着火剤の種類はジェルと固形があり初心者は固形がおすすめ! 火起こしのコツも紹介
着火剤の種類:ジェル・固形
着火剤を使うと簡単に火がつくので、初心者にもおすすめ。着火剤は主に「ジェル」と「固形」の2タイプがあります。どちらでも好みで選んでOKですが、使用量がわかりやすくておすすめなのは固形タイプです。
一方、ジェルタイプは炭に直接塗って使えるのが便利なポイントです。
ちなみに、市販のものは他にも、木のくずのような粉末タイプ、固形タイプの燃料をマッチのように擦って使うマッチタイプがあります。
火起こしのコツ1:着火剤は炭などの一番下に置く!
着火剤を使って火起こしする場合は、炭の下にセットします。炎は下から上にあがる性質があるためです。バーベキューコンロなどの上に、まずは着火剤を置くとおぼえておきましょう。さらに火をつけやすくするためには、着火剤の下に新聞紙を敷くのもおすすめです。
火の回りがよくなるように、固形タイプの場合はバランスよく並べ、ジェルタイプの場合は渦巻きを描くように塗ります。炭に直接塗る場合は、種火にする一番下の炭にまんべんなくつけましょう。ジェルタイプの着火剤の使用量の目安は、バーベキューコンロ1台あたり40gほどですが、コンロの大きさや使用する炭の量によって調整してください。
火起こしのコツ2:新聞紙や小枝を併用する!
着火剤をセットしたら、炭を置く前に新聞紙や小枝といった燃えやすい素材をのせるのがおすすめ。着火剤、燃えやすい素材、炭の順番で積み上げることによって、効率よく火起こしができます。小枝は、山キャンプや登山なら現地で調達できます。
最後に、炭をのせるときは横に広げず、縦に積むのがポイント。セッティングが完了したら、先の長いライターなどを使って、着火剤に点火します。木炭に火がついたら、うちわなどであおいで炎に風を送ってください。このとき、強く風を送りすぎて火を消さないように注意しましょう。
【着火剤の代用には新聞紙!】 エコで高コスパがいいが灰が出やすいのでBBQでは量に要注意
着火剤の代わりに新聞紙を使えばエコ&コスパが良い
新聞紙は着火剤の代わりに使えて便利です。着火剤を購入する必要がなく、コスパが良いのが魅力。着火剤を買う予算をセーブすれば、バーベキューの食材を少しグレードアップさせたり、1品増やしたりできるかも。ただし、新聞紙は燃やすと灰が出やすいので注意しましょう。
新聞紙着火剤のコツ1:丸めるか棒状にねじって使うのがポイント
新聞紙を着火剤代わりにするときは、丸めてボール状にするか、ねじって短めの棒状に形を整えてから使います。数が少ないと火がつかないことがあるので、できるだけ多めに用意して、炭の下に並べましょう。
小枝など燃えやすい材料がある場合は、新聞紙と炭の間に入れます。炭を並べるときは、できるだけ新聞紙を覆うようにしましょう。最後に新聞紙に点火し、炭に着火したことを確認してから、ゆっくりあおいで全体に炎を行き渡らせます。
新聞紙着火剤のコツ2:効率よく燃やせる折り方・炭の組み上げ方を動画で解説
効率良く新聞紙を燃やし、簡単に炭起こしをする方法を動画でまとめました。ぜひ参考にしてみてください!
【火起こし器で火起こし】着火剤でも火起こしが難しければ火起こし器の併用がおすすめ! 煙突効果で初心者さんでも失敗しにくい
火起こし器(チャコスタ)を使うと着火がラクチン
すばやく簡単に火起こししたい人や初心者には、火起こし器の併用がおすすめ。火起こし器は「チャコスタ」とも呼ばれ、安価なモデルは、Amazonなどで1,000円前後から購入できます。
チャコスタは、内部が高温になると強い上昇気流が発生し、燃焼効果が高まる「煙突効果」を利用したアイテム。簡単で効率良く火起こしできるのが魅力なので、初心者でも火起こしの失敗が少なくなります。
火起こし器の使い方は簡単!折りたためるタイプがおすすめ
火起こし器といっても特別な使い方はなく、着火に使用する材料とセットの仕方は、先ほどと同じです。チャコスタの中に、下から着火剤、燃えやすいもの、炭の順にセットして、下部に点火すればOK。
チャコスタの下部は網状になっているので、持ち上げれば下から火がつけられます。炭に火がついたら、バーベキューコンロなどに移して使いましょう。コンパクトに収納できる折りたたみ式のモデルは、携帯に便利でおすすめです。