私にとって「キャンプをする」という意味の半分は、「焚き火をする!」ということが含まれていると言っても過言ではないほど、キャンプと焚き火は切り離せないものになっています。そこで、近年焚き火をする上での安全対策やマナーの一つとして注目を集めている「焚き火シート(焚き火台の下に敷く防炎シート)」について紹介したいと思います。実際に購入した3種類とおすすめ焚き火シート4つを比較しました。

他にもおすすめ焚き火シートあり! ガラス繊維タイプ&カーボンフェルトタイプから厳選4アイテムをご紹介

筆者が実際に愛用している焚火シート以外にもさまざまなアウトドアブランドから発売されています。今回は厳選4アイテムをご紹介します。

おすすめ焚き火シート④ ディーオーディー(DOD) タキビバビデブ

画像4: 【おすすめ焚き火シート7選】ロゴスなどの「焚き火シート」を使い比べレビュー! 焚き火をより安全に楽しく
DOD(ディーオーディー) タキビバビデブーM 焚き火台シート 耐火【収納バッグ付】 FR3-754-KH カーキ
サイズ:(約)W100×D100cm
厚さ:(約)0.2mm
収納サイズ:(約)W33×D20×H5cm
重量(付属品含む):(約)460g
材質:ガラス繊維(両面シリコン加工)
連続使用温度:(約)250℃
必ず耐熱温度内でご使用ください。また断熱シートではないため地面への熱を遮断できるわけではありません。
シートの上で直火はできません。
製品の仕様上、折り目部分が目立ちやすく、またこの部分よりシリコン加工が薄くなったり剥がれたりする可能性があります。
¥2,537
2021-11-28 18:42
DOD タキビバビデブーM [FR3-754-KH] スペック
総重量(約)460g
サイズ(約)W100×D100cm
収納サイズ(約)W33×D20×H5cm
主素材ガラス繊維(両面シリコン加工)
特徴厚さ:(約)0.2mm
連続使用温度:(約)250℃

DODの焚き火シートは「ガラス繊維×シリコン加工」です。ガラス繊維で燃えにくく、シリコン加工でお手入れのしやすさ・ガラス繊維独特のチクチク感を軽減しており扱いやすい焚き火シートになっています。

また、八角形になっている焚き火シートなので焚火台を囲いやすく、グループキャンプなどにおすすめです。持ち運びに便利な収納袋も付いています。

おすすめ焚き火シート⑤ コールマン(Coleman) ファイアープレスシート

画像5: 【おすすめ焚き火シート7選】ロゴスなどの「焚き火シート」を使い比べレビュー! 焚き火をより安全に楽しく
コールマン(Coleman) 焚き火シート ファイアープレイスシート 約80×80cm
使用サイズ:約80×80cm
収納時サイズ:約22cm× 22cm×4cm
重量:330g
¥2,076
2021-11-28 18:49
Coleman ファイアープレイスシート [2000037303] スペック
総重量330g
サイズ約80 x 80cm
収納サイズ約22cm× 22cm×4cm
主素材グラスファイバー
特徴耐熱性600℃ 
ハトメつきで地面に固定可能---

アメリカの老舗アウトドアブランドColeman(コールマン)からも焚き火シートが発売されています。こちらはグラスファイバーの焚き火シートです。

ペグで固定するときに便利な穴が4つ端に付いている点と、80cm×80cmで正方形で扱いやすいのもおすすめポイントです。

おすすめ焚き火シート⑥ バンドック(BUNDOK) 焚火シート

画像6: 【おすすめ焚き火シート7選】ロゴスなどの「焚き火シート」を使い比べレビュー! 焚き火をより安全に楽しく
BUNDOK(バンドック) 焚き火 シート BD-498 カーボンフェルト 耐火 マット
サイズ:約600x600x3.5mm
重 量:約140g
材 質:カーボンフェルト
耐熱温度:約700℃
生産国:中国
¥1,164
2021-11-28 19:08
BUNDOK 焚火シート [BD-498] スペック
総重量140g
サイズ約600×600×3.5mm
収納サイズ約200×370×40mm
主素材カーボンフェルト
特徴耐熱性700℃

株式会社カワセのアウトドアブランド「BUNDOK(バンドック)」の焚き火シートもおすすめです。手頃で扱いやすい設計のアウトドア用品が豊富なバンドック。

カーボンフェルト製の焚き火シートでガラス繊維製のチクチク感がなく、携帯製に優れています。耐熱温度も約700℃と安心です。

おすすめ焚き火シート⑦ キャンドゥ(Can Do) 焚火用シート

画像7: 【おすすめ焚き火シート7選】ロゴスなどの「焚き火シート」を使い比べレビュー! 焚き火をより安全に楽しく
焚き火用シート【公式】≪1個からお届け≫Can★Doネットショップ
100円ショップCan★Doの公式通販サイトです。焚き火用シートを1個からお届けします。「まいにちに発見を。」をスローガンに、昨日よりもちょっといい今日をつくっていきます。
Can Do 焚き火用シート [4991203186362] スペック
サイズ約300×300mm
主素材ガラス繊維
特徴耐熱性269℃

最近では、なんと100円ショップでも焚き火シートが手に入るんです。こちらは100均・キャンドゥで購入できる「焚き火用シート」。

厚みは厚手の画用紙くらいで、丸めた状態で販売されています。ソロキャンプ用などのコンパクトな焚き火台にちょうどいいサイズ感です。

▼詳しくはこちら!

【焚き火シート断熱効果比較】焚き火台の下の熱は焚き火シートで遮断可能? 地面の温度変化を測定!

画像: 【焚き火シート断熱効果比較】焚き火台の下の熱は焚き火シートで遮断可能? 地面の温度変化を測定!

焚き火台を使って焚き火をする際、地面へのダメージを気にするべきケースとして考えられるのが、芝生サイトや木の根がある場合など…。焚き火台から発せられる熱で芝生を焦がしたり木を痛めることは避けなければいけません。

焚き火シートが断熱に効果があるのかを、1時間程度焚き火をした後の地面の温度変化を確認してみます。

焚き火シートのみ使用で温度変化を測定!

1時間後の「たき火シートの上の温度は40.6℃」
※ロゴスたき火シートの場合

(筆者撮影)
画像: 1時間後の「たき火シートの下の温度は36.5℃」 ※ロゴスたき火シートの場合 (筆者撮影)

1時間後の「たき火シートの下の温度は36.5℃」
※ロゴスたき火シートの場合

(筆者撮影)

焚き火をした際のシートの上の温度と、下の温度を計測します。

「ロゴスたき火台シート」の場合、温度差は4.1℃、「グッデイ スパッタシート」で7.2℃…「ロゴスたき火台 耐火・断熱シート」でも、その差は8℃程度でした。

よって、上記の結果を受けると! シートを敷くだけでは高い断熱性能はあまり大きくは期待できなさそう…

では、脚の短い焚き火台を使う場合に地面にダメージを残さないためにはどうしたらいいのでしょうか?

焚き火台下の断熱によく使われるステンレストレーを敷いてテストしてみました。

焚き火シート+ステンレストレーを使用して温度変化を測定

画像8: 【おすすめ焚き火シート7選】ロゴスなどの「焚き火シート」を使い比べレビュー! 焚き火をより安全に楽しく
画像9: 【おすすめ焚き火シート7選】ロゴスなどの「焚き火シート」を使い比べレビュー! 焚き火をより安全に楽しく

焚き火台の下にステンレストレーを敷き、さらに「グッデイ スパッタシート」で実験です。

1時間程度焚き火をした後、ステンレストレーの温度は47.1℃。ステンレストレーの下は35.6℃と10℃以上の差が確認できます。

画像: 焚き火シート+ステンレストレーを使用して温度変化を測定

さらに焚き火シートの下の温度はどうでしょうか? 26.9℃で、ステンレストレーの上の温度が47.1℃に対し、約20℃近く温度差がでました。

この結果から言えることは!

・ステンレストレーは一定の断熱効果がある

・焚き火シートとステンレストレーの2つ以上敷くことで断熱効果はかなり高まる

今回は1時間程度、焚き火をした場合の結果ですので、参考程度にとどめておく方が良いでしょう。しかし、長時間する場合にはそれだけ熱が蓄積してしまうことも考えなければなりませんね。

そこで、長時間の焚き火をする場合には断熱効果の高いものを敷いた方が安心と言えます。

焚き火シートは安心安全・便利アイテム 片付けも楽になるからキャンプ中の焚き火台の下に使ってみよう

画像: 焚き火シートは安心安全・便利アイテム 片付けも楽になるからキャンプ中の焚き火台の下に使ってみよう

焚き火シートを使うことで、焚き火をするときに燃えさしが落ちてヒヤッとすることもなくなり、片付けも楽になり、個人的にはいいことづくめでした。まだ焚き火シートを使ったことのない方はぜひ使ってみることをおすすめします!

焚火台の使い方などはこちらの記事もチェック! ハピキャンYouTubeチャンネルでは動画で詳しく商品紹介中

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