【スモーク入門】自宅で燻製するために必要な道具は? 初心者はすべて揃っている「燻製器」がおすすめ!
「燻製」と聞くと一見難しそうに聞こえますが、必要な道具は少なく、初心者でも簡単に作れるアウトドア料理です。ベランピングでも、できちゃいます!
燻製には煙にあてる時間と温度により、「熱燻法・温燻法・冷燻法」の3つの方法があります。
家で行う場合は、80~150度に保つ熱燻法が簡単でおすすめです。
この方法は食材の長期保存向きではありませんが、温度管理が比較的簡単で初めて燻製料理に挑戦する人向きです。
熱燻法の燻製に必要な道具は以下の2つだけ!
1. 燻製器
2. スモーク材
以下でそれぞれ詳しく紹介していきます。
【燻製器】おいしい燻製作りには「温度管理」が重要!
燻製器を使用せずに段ボールを活用して燻製をする方法もありますが、初心者は燻製中の温度がわかる温度計付き燻製器を使用するのがよいでしょう。
我が家は、燻製専用ではありませんが、Coleman(コールマン)の「キャンプオーブン」を使用しています。
これは、折り畳んでコンパクトになり持ち運びしやすいのはもちろん、オーブンのようにアウトドアでパンやピザを焼くことが可能です。
本体に温度計がついているので、燻製中の温度がわかる点は燻製向きです。
▼コールマン「キャンピングオーブンスモーカー」
▼コールマン「413Hパワーハウス(R) ツーバーナーストーブ」の上に乗せて使うとサイズもぴったり!
【スモーク材】燻製の味を左右する煙のもと
スモーク材の形状は大きく分けて以下の2種類があります。
- チップ状になっているスモーキングチップ
- 棒状になっているスモーキングウッド
そして、燻製の味を左右する煙のもととなる木は数種類あり、主流はサクラやヒッコリーですが、そのほかにもクルミやリンゴなどあり、それぞれ肉向き、魚向きなど特徴が異なります。
チップの場合は数種類ミックスすることが可能ですが、まずは定番のサクラかヒッコリーでチャレンジして、その後自分好みの香りや組み合わせ構築していくとよいでしょう。
筆者が住むアメリカでは、スモーク材として木の塊「Wood Chunks」が主流で、我が家はこれを使用しています。
ただし、これは火の管理が多少難しいので、初めて行う人は熱源が必要なく、煙の管理がしやすいスモークウッドがおすすめです。
【注意点】匂いや煙が気になる場合は換気をしっかりすればOK!
燻製をする際にネックになるのが煙と匂いだと思いますが、一般的な燻製機であればフタをするものが多いので煙や匂いはそこまで気になりません。
もしフタをしても気になるようでしたら、換気扇をまわすなど換気をしっかりすれば問題ありません。
【おすすめの燻製器4選!】簡単調理で初心者でも自宅で作りやすい!
ここでは自宅で簡単に燻製料理が作れる、おすすめの燻製器をご紹介します。
1. SOTO「スモークポットCoro」
カラフルな色やコロンとした形がかわいいSOTOの「スモークポットCoro」。
密閉性の高いフタが採用されているので、一般的な燻製器よりも煙が出づらいのがポイントです。
▼詳しくは愛用者のレビューをチェック!
2. コールマン「コンパクトスモーカー」
シンプルでおしゃれなデザインのコールマンの「コンパクトスモーカー」。
レシピが不要で短時間で燻製が作れるため初心者におすすめです。
煙が漏れにくい構造になっているため、自宅でも使えますよ!
▼詳しくは愛用者のレビューをチェック!
3. ロゴス「LOGOSの森林 スモークタワー」
燻製専用に作られているロゴスの「森林スモークタワー」は、温度計、スモーク材入れ、S字フックなどこれ1つで燻製に必要なモノが揃っています。
4. SOTO「燻家(スモークハウス)」
また、手軽に燻製を楽しめるダンボール燻製器セットであるSOTOの『燻家(スモークハウス)』もあります。
これなら初心者でもかなり手軽に燻製を楽しめますね。
▼詳しくは愛用者のレビューをチェック!
自宅にあるもので作るなら「鉄フライパン」や「メスティン」でも◎
「いきなり燻製器を買うのはちょっと…」という方は、まずは自宅にある「鉄フライパン」やキャンプで使う「メスティン」でも燻製を作ることができます!
ただし燻製器を使わない場合は、金網やサイズの合うフタなどを自分で用意する必要があるので、以下の記事を参考に用意してみてくださいね!
▼「鉄フライパン」で燻製を作る方法
▼「メスティン」で燻製を作る方法