ピチットシートは脱水シートのこと 魚や肉の水分が抜けてさらに美味しく! 注意は過度な脱水!

筆者撮影
ピチットシートとは、オカモト株式会社より発売されている脱水シートのことです。
基本的な使い方は、脱水したい食材をピチットシートで包むだけ。
お刺身などを包むと、余分な水分とともに臭みも抜けて美味しく食べることができます。
また、魚や肉類だけでなく野菜でも有効活用することができます。
例えば、ハンバーガーに挟むトマトをパンに挟む前にピチットシートに包んでおくと、トマトの水分がパンに移って水っぽくなることを防げます。
使用者の工夫次第で様々な有効活用ができるピチットシートですが、注意する点が1つあります。
それは、過度の脱水です。
お刺身を例に挙げると、長時間ピチットシートに包んでいるとカピカピになってしまいます(表面だけなので水分が抜けすぎたところだけトリミングすれば問題ないですが)。
パッケージに書いてある、適切な時間で脱水を行いましょう。
ピチットシートには3種類のラインナップ お刺身や干物などレシピごとのおすすめタイプを解説!
現在、販売されているピチットシートには3種類のラインナップがあります。この3種類のピチットシートの特徴を紹介します。
オカモト 業務用ピチット マイルド(低吸収タイプ)お刺身や生鮮食品の管理におすすめ
釣った魚やスーパーで買ってきたお刺身を食べるときに使用するのが、このマイルドです。
盛り付ける前にこのマイルドを使用すれば、味がワンランクアップすること間違いなしです。
オカモト 業務用ピチット レギュラー(高吸収タイプ)冷凍から干物づくりにおすすめ
食材を冷凍するときは、このピチットシートに包んで冷凍すると解凍時にドリップが出にくくなります。
また、それだけでなく一夜干しの干す工程においてこのピチットシートを使用することで、時短になると同時に衛生面の心配が減ります。
オカモト 業務用ピチット スーパー(超高吸収タイプ)干物や燻製作りにおすすめ
スーパーレベルの吸収力になると、開いた魚に塩をふってこのシートに包んで半日~1日おくだけで干物が完成します。
また、燻製を作成する際は、何回かシートを交換して脱水すると大幅な時間短縮になります。
【ピチットシートの使い方・レシピ①】『マグロ漬け丼』 マグロの刺身を脱水してタレに漬け込むだけ!

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【材料】
- マグロの刺身:好きなだけ
- 醤油:100ml
- 酒:50ml
- みりん:50ml
- ニンニクチューブ:少々
- しょうがチューブ:少々
- 鷹の爪:少々
1)マグロの刺身をピチットシートで脱水
しっかりとピチットシートで包み、余分な水分を取り除きましょう。
そうすることで、臭みが取れるとともに、よりタレが染み込みやすくなります。
※レギュラー使用で30分脱水
2)漬けタレ作り
材料を鍋に入れて加熱します。沸騰してアルコールが飛んだら火を止めて粗熱を取ります。
3)漬け込み
ピチットシートで脱水したマグロの刺身を、作ったタレに漬け込みます。
ジップロック等を使用すると、少ないタレでも均等に漬け込むことができます。
4)完成
ご飯に盛りつければ完成です。
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