スネークノットとは?使用シーンや結び方の手順を紹介

2025.06.12 更新

スネークノットとは?使用シーンや結び方の手順を紹介

ハピキャン編集部

ハピキャン編集部

「スネークノット」はパラコードの編み方の一種。仕上がりを見ると難しそうに思えますが、実は誰でもマスターできる簡単な編み方です!この記事では、スネークノットの使用シーンや編み方を徹底解説。キャンプギアや日用品など、お気に入りのアイテムをカスタムしたい人は要チェックですよ。

スネークノットとは何か

スネークノットで編んだパラコードのキーホルダー
ライター撮影

スネークノットとはパラコードの結び方の一種で、「つゆ結び」や「蛇結び」とも呼ばれています。

完成したスネークノットを見ると複雑そうに言えますが、結び方に難しい手順はありません。手順を理解すれば、誰でも簡単に編むことができますよ。

ちなみに、パラコードとは「パラシュートコード」の略称です。パラシュートと人をつなぐために使われていた紐であるため、耐久性に優れています。

最近ではキャンプギアの装飾や焚き火の火種、アクセサリーとしてなど、さまざまなシーンでキャンパーにも親しまれています。

スネークノットの魅力と使用例

その名のとおり、まるで蛇のような見た目をしているスネークノットは、個性的な存在感があり、キャンプギアの装飾にピッタリです。

ナイフやシェラカップの持ち手、ペグなどに取り付ければ、オリジナルのおしゃれなギアに早変わりします。

パラコードはさまざまな色や柄が販売されているので、テントやチェアと色をあわせて、サイトの雰囲気を統一するのもおすすめです。

また、色や柄の異なる2種類のパラコードを繋ぎ合わせれば、より個性的なアイテムにアレンジできます。

スネークノットはブレスレットやキーホルダーにも活かせる

スネークノットで編んだキーホルダー
ライター撮影

スネークノットはキャンプだけではなく、ブレスレッドやストラップを作る際にも適した編み方です。

スマホやカメラにスネークノットで編んだストラップをつければ、お気に入りのアイテムにアウトドアの雰囲気を加えられるでしょう。

また、財布やバッグのジッパーに短く編んだスネークノットを取り付ければ、ジッパータブとしても使えます。

金具を用意して、キーホルダーやペット用の首輪などを作るのもいいでしょう。

キーホルダーなどを作るのに必要な金具は100均でも手に入るので、手作業やDIYが好きな人は、このあと紹介するスネークノットの編み方をマスターしてぜひチャレンジしてみてください!

▼パラコードを使ったキーホルダーやストラップの作り方はこちら!

パラコードの編み方は初心者でも簡単!キーホルダー・ストラップなどオリジナルアクセを自作しよう

スネークノットの結び方の手順

ここからは、スネークノットの編み方を写真付きで解説します。手元にパラコードやロープなどを用意して、手を動かしつつ読み進めてみてください。

手順1:必要な材料を用意する

パラコード、ハサミ、ライターを用意します。

ライターは、パラコードの末端を炙って整えるために使います。

手順2:右側のパラコードで輪っかを作る

スネークノットの編み方の手順
ライター撮影

右側のパラコードを左側のパラコードの上に重ねて輪っかを作り、そのまま輪っかの下へ右側のパラコードを横断させます。

なお、パラコードで輪っかを作る際には「上・下・下」と覚えておくと、スネークノットをスムーズに始められますよ。

手順3:右側のパラコードの下に左側のパラコードを通す

スネークノットの編み方の手順
ライター撮影

続いて、左側のパラコードを右側のパラコードの下に通します。

手順4:左側のパラコードを折り返し、輪っかに通す

スネークノットの編み方の手順
ライター撮影

左側のパラコードを折り返し、手順1で作った輪っかに上から通します。

通すのは一番左の輪っかです。真ん中の輪っかに通さないよう注意しましょう。

手順5:左右の長さのバランスを保ちながら結ぶ

スネークノットの編み方の手順
ライター撮影

左右のパラコードを矢印の方向に引っ張り結びます。

このとき、左右のパラコードの長さが均等になるよう調整しながら結びます。

手順6:1~4を繰り返す

スネークノットの編み方の手順
ライター撮影

好みの長さになるまで1~4の手順を繰り返します。

手順7:パラコードの末端を5mm程度残してカットする

スネークノットの編み方の手順
ライター撮影

好みの長さまでスネークノットで編めたら、末端を5mmほど残しハサミでカットします。

スネークノットを終えた状態でカットしても問題ありませんが、写真のように玉結びなどで留めてからカットすると、よりほつれにくくなります。

手順8:パラコードの切断面をライターで炙る

スネークノットの編み方の手順
ライター撮影

結び目がほどけにくくするために、パラコードの切断面をライターで炙ります。

コード全体が燃えてしまわないよう、注意してください。

手順9:炙った先端をハサミに押し付ける

スネークノットの編み方の手順
ライター撮影

切断面をライターで炙ったら、ハサミに押し付け切断面を広げます。

切断面を広げることで、結び目がしっかりと固定されてほつれにくくなります。

なお、炙った切断面はすぐに固まってしまうので、炙った直後にハサミに押し当てましょう。

完成

スネークノットの編み方の手順
ライター撮影

写真のように結び目が固まれば完成です。

▼パラコードの編み方についてこちらの記事もチェック!

【ワークマン パラコード】100均のシェラカップを格上げ! 不器用でもできる編み方をレクチャー!

【パラコードブレスレットの編み方】おしゃれで防災グッズにもなるアクセサリー!

上手に編むためのコツ

スネークノットを上手に編むコツは、編み目が左右対称になるように整えながら編み込んでいくことです。

1色のパラコードを使う場合は編み目のズレはさほど気になりませんが、2色つなげて編む場合は、編み目が非対称になると目立ってしまいます。

輪っかにパラコードを通して結ぶ際に力を一定にすることを意識すると、編み目が均一になりやすいですよ。

スネークノットをマスターしてお気に入りのアイテムをアレンジしよう!

スネークノットで編んだストラップ
ライター撮影

今回は、スネークノットの編み方について解説しました。

スネークノットは一見すると難しそうですが、誰でも習得できる簡単な編み方です。

スネークノットをマスターして、お気に入りアイテムのカスタムにチャレンジしてみましょう!

特集