こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は2025年春の100均アウトドア用品特集です。ダイソー・セリア・キャンドゥで面白そうなものを9点買ってきたので、順にご紹介していきたいと思います。
ダイソーギア【1】焼酎コップセット屋外用 税込220円

まずは焼酎コップセット(屋外用)です。5個入りで税込220円でした。
高級感のある見た目のグラス5個セット

高級感のあるガラスコップのような見た目。素材はプラスチック製です。
ケースはシンプルな感じでいいですよね。

中にはガラスのような透明感のミニグラスが、5つ重なって入っておりました。
これはすごくいい感じですよ。

プラスチック製なので当然落としても割れませんし、プラスチックや紙のコップと比べるとかなり高級感があって、焼酎以外にも使ってみたくなるようなコップだと思います。
メインのコップは別で用意した方がいいと思いますが、この5個入りのグラスセットを予備で持っているだけで、みんなで分けて飲むという時に、紙コップよりも雰囲気が上がるんじゃないでしょうか。

また、ケースが細い筒型なので、隙間にサクっと入れておけますね。
基本はお酒を飲むためのもののようですが、ジュースやアイスコーヒーをわけて飲んでもいい感じですね。
プラスチック製なのでガラスのように重くありません。5個セット(ケース込み)の重量は145gでした。

見た目の割にお得感もありました。ダイソーさんは毎度面白いものを作りますよね。
ダイソーギア【2】携帯用シリコーンコップ 税込110円

続いては携帯用シリコーンコップです。
携帯用に特化したシリコーン製のコップ

これは携帯に適した、ふにゃふにゃの柔らかいシリコーン製の折りたたみコップです。
出してみても全くコップには見えません。
触り心地はよくあるシリコーンそのもので、重さは18g。

使い方は広げるだけのようですが、手を離すと戻ってしまい、広げた状態で固定することはできません。

ギリギリ立つくらいの薄さですが、水を入れて置くと、ペタンと薄くなり、溢れてしまう可能性があります。
これは実用性が怪しいですが、携帯用・災害対策とのことなので、普段からテーブルに置いて使うものではないようです。

個人的にコップとしては「うーん」という感想でしたが、最大のメリットは薄くなることなので、携帯性を尖らせた結果だと思います。
ダイソーギア【3】折りたたみ傘型サンシェード 税込770円

続いては折りたたみ傘型サンシェードです。お値段は税込み770円でした。
サンシェードが折りたたみ傘の仕組みに!

これからの暑くなる季節、車に乗っている方にとっては必需品とも言えるようなサンシェードが、折りたたみ傘の形と仕組みになったものです。
実は筆者はこのタイプをAmazonで購入して持っていたのですが、昨年普通の折りたたみ傘が壊れる時と同じような症状で壊れてしまいました……。でも、2シーズン使用してとても便利でした。
当時Amazonの中でも安いものを購入したつもりでしたが、ここまで安くはありませんでした。
キャンプなどのアウトドアはもちろん、普段の生活でも車の中はすぐに熱くなってしまうので、日差しが強い時につけるととても効果的です。

以前筆者が持っていたものはルームミラーを通しやすいように一部凹んでいましたが、今回のダイソーにはそれがありません。
それ以外はほぼ同じで、770円は安いんじゃないでしょうか。
ちなみにレギュラーと記載があり、もしかすると他のサイズも売っているのかもしれません。しかし、今回ダイソーで見つけたのはこれだけでした。
車の中で使用感を確認

実際に車の中で使ってみます。やり方はとても簡単で、折りたたみ傘と同じです。
本体を開いてルームミラーに引っかからないように設置して終わりです。

めちゃくちゃ簡単でしょ?パタパタ畳んで吸盤等でくっつけるタイプのものに比べると、かなり楽なんですよね。

このレギュラーサイズは、筆者の日産クリッパーにちょうどいいくらいです。普通車だともう少し大きいサイズがいいのかもしれませんね。
ダイソーで他のサイズがあるかは今のところ分かりませんが、収納時は折りたたみ傘なので邪魔にもなりませんよね。
この夏のお出かけやレジャーに使ってみてはいかがでしょうか。
ダイソーギア【4】多機能マルチペン 税込110円

続いては多機能マルチペンです。
アウトドアにボールペンは特に必要ありませんが、ただ何かのタイミングで筆記用具が欲しいという時もたまにあるんですよね。
そんな時にこのボールペンなら色々な機能が付いているので、マルチに活躍してくれるかもしれません。
マルチツールのようなペン

まずはメインのボールペン。回すとペンが出てきて、普通に書くことはできますね。

本体は長さが測れるスケールになっており、さらに水平器が付いています。
置いてみると、「この机、水平じゃなかったんだな」と傾きが分かるので、キャンプ用のテーブルを置く時に水平具合を見ることもできますし、これを使って完璧な水平を取ることもできますね。

さらに反対側にはタッチペンが付いていて、さらに外すと中からミニサイズのドライバービットが出てきました。
プラスとマイナスがあるので、好きな方をセットしてドライバーにすることもできます。

ナイフ等は付いていませんが、面白いペンですよね。

アウトドアでドライバーを使う機会はあまり無いかもしれませんが、キャンプの他にもハイキングや山登りにもいいかもしれませんよ。
ダイソーギア【5】アウトドアステッカー 各税込110円

ダイソー製品はこれが最後です。アウトドアステッカーです。
バラエティ豊かなステッカー

このように2枚1組で110円が、バラエティ豊かに7セットも出ていました。
普通のステッカーなので透けたり、文字だけ残る等特殊なものではありません。
外用と書かれているわけでもないので、紫外線に強い処理がしてあるかどうかは分かりません。

丈夫な塩化ビニール製で簡単に破れたりするようなものではなさそうで、素材としてはちゃんとしたステッカーだなという印象です。
収納ボックス等に全部貼ったら結構賑やかになりますよね。

今年のダイソーからは、本格的なアウトドアステッカーも出ちゃいました。
セリアギア【1】マッチ型着火剤 税込110円

次はセリアでの購入品のマッチ型着火剤です。お値段は110円です。
マッチ型の着火剤が110円

この商品のカテゴリーは、現状「ファイヤーライターズ」という商品のほぼ一強です。
このタイプの着火剤が、2025年になってついに100円ショップで出てきたんですね。

この着火剤はマッチみたいなもので、1本ずつパキッと折って側面のヤスリでシュッと火をつけます。
本体部分が着火剤になってるので、火をつけた後そのままずっと燃え続けます。
燃焼時間8分と記載がありますが、過去に検証した時は実際には10分くらい燃えましたので、焚き火の火起こしはもちろん、上手にやれば炭の火起こしもできる実用的なアイテムです。

マッチ型なので着火器具がそもそも不要で、これ自体が着火器具であり着火剤でもあるという、とにかく便利なアイテム。使っているキャンパーさんはすごく多いと思います。
現状ファイヤーライターズはそれほど割高ではなく、20本入って5〜600円です。
今回セリアから出たのは5本入りなので、仮に20本買ったとすると420円となり、ちょっと安くなります。
あとは火の付き具合と持続時間を見て、もしもこのファイヤーライターズに見劣りしないようなものなら、結構使えるんじゃないかということになってきます。
また、キャンプを試しにやってみようという人にとっては、まずはセリアで5本入りを買ってみるというのはいいかもしれませんね。
セリアの着火剤を確認

セリアのファイヤーライターズが一体どんなものなのか、早速見てみたいと思います。
本体も包装されていたのに、着火剤自体もフィルム包装されていました。
これは湿気たり乾燥するのを防いでくれて、いいんじゃないでしょうか。
実はファイヤーライターズは開封してすぐの状態はややしっとりしていて、1本1本が分割しやすいのですが、何ヶ月もこのまま置いておくとちょっと乾燥して硬くなってきて、うまく割りづらくなってしまいます。
その点セリアは5本組なので1回のキャンプで使い切れば、そういうお悩みはなくなりますね。
ファイヤーライターズよりちょっと軽く、割りやすいと思います。

1本のサイズは似ていて、少しファイヤーライターズの方が長く、作りもファイヤーライターズの方が綺麗ですね。
普通に使えるのであれば大きな問題ではないと思いますが、ただセリアの方が若干軽く感じるので、パラフィンが染み込んでいる量は、セリアの方が少ない可能性もありますね。
1本の重さを測ってみると、ファイヤーライターズは5.9g、対してセリアは4gです。圧倒的に重さが違いましたね。

素材もセリアはいわゆる普通の着火剤に使われてるような感じですが、ファイヤーライターズはもっと蝋が溶け込んで密度が高まったような感じです。
セリアとファイヤーライターズの着火比較

まずは普段ファイヤーライターズを使っている筆者が、セリアの着火剤に火をつけた感覚から見ていこうと思います。
スムーズにつきました。

間もなくして本体に火が移って大きくなり、いい感じに燃えていますね。
意外と風には強いようで、燃え方はなかなかのものです。

続いてファイヤーライターズです。これも結構スムーズに着火でき、しばらく置いておくと、だんだん炎が大きくなってきてしっかりついたようです。
セリアより火の回り方はゆっくりですね。
炎は同じくらい大きいように見えますが、ゆっくり大きくなっているような感じです。
これもしっかり火がついていればハンディファンの風ぐらいにはなんとか耐えてくれています。
大きな違いとしては燃え広がり方が、ファイヤーライターズの方がゆっくりしているという感じですね。
それでは2本の燃焼時間を測ってみます。

今のところ同じくらいの燃え方をしていますが、ただやはりセリアの方が本体への燃え移り方が早いですね。

1分が過ぎたところで、セリアはもう全体が大きく燃えていて、ファイヤーライターズは一定の火力を保っている感じです。
やはりセリアは密度が少なくて空気も入りやすく、よく燃えるんじゃないでしょうか。

4分が経過して、ファイヤーライターズはやっと全体に火が回ってきました。
セリアの方は5分を持たずして消えましたが、ファイヤーライターズは8分35秒で消えました。
8分以上燃えるファイヤーライターズに対して、セリアは5分弱。
軽くて火の通りが早いので一時の火力は大きいようですが、やはりファイヤーライターズの方が 密度があってパラフィンも多く染み込んでいると思われるので、一定の火力で長く燃えてくれました。
ただ、セリアが使えないかと言ったらそんなことはなく、炭は難しいかもしれませんが焚き火の火起こしなら問題ないと思います。

焚き付け等があれば問題なく火は起こせると思います。
焚き火の着火に確かに使えるものでした。

ファイヤーライターズより質はちょっと落ちると思いますが、5本で110円なら用途によってはいいのかなと思いました。
キャンドゥギア【1】厚太巻強力防虫香 税込110円

続いてはキャンドゥの購入品です。厚太巻強力防虫香です。110円で4巻き入りです。
煙が多い、強力蚊取り線香

100円ショップで森林香タイプが出てきましたね。
「キャンプに持っていって!」というようなパッケージデザインになっています。
メトフルトリンという有効成分もしっかり入ってるようです。
厚巻きタイプなので森林香等と同じく煙の量が多いということで、外で使うなら効果的ですよね。
線香立ても入っていました。

中身を出してみると森林香とは色味が違いました。キャンドゥの方が大きいですが、厚みは森林香の方がありますね。

せっかくなので屋外でつけてみましたが、確かに普通の蚊取り線香より煙が多い感じです。

森林香と比べたら煙の量は劣る気がしますが、キャンドゥのものも、普通の蚊取り線香よりは煙多めでした。
キャンドゥギア【2】オニヤンマブローチ 税込110円

続いても虫除けグッズ、オニヤンマブローチです。
色味ハッキリのオニヤンマアイテム

キャンドゥからもオニヤンマくんのようなアイテムが出てきました。
ブローチということで安全ピンが付いていますので、服やカバン、帽子など好きなところにつけられます。

黄色と黒の模様がはっきりしている方が視覚的な効果が強いようなので、ダイソーのものと比べると、キャンドゥの方がオニヤンマの色味がよく出ていて、確かにいいのかなと思います。
最近はシールタイプの使い捨てオニヤンマ君や赤トンボのようなものから、ホームセンターでは超巨大なものまで色々と存在しています。

今年こそはオニヤンマ君アイテムを1個買ってみようかなと思っていた人は、キャンドゥのものもいかがでしょうか。
キャンドゥギア【3】保冷保温ビッグバッグ 税込1,100円

続いては保冷保温ビッグバックです。お値段は税込み1,100円でした。
クーラーバッグがついに100円ショップに!

これは100円ショップでは見たことないサイズの保冷バッグですね。
幅45cm×高さ42cm×奥行き18.5cmでとても大きい。
防水性があって冷気も逃しにくいEVAシートが内張りに使われていて、その中に断熱剤が入っているので、ちゃんとしたクーラーバッグなんです。

今までの100円ショップの保冷バッグとして売られているものは、ほとんどが内側にアルミを貼った簡易保冷バッグのようなものばかりでした。
しかし、この保冷バッグはポリエチレン断熱剤が中に入っていて、内張りがEVAシートと、キャンプ用品として売られているソフトクーラーと同じ作りをしています。

ただ、肝心の断熱剤は保温力が若干劣る発泡ポリエチレンで、厚みが5mmくらいなので、用途としてはバーベキューや日帰りデイキャンプの範囲内になってくると思います。
それでも今までの100円ショップでよく売られていた簡易的な保冷バッグに比べれば、もっと長く保冷力がもつはずです。
大容量なので大人数でバーベキューをする時のクーラーバッグにはぴったりですし、またこれだけ容量があれば普段のお買い物にもたくさん入ると思うので、結構いいものだと思います。
止水ファスナー等は使っていないので上部に対しての防御力は弱いですが、それでも冷気の大半は下に溜まり、ある程度の能力がある大きなソフトクーラーバッグが1,100円だと思えば結構安いと思います。
簡易クーラーバッグと比較

昨年ダイソーで購入した簡易的なクーラーバッグでも、外側の生地と内側のアルミ、その間にポリエチレンが使われており、薄手ながら保冷効果はあります。そこで、両者の差があるのか見ておきたいと思います。
簡易クーラーバッグ(ダイソー) | 保冷保温ビッグバッグ(キャンドゥ) | |
---|---|---|
外側生地 | ブルーシートのような硬い素材 | ポリエステルの布地 |
前ポケット | なし | あり |
内張 | アルミ | EVA |
断熱材 | ポリエチレン(約1〜2mm) | ポリエチレン断熱材(約5mm) |
保冷実験
今回は、この2つを使って半日保冷実験をしてみましょう。

デイキャンプ想定なのでこの2つの保冷力がどのくらい違うのかというのを見たいと思います。
まず容量が2倍ほど違うように見えますが、この状態で同じ氷を入れると大きい方が不利になりますが、それでもやってみましょう。

予冷したバッグから保冷剤を取り出し、板氷を入れます。
室温は25℃前後、12時間が経過したので、残った氷の量を測って保冷効果を検証します。
まずはダイソー220円の簡易保冷バッグは容量だけで見れば圧倒的に有利ですが、氷は729gでした。

続いてキャンドゥの保冷保温ビッグバッグの氷は803gでした。
キャンドゥが勝ちましたね。
内容量に差があると大きい方が不利になりますが、圧倒的に大きいのに氷がより残ったということは、やはり内張りと断熱剤の効果だと思います。

今回はハイレベルなクーラー同士の検証ではありませんが、しっかりした断熱剤を備えたクーラーの方が保冷力がありますので、お得感は大きいのではないでしょうか。

夏になったら溶けるのは当然早くなりますが、それでも日中のバーベキュー等に使うクーラーとしてはある程度の実用性はあるんじゃないかなと思いました。
新作続々の100均ギアで行楽シーズンを楽しもう!

いかがだったでしょうか。2025年春、100円ショップのキャンプ用品たちも、新作が続々登場して盛り上がっていました。
行楽シーズンで、キャンプはもちろんバーベキューやピクニックに出かける人も多いと思いますが、気になるものがあったらぜひ100円ショップも覗いてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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