愛犬とキャンプを楽しもう!持ち物やペットOKなキャンプ場を紹介

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2025.06.24 更新

愛犬とキャンプを楽しもう!持ち物やペットOKなキャンプ場を紹介

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愛犬をキャンプに連れて行きたいと思いつつ、準備する物や適したキャンプ場がよくわからずに悩んでいる方も多いはず。動物は環境の変化に敏感なので、キャンプに連れて行く際は、愛犬がストレスなく過ごせるように配慮が必要です。そこで今回は、愛犬と快適にキャンプを楽しむために必要な持ち物や、ペット連れOKのキャンプ場などを紹介します。

この記事でわかること

  • 愛犬連れキャンプの魅力がわかる
  • 愛犬連れキャンプに必要な持ち物がわかる
  • 愛犬連れキャンプに適したキャンプ場の特徴や選び方がわかる

愛犬連れキャンプの魅力

ライター撮影

愛犬とのキャンプは、大切な家族と一緒に、日常生活ではなかなか味わえない貴重な体験ができる場です。

特に初めての場合は不安を感じることもあるかもしれませんが、まずは愛犬連れキャンプの魅力から知っていきましょう。

愛犬との絆が深まる

愛犬連れのキャンプの最大の魅力は、なんといっても愛犬との絆が深まること。

普段の生活では、仕事や家の都合などで愛犬と離れている時間も長くなりがちですが、キャンプをしている間は常にいられます。

豊かな自然の中を散歩したり、焚き火をして炎の揺らぎを眺めて和やかな時間を過ごしたり、テントの中でゆったりくつろいだりなど、非日常的な体験を通して、絆がいっそう深まります。

あわただしい日常生活では気づけなかった、愛犬の意外な一面を発見することもあるかもしれません。愛犬と過ごす時間の一つ一つが良い思い出となるでしょう。

新しい刺激と経験を得られる

大自然に囲まれて過ごすキャンプでは、その環境自体が愛犬にとっては新しい刺激になります。

普段聞かない音、ニオイ、地面の感覚、植物やほかの動物との接触など、あらゆるものが新鮮な経験です。

また、犬は新しい環境に順応しようとする能力があるため、キャンプへ連れて行くと、適応能力が高まる可能性があります。

「適度な刺激が犬のストレス耐性を向上させる」「自然の中で過ごすことで運動能力が高まる」といった良い影響も期待できるでしょう。

さらに、愛犬連れOKのキャンプ場では、同じように愛犬との時間を楽しむキャンパーが大勢います。

愛犬がほかの犬とふれあう良い機会になるのはもちろん、犬好きなキャンパー同士で会話が弾み、新たに出会った人と交流が生まれることもありますよ。

ストレス解消につながる

ゲージの中でお留守番をしたり、散歩の際にリードに繋がれたりなど、日常生活における愛犬の動きは、ある程度制約されています。

しかし、犬はもともと走り回るのが大好きな動物なので、行動範囲が限られることによってストレスを感じてしまうことも。

キャンプであれば、愛犬は広々とした自然の中を思い切り走り回れます。そのため、日々のストレスが軽減され、愛犬は心身ともにリフレッシュできるでしょう。

気分をリフレッシュできるのは、飼い主である人間にとっても同じです。

豊かな自然の中で、愛犬が喜んで自由に動き回る姿を見ることで心が和み、日頃の疲れも吹き飛んでしまうでしょう。

愛犬連れキャンプに必要な持ち物リスト

ライター撮影

ここでは愛犬連れキャンプに必要な持ち物をカテゴリー別に紹介します。

愛犬用寝具と防寒グッズ

愛犬と宿泊をともなうキャンプに行く際には、犬用寝具の準備が欠かせません。

日帰りキャンプの場合でも、愛犬にゆっくり過ごしてもらうために寝具を持っていくのがおすすめ。

また、キャンプに行く季節や場所に応じて、防寒グッズを用意するのもポイントです。

必要な持ち物

  • 犬用シュラフ(寝袋)
  • 犬用ベッド
  • 犬用マット
  • ドッグコット
  • クレート(犬用キャリーケース)
  • ブランケット(毛布)
  • 犬が愛用しているタオルやブランケット

ベッドやマット、クレートなどは、普段から使用しているものを持って行くと、愛犬も落ち着いて過ごせます。

また、防寒対策としてシュラフやブランケットを用意するほか、愛犬に安心してもらうために愛用のタオルやブランケットも持参するのがベストです。

食事関連のアイテム

日常生活でも同じことがいえますが、睡眠と同じくらい大切なのが食事です。

愛犬が好きなもの、食べ慣れたものを忘れずに持参しましょう。

必要な道具

  • ドッグフード
  • ウエットフード(缶詰やレトルトなど)
  • おやつ
  • フードボウル(食器)
  • 水飲みボウル

食事やおやつは、普段の量よりも少し多めに持っていっておくと安心です。

また、キャンプ場の水道が使えない可能性も考慮して、水も必ず持参するようにしてくださいね。

安全確保のためのアイテム

愛犬とキャンプに行くときは、大切な家族の身を守ることも大切ですが、周囲に迷惑をかけないように配慮するのもポイントです。

双方の安全を確保する意味でも、下記のようなアイテムを準備しましょう。

必要なアイテム

  • リード
  • 首輪、ハーネス
  • ドッグアンカー
  • 犬鑑札
  • ワクチン接種証明書(キャンプ場によっては必須の場合も)
  • 犬用応急処置キット、常備薬
  • 懐中電灯/ヘッドライト
  • 虫対策グッズ
  • 犬用ライフジャケット

普段使い慣れているものを揃えるのが基本ですが、リードはロングタイプのものがあると、行動範囲がぐっと広がるはずです。

また、リードを一時的に固定できるドッグアンカーや、犬用のライフジャケットなど、思わぬトラブルを防ぐための道具も揃えておきましょう。

さらに、もしものときに備えて、犬鑑札やワクチン接種証明書、応急キットなども忘れないようにしてくださいね。

トイレ用品と衛生グッズ

愛犬の排泄物は持ち帰るか、決められた場所に捨てるのがキャンプのマナーです。

ここでは必要なトイレグッズのほか、あると便利な衛生グッズも紹介します。

必要な持ち物

  • トイレシート(ペットシート)
  • エチケット袋(ゴミ袋)
  • 消臭グッズ
  • 新聞紙
  • ウェットティッシュ
  • 犬用タオル
  • ブラシ

自宅で使っているものや、散歩の際に持って行くものと大きな差はありませんが、キャンプでは自宅や散歩のときと違って「あれがない!」となってもすぐに手に入れることが難しいケースが多いです。

忘れ物がないようにしっかりと準備をして、愛犬はもちろん、飼い主や周囲の人も快適に過ごせるようにしましょう。

愛犬連れOKのキャンプ場の選び方

ライター撮影

ここでは愛犬連れOKのキャンプ場を選ぶ際のポイントを紹介します。

愛犬のサイズに適した施設か

愛犬連れOKのキャンプ場を選ぶ際には、愛犬の体のサイズに適した施設を選ぶことが大切です。

ここでは、小型犬、中型犬、大型犬、それぞれに適したキャンプ場の特徴を紹介します。

小型犬

小型犬には、落ち着いて快適に過ごせる小規模なキャンプ場が適しています。

新しい刺激があるとストレスを感じやすく、温調節が苦手な小型犬が多い傾向にあります。そのため、プライベートドッグランや冷暖房完備のコテージを備えた施設がおすすめです。

中型犬

環境への適応能力が高く、比較的運動量が多い中型犬には、自由に動き回れる広めの区画サイトがあるキャンプ場がぴったりです。

十分に走り回れる広さのドッグラン、アクティビティを楽しめる施設を選ぶと愛犬も喜びます。

大型犬

体が大きくて運動量が多い大型犬には広いスペースが必要です。そのため、フリーサイトが広く、高いフェンスが装備されたキャンプ場が適しています。

暑さに弱い犬も多いので、ドッグプールや水遊びできる場所を備えている施設もおすすめですよ。

施設の設備とルール確認

愛犬連れOKとしているキャンプ場でも、その施設によって設備や細かなルールが異なります。

キャンプ場を選ぶ際には下記のポイントをチェックし、愛犬が快適に過ごせるか、そもそも利用が可能かを確認しましょう。

設備面で確認しておくべきポイント

  • 宿泊施設
    テントサイトのみか、コテージ・バンガロー泊ができるか
  • ドッグラン
    広さ、地面の状態、利用時間、ノーリードが可能か
  • 犬専用設備
    シャワーや足洗い場があるか、排泄物処理の方法に指定はあるか
  • 隣接サイトとの距離
    周りに迷惑をかけづらい距離を確保できるか

ルール面で確認しておくべきポイント

  • 宿泊可能頭数
    宿泊できる数に制限がないか
  • 犬の大きさ制限の有無
    「小型犬のみ可」などの制限がないか
  • リード着用義務
    「ドッグランのみリード不要」などの場合もあり
  • 入場禁止エリアの有無
    愛犬連れは利用エリアが限られれている場合もあり
  • その他のルールやマナー
    キャンプ場ごとのルールを確認しておく

事前に下調べをして、知りたい情報が得られなかったり、疑問点や不明点が出てきたりした場合は、キャンプ場に直接問い合わせましょう。

また、口コミやレビューを見て、実際に利用した人の声を聞いて情報を得る方法もあります。

ただし、口コミの情報からルールが変わっていたり、内容が誤っていたりすることもあるため、基本的にはキャンプ場の公式サイト確認+直接の問い合わせで調べることをおすすめします。

愛犬OKなおすすめキャンプ場

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ここでは、愛犬を連れていけるおすすめのキャンプ場を紹介します。

【1】徳島県美波町「南阿波サンラインモビレージ」

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徳島県「南阿波サンラインモビレージ」は、超大型犬の同伴も可能なキャンプ場。

一緒に宿泊できるコテージがあり、ケージ、食器、粘着テープなども用意されています。

広いドッグランなどもあるので、愛犬とゆったりとした時間を過ごしたい人にぴったりです。

施設情報

  • 住所:〒779-2307 徳島県海部郡美波町山河内明丸1-1
  • 営業期間:通年
  • 公式サイト:http://awasun.com/

▼徳島県美波町「南阿波サンラインモビレージ」については、こちらの記事でも紹介しています。

【2】滋賀県高島市「六ツ矢崎浜オートキャンプ場」

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滋賀県「六ツ矢崎浜オートキャンプ場」は車の乗り入れが可能なフリーサイトキャンプ場で、ペット同伴者限定のフリーサイトエリアがあります。

一般のキャンパーとペット同伴者とで区画が分かれているため、愛犬と気兼ねなく過ごせるのが魅力です。

琵琶湖のほとりで眺めも抜群で、かけがえのないひとときを楽しめるでしょう。

施設情報

▼滋賀県高島市「六ツ矢崎浜オートキャンプ場」については、こちらの記事でも紹介しています。

【3】和歌山県串本町「南紀串本リゾート大島」

ライター撮影

和歌山県「南紀串本リゾート大島」は、紀伊大島に位置するキャンプ場で、広大なドッグランが完備されています。

宿泊におすすめなのは、専用のドッグランが併設された「ドッグラン付きトレーラーハウス」。

区画の周囲がフェンスで囲まれているので、愛犬が自由に動き回れます。

施設情報

  • 住所:〒649-3631 和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6
  • 営業期間:通年
  • 公式サイト:https://resortohshima.com/

▼和歌山県串本町「南紀串本リゾート大島」については、こちらの記事でも紹介しています。

【4】三重県いなべ市「やまてらす」

三重県いなべ市「やまてらす」は、大型犬の宿泊も可能なドッグラン付きのキャンプ場です。

プライベートドッグラン付きのテントサイトは、柵で囲まれた広い天然芝サイトがあり、愛犬がノーリードで思いっきり遊べます。

頭数制限がないため、多頭飼いのキャンパーや、「わん友」でのグループキャンプを楽しみたいキャンパーにもおすすめですよ。

施設情報

▼三重県いなべ市「やまてらす」については、こちらの記事でも紹介しています。

【5】福島県天栄村「エンゼルフォレスト那須白河」

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福島県天栄村「エンゼルフォレスト那須白河」は愛犬と一緒に楽しめる施設を備えた複合型のリゾート施設です。

施設内のすべてのコテージで愛犬と一緒に宿泊ができます。

宿泊当月が愛犬の誕生月の場合、バースデーケーキのサービスがあるので、愛犬のお誕生日のお祝いに足を運んでみるのもおすすめです。

施設情報

  • 住所:〒962-0623 福島県岩瀬郡天栄村大字羽鳥高戸屋39
  • 営業期間:通年
  • 公式サイト:https://www.ang-sk.com/

▼福島県天栄村「エンゼルフォレスト那須白河」については、こちらの記事でも紹介しています。

愛犬との絆が深まる!一緒にキャンプを楽しもう

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普段、愛犬と一緒に過ごす時間をなかなか確保できないという人は、休日に思い切ってキャンプに出かけるのがおすすめです。

日々の喧騒から離れ、いつもとは違う環境で常に愛犬と一緒に過ごすことで、絆をより深められるでしょう。

環境の変化や刺激に敏感な犬もいるので、細やかな配慮は必要ですが、必要な物をそろえて、快適に過ごせるキャンプ場を選ぶなど、事前にしっかり準備すれば不安に思うことはありません。

ぜひ今回の記事を参考に、愛犬と一緒にキャンプの楽しい思い出を作ってくださいね。

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