冬キャンプ飯を楽しむための5つのポイント
はじめに、冬キャンプ飯を楽しむための5つのポイントを紹介します。
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1.体が温まる料理を作ろう
冬キャンプ飯といえば、体の内側から温まる料理が欠かせません。冷えた体も心もポカポカになりますよ。
具体的には「焚き火料理」「鍋料理」「ホットドリンク」をキャンプ飯のメニューに取り入れてみましょう。
冬キャンプでは焚き火を利用して調理し、火を囲んで暖を取りながら、暖かいメニューを食べるのがおすすめです。調理中に体を冷やさずに済む上、焚き火で温まりながら、できたての料理を楽しめます。
また、冬の定番メニューである鍋料理は、冬キャンプで冷えた体を温めるのにうってつけ。
基本的に食材を食べやすい大きさにカットして、調味料などを加えて煮込むだけと、調理工程がシンプルなのも鍋料理の魅力です。使用する調理器具も最低限で済むので、初心者でも作りやすいですよ。
リラックスタイムなどには、ホットコーヒーやホットティーなどのホットドリンクで身体を温めてみてはいかがでしょうか。豆を挽いてハンドドリップで楽しんでみたり、ホットワインやホットビールなどのお酒を楽しんでみたり、自分好みのスタイルでホットドリンクを楽しみましょう。
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2.ソフトクーラーボックスを活用しよう
外気温が低い冬は、夏ほど食材の保冷に神経質にならなくても大丈夫です。気温が高い時期は食材の傷みや腐敗を防ぐために、保冷力に優れたハードクーラーボックスの使用が適していますが、冬はソフトクーラーボックスが便利です。
ソフトクーラーボックスは軽量で取り扱いやすく、使用しないときは折りたたんでコンパクトに持ち運べる手軽さが魅力。ハードクーラーボックスに比べて価格が安いものが多いのもうれしいポイントです。
冬キャンプでは防寒対策グッズなどでただでさえ荷物が多くなりがちなので、ソフトクーラーボックスを活用して少しでも負担を減らしましょう。
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3.熱々を食べるならコンロを使おう
熱々のキャンプ飯を食べたいときは、コンロを使うのもひとつの方法です。
焚き火を囲みながら、調理も食事もできるのが理想ですが、じつはこのスタイルは上級者向き。焚き火は火加減が難しく、慣れるまでコツをつかむのが難しいです。そのため、焚き火での調理は初心者向きではありません。
その点、コンロは扱いやすく、調理の失敗が少ないといえます。コンロを使うと、テーブルの上に設置して、料理を加熱しながら熱々のまま食べられるのも美点です。
4.洗い物はなるべく減らそう
冬キャンプ飯を楽しむには、できるだけ作業の手間を減らすのもポイントです。
熱々の料理を食べて体が温まっても、寒い中でほかの作業をしていると、再び体を冷やしてしまいます。そのためにも、食後の洗い物はなるべく減らして、体を冷やさないようにするのが大切です。
たとえば、あらかじめ食材をカットして持って行けば、現地でまな板と包丁を使って調理の下準備をする手間がかからない上、洗い物も減らせますよ。
5.体温を上げるために朝ご飯を食べよう
アウトドアでは特に朝晩が冷え込みます。体を冷やさないようにするためには、1日のはじまりに朝ご飯をきちんと食べて、体温を上げましょう。
朝ご飯は冬キャンプを楽しむ重要な秘訣です。時間がないときはインスタントのスープを飲むだけでも身体は温まりますので、ぜひ試してみてくださいね。
初心者でも簡単に作れる!鍋料理5選
ここからは冬キャンプ飯のレシピを一挙に紹介します。まずは初心者でも簡単に作れる鍋料理から。
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1.みそ鍋
工程がシンプルで簡単に作れる「みそ鍋」のレシピです。早い段階で味噌を入れると風味が飛んでしまうので、最後に追加するのがポイント。
【調理時間の目安】
30~40分
【材料(4人分)】
- 野菜類(白菜 1/4、もやし 1袋、ねぎ 2本、しいたけ 1パック)
- 豆腐:1丁
- 肉(肉団子:1パック、豚バラ肉:200g)
- 魚介類(タラ、牡蠣、海老などそれぞれ1パック)
- きりたんぽ:1袋
- 調味料(味噌:大さじ5~6、和風顆粒だし、しょうが、酒、醤油)
- 水
【作り方】
- 野菜、肉などを食べやすいサイズに切る
- 野菜類を鍋に入れ、かぶるくらい水を加える。和風顆粒だし、しょうが、酒を入れ、煮込む。
- 野菜にある程度火が通ったら、肉、魚介類を入れて煮込む。
- 味噌を溶かし、仕上げにお醤油で味を整えたらできあがり。
2.梅豚しゃぶ鍋
梅干しとしょうゆだけで味つけする「梅豚しゃぶ鍋」のレシピです。体を温めつつ、さっぱり食べたいときにおすすめ。
使用する食材が少なく、調理工程もシンプルなので初心者でも作りやすいです。
梅干しの塩分濃度によって味が変わるので、塩をプラスするなど、お好みで調節してもOK。
【調理時間の目安】
20~30分
【材料(2人分)】
- 豚薄切り肉:200g
- しめじ:1P(100g)
- 水菜:1/2束(100g)
- 水:500ml
- 梅干し:大2個
- しょうゆ:小さじ2~
【作り方】
- 水菜は4~5㎝の長さに切る。しめじはほぐしておく。梅干しはつぶしておく。
- 鍋に水、梅干しを入れて沸かし、沸騰したらしめじ、豚肉を入れて火を通す。しょうゆで味をつけ、水菜を加えて出来上がり。
3.ミネストローネ
あったかスープの定番「ミネストローネ」のレシピです。トマト缶を使わず、トマトジュースやケチャップで作れるので、荷物がかさばりにくいのも便利。
【調理時間の目安】
20~30分
【材料(2人分)】
- じゃがいも:40g
- 人参:40g
- 玉ねぎ:40g
- キャベツ:40g
- ウインナー:2本
- ニンニク(すりおろしたもの):適量
- オリーブオイル:小さじ1
- ケチャップ:大さじ2
- 水:300ml
- コンソメブロック:1個
【作り方】
- 具材を1cm程度のブロックの形に切ります。
- シェラカップを熱してオリーブオイルを敷き、ウインナーを炒める。
- 2へ玉ねぎを入れ、色が変わるまで炒める。
- 残りの具材と水、調味料類すべてをシェラカップへ入れて中火で煮る。
- 沸騰してきたら蓋をして弱火に変える
- 約25~30分、具材の火の通
4.豚汁
寒い季節に体を温めるのにぴったりな「豚汁」のレシピです。豚肉以外の野菜がセットになった市販の豚汁の具材を使えば、手間なく時短で手軽に作れます。いわゆる手抜きレシピですが、簡単なのにおいしく作れるので、アウトドア調理にはうってつけ。
キャンプで豚汁を作るときに、アルマイト両手鍋の使用もおすすめです。よりアウトドアの雰囲気が出て、気分が盛り上がりますよ。1~2人分であれば、径18cmのサイズが便利です。
【調理時間の目安】
20~30分
【材料(2人分)】
- 市販の豚汁の具材:1袋
- 豚肉:50g
- だし:小さじ1
- 味噌:大さじ2
- 水:適量
【作り方】
- 豚汁の具材を水切りする。
- 鍋に水切りした野菜、豚肉、だしと、水を適量入れる。
- 煮立ったらアクを取り、最後に味噌を入れたら完成。
5.海鮮アクアパッツァ
魚介の旨みを存分に楽しみたい人には「海鮮アクアパッツァ」がおすすめ。
作るのが難しいイメージがありますが、具材を入れて煮込むだけのシンプル調理なので、材料さえそろえられれば、初心者でも作りやすいメニューです
【調理時間の目安】
30~40分
【材料(3~4人分)】
- 白身魚(好みの種類):1尾
- 貝類(好みの種類):適量
- ミニトマト:5個
- パプリカ:1/2個
- にんにく:1片
- 白ワイン:大さじ3〜4
- 水:1/2カップ
- オリーブオイル:適量
- パセリ(好みで):適量
【作り方】
- ダッチオーブンやプレートなどにオリーブオイルとにんにくを入れて、香りがでるまで火にかける。
- 白身魚を入れ、全体に焼き色がつくまで焼く。
- 具材と調味料を入れて、蓋をして10~15分煮込めば完成。
キャンプ上級者におすすめ料理5選
ここではキャンプ上級者におすすめの冬キャンプ飯を5つ紹介します。
1.パエリア
ダッチオーブンで作る本格的な「パエリア」のレシピです。少し手間がかかるレシピですが、手間をかけた分、おいしさもひとしおですよ。
【調理時間の目安】
40~50分
【材料】
- 米:2合
- にんにく:2片
- シーフードミックス:2袋
- 玉ねぎ:1個
- パプリカ 赤、黄:それぞれ1個
- 水:400cc
- サフラン:ひとつまみ
- オリーブオイル:大さじ4
- 固形コンソメ:2個
- 塩コショウ:適量
【作り方】
- 野菜は1cm位の大きさにカット。にんにくはスライスしておく。
- サフランを水に浸しておく。
- 米を研ぎ、水をよく切っておく。
- 熱したダッチオーブンにオリーブオイル大さじ2杯を入れ、にんにくスライスを炒めたあと自然解凍させたシーフードミックス、野菜の順番に炒める。
- 炒めたものを皿に移す。
- 残りのオリーブオイルを入れ、米を入れて透明になるまで炒める。
- 具材を入れ、米と混ぜたら、サフランを入れた水とコンソメを入れて弱火で炒める。
- ダッチオーブンに蓋をして、炊きあがりを確認しながら20分ほど炊く。
- 炊き上がりを確認したら、10分程蒸らして完成。
2.ハンバーグ
スキレットで作る「ハンバーグ」のレシピです。スキレットで上手に焼くにはコツが必要ですが、うまく焼けると、中はふっくらで表面はこんがり、旨みがギュッと詰まってジューシーなプロ顔負けの本格的なハンバーグが完成します。
デミグラスソースやおろしポン酢など、お好みのソースで食べましょう。
【調理時間の目安】
40~50分
【材料(2人分)】
- 合挽肉:200g
- 玉ねぎ:1/4個
- パン粉:大さじ3
- 牛乳:大さじ2〜3
- 卵:1/2弱
- 調味料(塩:少々、ケチャップ:小さじ1、こしょう:少々、ナツメグ:少々、片栗粉:小さじ1弱)
- サラダ油:適量
【作り方】
- 玉ねぎをみじん切りにし、片栗粉をまぶしておく。パン粉は牛乳にひたし、卵は良く溶いておく。
- ボウルに合挽肉と塩を入れ、ひとまとまりになるまで良く混ぜる。パン粉、卵、調味料を加え混ぜ、玉ねぎを加えさらに混ぜる。2等分にわけ、空気を抜き形を整え中央部はなだらかにくぼませる。
- スキレットを少し温め、サラダ油を適量入れて全体に行き渡らせたら、2をそっと入れて蓋をし、中弱火で3分加熱する。
- 裏返して、同様に3分加熱したら10秒強火にし、火を止めて5分おく。
3.トマトソースピザ
ダッチオーブンで作る「トマトソースピザ」のレシピです。市販のピザ生地やピザソースを使うと手軽ですが、生地やソースを手づくりするのもおすすめ。
表面に焼き色をつけ足したいときは、トーチバーナーであぶって仕上げましょう。
【調理時間の目安】
30~40分
【材料(分量は好みで調整)】
- ピザ生地
- ピザソース(トマト)
- 玉ねぎ
- ピーマン
- 辛口カルパス(サラミ)
- ベーコン
- コーン
- ピザ用チーズ
【作り方】
- ダッチオーブンに置き台(スタンド)をおき、上にクッキングペーパーを敷く。
- 玉ねぎを薄切り、ピーマンを輪切りにし、辛口カルパスとベーコンを適当な大きさに切る。
- ピザ生地にフォークで穴をあけてから、ピザソースを塗る。
- 3にチーズを全体の2/3くらいのせて、コーンなどお好みの具材を置く。
- 具材の上に残りの1/3のチーズをのせて、ダッチオーブンの蓋をして弱火で15分〜20分焼く。
4.焼き立てパン
ダッチオーブンがあればパンを作ることもできますので、冬キャンプの朝に焼き立てのパンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
あらかじめ下ごしらえをすませたパン生地を冷凍した状態で持って行きましょう。
【調理時間の目安】
下ごしらえ:70~80分、焼き上げ:60~80分
【材料(2~3人分)】
- 強力粉:300g
- バター:50g
- 牛乳:160ml
- 卵:1個
- 砂糖:25g
- 塩:5g
- ドライイースト:5g
【作り方】
- バターを電子レンジで10秒~20秒ほど加熱し、溶けたバターとすべての材料をボウルに入れて混ぜ合わせて、手でしっかりこねたら、ちぎって計12個のボール状にまるめる。
- 1を冷凍し、ファスナー付き保存袋に入れてキャンプ場に持参する。
- キャンプ場で20℃を超えるぐらいの場所にパン生地入りの袋をを出しておいて、二次発酵させ、翌朝まで放置する。
- 十分に予熱をしたダッチオーブンにクッキングシートとパン生地を入れ、蓋をする。下からの炭火はやや遠火にし、蓋の上にも炭を置いて30分ほど加熱する。
5.本格ハム・ベーコン
1週間塩漬けしてから燻製にする本格的な「ハム」と「ベーコン」のレシピです。
手間はかかりますが、本格的な料理にチャレンジしてみたい方におすすめですよ。
【調理時間の目安】
燻製時間:3時間30分~4時間
【材料(約10人分)】
- 豚バラブロック(ベーコン用):500ℊ
- 豚ロースまたはモモブロック(ハム用):500ℊ
- 食塩:60g
- 砂糖:24g
- 黒こしょう:10g
- 黒瀬スパイスまたはほりにしスパイス:10g
- ローレル:2枚
- ウイスキー:20cc
- にんにく(チューブまたは刻み):少量
【作り方】
- 使用するまな板やフォークを熱湯でよく殺菌し、手をしっかり洗う。
- 肉にフォークで穴を開ける。
- 調味料をファスナー付き保存袋の中で混ぜ合わせ、2の肉を入れてもみこむ。
- 3の袋の空気を抜き、冷蔵庫に入れる。1日1回程度上下をひっくり返して、1週間ほど塩漬けにする。
- 4の調味料を流水で洗い流し、水分を拭き取ったらタコ糸で縛る。この状態でキッチンペーパーの上に置き、ラップなどをかけずに屋外あるいは冷蔵庫で一晩乾燥させる。
- 燻製器に5の肉を入れ、50~70℃で30分ほど熱乾燥させる。
- 好みのチップを使い、50~70℃の温燻を2時間程度キープする。ハムはお湯で茹でて、63℃になったらそのまま30分ほどゆでて殺菌処理する。
簡単でおいしい!おつまみ料理5選
ここからは簡単においしく作れる、冬キャンプにおすすめのおつまみのレシピを5つ紹介します。
手軽にさっと作れるレシピを集めましたので、「あと一品ほしい!」なんてときにもおすすめです。
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1.鯖とブロッコリーのガーリック煮
さば缶で作る「鯖とブロッコリーのガーリック煮」のレシピです。使う材料も作り方もシンプルなので、簡単に作れます。
さば缶を汁ごと使うことで味付けは不要ですが、味見をして塩気が足りないと感じたら、塩やアウトドアスパイスをプラスしてみましょう。
【調理時間の目安】
15~20分
【材料(1~2人分)】
- さば缶:1缶
- ブロッコリー:3房(30g)
- 調味料(小口切りの赤唐辛子:1本分、薄切りにんにく:1/2片、オリーブ油:大さじ1)
【作り方】
- スキレットにAを入れて弱火にかける。赤唐辛子に色がついてきて、にんにくもきつね色になったら具だけ一旦取り出す。
- ブロッコリーを入れて炒め、油が全体に回ったらさば缶を汁ごと入れて火を強め、沸いてきたら弱火にし、2~3分煮る。
- 1の赤唐辛子、にんにくを散らしてできあがり。
2.カリカリ厚揚げの焼肉生姜ダレ
スキレットで作る「カリカリ厚揚げの焼肉生姜ダレ」です。そのまま焼いただけでもおいしい厚揚げに、焼肉のたれ、しょうがのすりおろしを加えることで、絶品おつまみが完成します。
時間はかかりますが、厚揚げをカリカリになるまで焼くのがおいしさの秘訣です。
【調理時間の目安】
15~20分
【材料(1~2人分)】
- 厚揚げ:1枚
- 調味料(焼肉のたれ:大さじ1と1/2、酢:大さじ1/2、すりおろししょうが:10g)
- ごま油:大さじ1/2
- 万能ねぎ(小口切り):適量
【作り方】
- 厚揚げを2cm角に切る。調味料はボウルやシェラカップで合わせておく。
- スキレットにごま油を入れ、熱くなったら厚揚げを入れて全面こんがりと焼き色がつくまでじっくり焼く。
- 混ぜ合わせた調味料をまわしかけて全体にからめ、火を止めて万能ねぎを散らしたら完成。
3.チーズ入りちくわの磯部揚げ
トロッと溶けたチーズがおいしい「チーズ入りちくわの磯部揚げ」のレシピです。学校の給食やお弁当の定番メニューだったという人もいるかもしれませんね。
ホットサンドメーカーを使えば手軽に作れます。
【調理時間の目安】
15~20分
【材料(8個分)】
- ちくわ:2本
- さけるチーズ:1本
- ころも(小麦粉:大さじ2、水:大さじ2、青のり:小さじ1)
- 油:大さじ1
【作り方】
- さけるチーズ1本を縦4等分に切り、ちくわの穴の中に差し込む。
- ちくわを4等分に切り、ころもの材料を混ぜ合わせてちくわに絡ませる。
- ホットサンドメーカーを温めて油を入れ、2をのせてはさみ、弱めの中火で1分半、裏返して約1分焼く。
4.トマトと卵の中華風炒め
スキレットで作る「トマトと卵の中華風炒め」です。具材をカットして炒めるだけで完成します。
5分ほどでササッと作れる簡単なおつまみレシピなので、初心者にもおすすめ。彩りも良く、キャンプの食卓が華やかに見えます。
【調理時間の目安】
5~10分
【材料(1人分)】
- トマト:1個
- 卵:1個
- 鶏ガラスープの素:小さじ1〜2
- 塩胡椒:適量
- 黒胡椒:適量
【作り方】
- トマトはくし切りにカットし、卵は溶いておく。
- 油をひき、卵を炒める。卵に火が通ったら別の容器に取り出す。
- 再度油をひいて、トマトに鶏がらスープの素を加えて炒める。
- トマトに火が通ったら、2で取り出しておいた卵を戻して完成。
5.アヒージョ
スキレットで作る「アヒージョ」のレシピです。残ったオイルをバゲットにつけて食べたり、オイルでリゾットやパスタを作るのもおすすめ。
具材は海鮮のレシピになっていますが、ベーコンや野菜などに変えてもおいしいですよ。
【調理時間の目安】
15~20分
【材料(4人分)】
- 海老:1パック
- たこ:1~2パック
- マッシュルーム:1パック
- 調味料(にんにく 4~5片、オリーブ油、鷹の爪、ローリエ、岩塩)
- イタリアンパセリ
【作り方】
- スキレットに調味料をすべて入れて、弱火で温める。
- にんにくの香りがしてきたら、具材を入れて5分ほど煮込む。
- 彩りよく、イタリアンパセリを散らしてできあがり。
ファミリー向け!子供が喜ぶ料理5選
ここからは、ファミリーキャンプにおすすめな子供が喜ぶ冬キャンプ飯のレシピを紹介します。
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1.バターチキンカレー
「バターチキンカレー」は子供も食べやすい甘口カレーです。具材がゴロゴロ入っているので、食べごたえバッチリ。
【調理時間の目安】
30~40分
【材料】
- 鶏モモ:400g
- 玉ねぎ:2個
- にんにく:1欠片
- しょうが:1欠片
- トマト缶:400g
- カレー粉:大さじ1
- バター:70g
- コンソメ顆粒タイプ:大さじ1
- 生クリーム:100cc
- はちみつ:大さじ3
【作り方】
- 玉ねぎ、にんにく、しょうがをみじん切りにする。
- 鍋を熱してバターを溶かし、玉ねぎと鶏モモ、カレー粉とコンソメを合わせて炒めておく。
- 肉の表面に色がつき始めたら、みじん切りにした食材をすべて加えてさらに炒める。
- 玉ねぎがしんなりしてきたところでトマト缶、はちみつ、生クリームを投入し、トロッとしてくるまで煮込めば完成。
2.フレンチトースト
キャンプの朝食にぴったりな、ホットサンドメーカーで作る「フレンチトースト」のレシピです。
焼くときに上下からしっかり押さえると、表面がカリッと仕上がります。反対に、ふわっと仕上げたい場合は、押さえつけないように焼きましょう。
【調理時間の目安】
15分
【材料】
- 4枚切り食パン:1枚(3cm厚くらい)
- 牛乳:100ml
- 卵:1コ
- 砂糖:大さじ1
- バター:適量
【作り方】
- 牛乳100ml、卵:1コ、砂糖大さじ1をファスナー付きの保存袋に入れてよくもむ。その卵液に食パン1枚をつけて一晩寝かせる。
- ホットサンドメーカーにバターをひいて焼く。
3.オムライス
子供が大好きな「オムライス」のレシピです。
調理時間は長めですが、メスティンひとつで、ほとんどほったらかしで作れるお手軽メニューなので、手軽にキャンプ飯を作りたいときにもぴったり。
卵は炊き上がったチキンライスに流し入れて予熱で固めるのがポイントです。
【調理時間の目安】
70~80分
【材料】
- 米:1合
- 水:200ml
- 卵:2個
- 玉ねぎ:1/4個
- 鶏ひき肉:50g
- ケチャップ:大さじ2
- コンソメ:適量
【作り方】
- 米を研いでメスティンの中で30分ほど浸水させる。
- 玉ねぎのみじん切り、鶏ひき肉、ケチャップ、コンソメを入れて軽く混ぜる。
- メスティンにフタをして、弱火で20ほど火にかける。
- 卵をよく溶いて、炊きあがったチキンライスにゆっくり流し入れる。
- 再度フタをして、タオルなどで包んで15~20分ほど蒸らす。
- 卵がほんのり固まっていればケチャップをかけて完成。
4.焼きおにぎり
あまじょっぱさがクセになる「焼きおにぎり」のレシピです。
おにぎりをひとつずつラップに包んで形を整えるときれいな三角にしやすいです。小さめに握るのも上手に作るポイント。
アクセントに黒瀬スパイスを使用していますが、辛いと感じる場合は使わなくても大丈夫です。
【調理時間の目安】
10~15分
【材料(2~3人前)】
- ご飯:2合
- 醤油:大さじ4
- 砂糖:大さじ1
- 日本酒またはみりん:大さじ2
- ごま油:大さじ1
- 黒瀬スパイス:適量
【作り方】
- ご飯が温かいうちに、調味料をすべて入れてよくかき混ぜる。
- 炊いたご飯でおにぎりを握る。
- 2のおにぎりを常温になるまで冷ます。
- ホットサンドメーカーではさみ、裏表をひっくり返しながら両面を焼く。
5.お好み焼き
お好み焼きは、ホットサンドメーカーを使うと手軽に作れます。
ホ鉄板やフライパンなどと違って、生地を焼いているときにひっくり返す必要がなく、失敗が少ないのもうれしいポイント。
簡単にカリカリふわふわのお好み焼きを作れるので、子供も喜ぶこと間違いなしですよ。
【調理時間の目安】
20~30分
【材料(3~4枚分)】
- お好み焼き粉:200g
- 卵:1コ
- 水:300ml
- キャベツ:600g
- 豚肉(薄切り):200g
【作り方】
- お好み焼き粉と水を混ぜて生地を作る。
- 卵、キャベツを入れて混ぜ合わせる。
- ホットサンドメーカーにはサラダ油を引く。
- 生地を流し込んで、豚肉を敷き、蓋をしめる。
- こまめにひっくり返しながら弱火にかける。
- 両面に焦げ目がついたら完成。
締めにおすすめ!ホットスイーツ&ドリンク5選
最後に、冬キャンプ飯の締めにおすすすめのホットスイーツとドリンクのレシピを5つ紹介します。
▼ホットスイーツのレシピをもっと知りたい方はこちら!
冬キャンプで食べたい「ホットスイーツ」簡単レシピ!絶品ぜんざい・クランブルなど…身も心もポカポカに!
1.アップルパイ
冷凍パイシートを使って、ホットサンドメーカーで焼き上げる「アップルパイ」のレシピです。
焦げやすいので、こまめに様子を見ながら焼くようにしてくださいね。
【調理時間の目安】
20~30分
【材料】
- リンゴ:1/2個
- 冷凍パイシート:2枚
- 砂糖:大さじ1
- シナモン:適量
- 水:大さじ1
- バター:適量
【作り方】
- リンゴを角切りにする。
- ホットサンドメーカーを弱火にかけ、バターを溶かして1のリンゴを投入し、砂糖、シナモン(お好みで)を入れ、混ざったら蓋をして蒸し焼きにする。
- 5分ほど経ったら軽く混ぜ、できあがったリンゴフィリングを皿に移す。
- ホットサンドメーカーに水を入れて火にかけ、沸騰したらキッチンペーパーで水気をふきとり、汚れをとる。
- 4のホットサンドメーカーにパイシート、リンゴフィリング、パイシートの順に重ね、蓋をして弱火で焼く。
2.スモア
キャンプのホットスイーツの定番「スモア」のレシピ。チョコレートがサンドしてあるビスケットを使用することで、より手軽に作れます。あぶったマシュマロの熱で溶けたチョコレートが美味。
焚き火調理ができれば、直火でマシュマロをあぶってもOKです。バーナーを使う場合、火に近づけすぎると焦げたり、炎上したりするため注意しましょう。
【調理時間の目安】
5~10分
【材料】
- マシュマロ
- チョコビスケット
【作り方】
- マシュマロをバーナーで軽くあぶる
- チョコビスケットでマシュマロをはさんで完成。
3.ホットチョコレート
冷えた体を温めるのにぴったりな「ホットチョコレート」のレシピです。チョコレートの甘さと牛乳のコクの組み合わせが絶品。
チョコレートが溶けきるのに時間がかかるため、できるだけ細かく刻むのがポイントです。
甘さ控えめのドリンクが好みの人は、ダークチョコレートを使いましょう。
【調理時間の目安】
10~15分
【材料(2杯分)】
- 板チョコ:1枚
- 牛乳:600ml
- ココアパウダー:小さじ2
【作り方】
- 板チョコは細かく刻んでおく。
- 鍋に牛乳を入れ、沸騰しないように弱火で温める。
- 鍋のまわりにふつふつと小さな泡が出てきたら、ココアパウダーをいれて木べらなどで混ぜる。
- 刻んだチョコレートを入れ、木べらでゆっくりと混ぜる。チョコレートが溶けきったら完成。
4.ホットレモネード
生レモンを使った「ホットレモネード」のレシピです。シェラカップに材料を入れて加熱するだけで簡単に作れます。
生レモンがないときは、市販のレモン果汁を使用してもOK。すっきり目覚めたい冬キャンプの朝におすすめのホットドリンクですよ。
【調理時間の目安】
5~10分
【材料(1杯分)】
- レモン:1/2
- 水:150ml
- はちみつ:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
【作り方】
- レモンはスライスを2枚作り、残りは果汁絞り用に取っておく。
- シェラカップに水、はちみつと砂糖を入れ、弱火で熱する。
- はちみつと砂糖が溶けてきたら火を止めて、レモンを絞り、かき混ぜる。
- 最後にスライスしたレモンをのせる。
5.ホットワイン
寒い冬キャンプでお酒が飲みたくなったら、こちらの「ホットワイン」のレシピがおすすめ。
赤ワインをシェラカップで温めて、好きな果物を入れるだけで完成します。マシュマロを入れることで、やさしい甘みがプラスされますよ。
生の果物の代わりに、ドライフルーツを使ってもOK。材料をカットする手間がかからない上、包丁やまな板を洗わなくて済みます。
お好みではちみつや砂糖を加えてもおいしく飲めます。赤ワインを白ワインに変えて作るなど、アレンジして楽しむのもいいですね。
【調理時間の目安】
5~10分
【材料(分量は好みで調整)】
- 赤ワイン
- マシュマロ
- カットした果物
【作り方】
- シェラカップでワインを温める。
- 1にマシュマロや果物などを投入する。
おいしい料理で体を温めて冬キャンプを楽しく過ごそう
体が冷えてしまいがちな冬キャンプでは防寒対策が欠かせません。服装や暖房器具を工夫して暖を取るだけでなく、熱々の料理を食べて、体を内側から温めることも大切です。
特に1日のはじまりは、朝ご飯をきちんと食べて、しっかり体温を上げましょう。本記事でキャンプの朝ご飯にぴったりなレシピも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
温かくおいしい料理を食べて、冬キャンプを元気に楽しく過ごしましょう。