【バーベキュー食材の選び方~野菜~】火の通りやすさ・焼き時間を考慮 BBQ前日の下ごしらえNGなどポイントも解説◎
バーベキュー用の食材を選ぶときは、火の通りやすさを確認しましょう。火が短時間で通る野菜もあれば、時間がかかる野菜もあります。火が通りにくい野菜ばかりだと、料理ができるまで時間がかかってしまいます。焼き時間を考慮してバランスよく揃えることがポイントです。

バーベキューにおすすめの野菜は、以下の種類です。
ピーマンやパプリカ 焼くだけでおいしい野菜
ピーマンやパプリカは焼くだけでおいしく食べられる上、彩りが良いので見た目も華やかになるのがポイント。ただし、火が通って柔らかくなるまで少し時間がかかるのが欠点。
ししとう 切らずに焼くのがおすすめ
ししとうも焼くだけでおいしく食べられる野菜です。切らずにそのまま焼くのががおすすめ。焼く前に少しだけフォークで穴を開けておくことで、ししとうが破裂するのを防げます。
カボチャ なるべく薄く切ろう
カボチャもバーベキューでは定番の食材のひとつ。ピーマン同様、こちらも火が通りにくいため、なるべく薄く切るようにしましょう。ほかにもカボチャを器にし、中に具材を入れてホイル焼きするのもおいしいです。

人参 焼きも蒸しもおいしい野菜
人参は焼いても蒸してもおいしく食べられる食材。厚めに切ってしまうと調理に時間がかかるので気をつけましょう。
玉ねぎ BBQでも前菜としてもおいしい
玉ねぎは輪切りやくし型切りにして軽く焼くだけで食べられます。思い切って、玉ねぎをまるごとホイルで焼くのも、バーベキューならではの大胆料理でおいしいですよ。ほかにも、バーベキューの前菜メニューとして、スライスした玉ねぎとザク切りキャベツのサラダもおすすめです。
きのこ類 アヒージョやホイル焼きがおいしい
しいたけやしめじ、エリンギなどはそのまま焼いたりアヒージョにしたりとバーベキューに選びたい野菜。いろんなきのこを混ぜてホイル焼きするのもおいしいので、ぜひ作ってみてください。
アスパラガス 食べ応えのある野菜
アスパラガスは下の部分を切り落とし、硬い箇所だけ薄く皮を剥いて焼くだけでOK。食べごたえもありますね。
なす 前日の下ごしらえはNG
なすも焼く、煮るどちらも任せられる食材。しかし、切るとすぐになすの色が変わってしまうため、前日の下ごしらえは向いていません。当日その場で切るのをおすすめします。
とうもろこし 子供に大人気の食材
とうもろこしは子どもにも大人気なバーベキューの食材です。網で焼く場合は、生と茹でたとうもろこしで、調理方法が違います。生なら皮を剥かずに焼き、茹でてあるものなら皮なしで焼いてください。
調理の仕方が違うのは、生の場合、皮を剥いてから焼くと、とうもろこしが焦げるだけで食材に火が通らないからです。皮をつけたまま焼くと、中が蒸されたようになり、しっかり火が通ります。茹でてあるものはすでに火が通っているので、焼き目をつけるだけで大丈夫です。

野菜のカットは前日に準備するのも◎ ただし色が変わるものは当日下ごしらえ
バーベキュー会場へ食材を持っていく場合は、前日に切っておくと当日楽になります。しかし、切ると色が変わる食材は当日に切るのがおすすめです。また、調理しやすくするために下茹でしたほうがいい食材も、前日に下準備を行うといいでしょう。
【バーベキュー食材の選び方~お肉~】鶏肉・豚肉・牛肉それぞれBBQにおすすめな部位&調理方法をご紹介!
バーベキューのお肉は鶏・豚・牛どの種類も合いますが、バーベキューではそれぞれ以下の部位がおすすめです。
鶏肉のBBQおすすめ部位&調理方法
【鶏肉】
- 手羽元や手羽先
- むね肉
- もも肉
手羽元や手羽先は網で焼き、タレと絡めたりスパイスのみで食べたりと、バーベキューにうってつけです。むね肉やもも肉はいろんなレシピに合わせやすいので、バーベキューレシピのバリエーションを増やすことができます。

Photographer 吉田 達史
豚肉のBBQおすすめ部位&調理方法
【豚肉】
- スペアリブ
- ロース
- バラ肉
スペアリブは肋骨まわりにある骨つき肉で、煮る、焼くどちらの調理法でもおいしく食べられるのが魅力です。作り方も簡単なので、ほかのメニューを調理しながら作ってもいいですね。
ロースやバラ肉はタレに漬けんだり塊のまま豪快に焼いたりと、レシピも豊富。厚切り肉、薄切り肉どちらもバーベキューに合うのでレシピに合わせて選びましょう。
牛肉のBBQおすすめ部位&調理方法
【牛肉】
- サーロイン
- リブロース
- 肩ロース
サーロインは、おもにステーキとして食べられる、牛の背中に位置する部位のお肉です。適度な筋切りをすると柔らかいステーキが食べられます。
リブロースはサーロインと肩ロースの間にあるお肉で、ローストビーフに最適。鉄板での調理もおすすめです。肩ロースは脂身が多く、炭火で串焼きが向いています。

Photographer 吉田 達史