今回は、未だ人気のメスティンを使ったこれからの季節にぴったりなごはんレシピをご紹介します。どれも手軽にできるレシピなので、メニュー決めの参考にしていただけたらうれしいです。ズバリ!ぜんぶおいしくておすすめです!
酸味とコク、塩気のマリアージュが最高!「鶏とカマンベールのパエリア」
まずは、鶏肉を使ったパエリアをご紹介します。トマトの酸味とチーズのコク、そしてオリーブの塩気のマリアージュが最高です。海鮮が苦手な方にもおすすめのパエリアです。
手軽に作れるよう、サフランの代わりにターメリックを使っています。
【材料】(1〜2人前)
玉ねぎ…中1/4個
パプリカ黄…1/4個ほど
鶏もも肉…120g
塩…適量
オリーブオイル…適量
お米…1合
ターメリック…小さじ1/2
水…250ml
コンソメ…固形1個
黒オリーブ(スライス)…3個分
ミニトマト 5こ
カマンベールチーズ(切れてるタイプ)…3かけ(1/2個分)
胡椒…適量
パセリ…お好み
レモン…お好み
【作り方】
1 にんにくと玉ねぎはみじんぎり、パプリカは小さめ一口大に乱切りに、鶏もも肉は小さめ一口大に、それぞれ切っておく。
2 メスティンにオリーブオイルをひき、塩をしっかりめに振った鶏もも肉を皮目から焼き目がつくまで焼く。焼けたら取り出しておく。
3 鶏肉を取り出したメスティンに、にんにく、オリーブオイル少々を入れ、中弱火にかけて香りがたってきたら玉ねぎも加えて炒める。
4 玉ねぎが透き通ってきたら、お米、ターメリックを加え軽く混ぜながら炒める。
5 お米が透き通ってきたら、水、コンソメ(砕いて)を加えて沸騰させる
6 沸騰したら軽く混ぜて弱火にし、2で焼いた鶏肉、パプリカ、ミニトマト、黒オリーブ、カマンベールチーズを並べ、蓋をし15分ほど火にかける。
7 炊きあがったら最後10秒ほど強火にかけたのち火を止め、10分ほど蒸らす。最後に、蓋を開け胡椒をかけて刻んだパセリを散らし、お好みでレモンをしぼって食べる。
最後の強火10秒がお焦げのポイント。
黒オリーブは「サラダクラブ ブラックオリーブ(スライス)」が手軽でおすすめです。
カマンベールの代わりにモッツァレラチーズを入れてもまろやかで美味しいです!
うま味をたっぷり吸ったお米が絶品!「えびとかぼちゃのパエリア」
えびのうまみをたっぷりとお米に吸わせたご馳走パエリア。かぼちゃのホクホク感との相性も抜群!肌寒い日にはふはふ食べたい味です。
【材料】(1〜2人前)
にんにく…1かけ(チューブタイプでもOK)
たまねぎ…中1/4個
かぼちゃ…適量
有頭えび…3尾
オリーブオイル…適量
白ワイン(または酒)…大さじ2
お米…1合
ターメリック…小さじ1/2
水…250ml
コンソメ…固形1個
パセリ…お好み
レモン…お好み
【作り方】
1 にんにくと玉ねぎはみじんぎりに、かぼちゃは5ミリ厚のいちょう切りにする。えびは背わたを竹串などで取り除いておく。
2 メスティンにオリーブオイルをひき、えびを軽く焼き目がつくまで焼く。焼けたら最後に頭をぎゅっと押してみそを出し、白ワイン(または酒)を加えて焦げをこそぎとってえびと一緒に取り出しておく。
3 えびを取り出したメスティンに、にんにく、オリーブオイルを入れ、中弱火にかけ香りがたってきたら玉ねぎも加えて炒める。
4 玉ねぎが透き通ってきたら、お米とターメリックを加え油を絡めるように軽く混ぜながら炒める。油が絡まったら、水と砕いたコンソメを加えて混ぜ中火にする。
5 沸騰したら軽く混ぜ弱火にし、かぼちゃ、えびを乗せて蓋をし15分ほど火にかける。最後10秒ほど強火にして火を止める。
6 10分ほど蒸らしたのち蓋を開け、最後に黒胡椒と刻んだパセリをかける。えびの殻をはずしてほぐし混ぜ、お好みでレモンをしぼって食べる。
香ばしく焼いたえびの殻とみそのだしを一緒に炊き込むのがポイント。かぼちゃはメスティンに敷き詰めるくらいたっぷりと入れるのがおすすめです。
食感さえも美味しい!「秋鮭とさつまいもの炊き込みごはん」
旬の秋鮭とほくほくのさつまいも、しゃきしゃきのレンコン食感が楽しい、ほっこりおいしい炊き込みご飯です。バターと生姜の香りもアクセント。これひとつで大満足のひと品です。
【材料】(1〜2人前)
米…1合
水…220ml
秋鮭…1切れ
塩…適量
バター…5g(半かけ)
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1
さつまいも…適量
れんこん…適量
生姜…1かけ
小ねぎ…お好み
【作り方】
1 お米を研いでメスティンに入れ30分ほど浸水させておく。
2 メスティンの蓋(またはフライパンなど)にバターをひき、塩をしっかり振った秋鮭を皮目から両面焼き目がつくまで焼いておく。
3 浸水した1にめんつゆを加えて混ぜ、さつまいもとレンコンをそれぞれ5ミリ厚のいちょう切りに切って乗せる。さらに2の鮭も残ったバターと一緒に加え、最後に千切りした生姜をのせる。
4 3を中火にかけ、沸いてきたら弱火にし12分火にかける。最後10秒ほど強火にして火を止め、5分ほど蒸らす。
5 最後にお好みで小口切りにした小ねぎをかけて完成。骨があれば取り除き、ほぐして食べる。
先にバターで焼いた鮭がポイントです。鮭は焚き火や炭火で直火焼きしてもまた香ばしく美味しいです。その場合バターは、炊きあがりに加えて混ぜると香りがアップします。
食材が美味しい秋にメスティンで「ごはん」を食べよう!
今回は、メスティンを使ったパエリアと炊き込みご飯レシピを3品ご紹介させていただきました。どれもおいしくて簡単に作れるので、ぜひお試しください!メスティン以外のクッカーでも同じように作ることができます。
時間と火加減を守っていただければおいしく炊くことができるのですが、バーナーによっては火が一点に集中してしまうものもあります。そんなときにおすすめなのがバーナーパットです。バーナーパットを使うと均一に火が当たり、一部だけ焦げてしまうといった失敗を防ぐことができるので、気になるかたは試してみてください!