると、キャンプ料理の幅もぐっと広がります! すぐに食べられるおつまみ系はもちろん、慣れてきたら釣った魚をその場で燻製にするなど、様々な楽しみ方ができますよ。何より青空の下で行う燻製は開放感抜群。ダンボール製の燻製器ならコストも安く必要なものが揃っているので、まずはここからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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