テーマ④ ハンギングドライネットでドライフルーツを作ろう
キャンプで食器を乾かすときに使うハンギングドライネットを使って、ドライフルーツ作りに挑戦してみましょう!
※2日以上かかるので、キャンプ中ではなく自宅で行うのがおすすめです。
きっかけ
フルーツやドライフルーツが好きな子は興味を持ちそうですね!
例1 | お母さんと私はドライフルーツが好きなので手作りしてみたい。 |
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例2 | 果物が大好きだけど、長持ちしないから急いで食べないといけない。 ドライフルーツにして長持ちさせてみたい。 |
予想
具体的に「このフルーツはこうなる」と予想してみましょう!
例1 | バナナは黒くなって腐りそう。 りんごなら上手にできると思う。 |
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例2 | りんご以外に水分が少ない果物を見つけられない。 キウイ・パイナップル・ぶどうの3つは乾燥させられずに失敗すると思う。 |
実験のやり方
それでは、ハンギングドライネットを使ってドライフルーツを作っていきます!
準備するもの
- お好みのフルーツ(オレンジ、りんご、キウイなど)
- ハンギングドライネット
実験の方法
りんごは皮付きのまま薄切りします。
変色を防ぐため、酢水かレモン水にしばらく浸けてから水を切ります。
キウイは皮をむいて5mm程度にスライス。
ハンギングドライネットに薄切りしたフルーツを入れて、2日間天日干しします。
2日間ではセミドライ状態。しっかり乾燥させるには数日~数週間かかります。
わかったこと
果物によって結果が変わるので、具体的にまとめましょう!
例1 | バナナはすぐに黒くなって腐ってしまった。 りんご・オレンジ・キウイは2日でドライフルーツになったけど、パイナップルは2日間ではドライにならなかった。 パイナップルは乾燥するまで継続して完成させたい。 |
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例2 | 果物によってドライフルーツに向いているものとそうでないものがあるとわかった。 りんごは水分量が元々少ないため、成功できた。 水分の多いものは、時間がかかったり途中でカビが生えてしまったりしたので、リベンジしたい。 |
発展させたいときには?
- 果物ごとの乾燥するまでにかかる日数を調査
- 電子レンジやオーブンを使った方法と、天日干しでは味が変わる?
- りんごのドライフルーツが一番おいしくなる厚みは?
▼こちらの記事で「ハンギングドライネットを使ったドライフルーツの作り方」を詳しく解説しています!
テーマ⑤ 納豆を手作りしてみよう!
最後にご紹介するのは、納豆作りです!保冷バッグを使えばキャンプで作ることも可能なので、納豆好きな人は挑戦してみてください♪
きっかけ
納豆ってどうやってできるんだろう?って思いますよね。
例1 | ぼくは納豆が好きだけど、どうしてネバネバしているのか不思議だ。 納豆がどうやってできるのか知りたい。 |
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例2 | どんなふうに発酵(はっこう)されるのか見てみたいので、自分で納豆を作ってみたいと思った。 |
予想
子どもには発酵のイメージが湧きにくいかもしれません。
納豆作りのYouTubeなどを見せてあげて、イメージを膨らませるのもおすすめ!
例1 | 自分で作った納豆はどんな納豆よりもおいしいと思う。 粘りの強い納豆にするために、しっかり発酵(はっこう)させたい。 |
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例2 | 機械を使わないと発酵(はっこう)させるのが難しいと思う。 上手くできるか心配だ。 |
実験のやり方
それでは、納豆を作ってみましょう!
準備するもの
- 乾燥大豆(市販の大豆水煮なら時短可能!)
- 納豆
もっと本格的にやってみたい人は、納豆の代わりに「納豆菌」を使ってみましょう!Amazonで購入できます。
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実験の方法
今回は乾燥大豆を使う方法をご紹介しますが、大豆水煮を使えば大豆を煮る工程を省略できますよ。
水に浸けておいた乾燥大豆を、圧力鍋を使って柔らかくなるまで煮ます。
成功させるコツ:指で潰せるくらいの柔らかさが理想。
フィスラーの圧力釜では15分程度煮ました。
茹でた大豆が温かいうちに市販の納豆と混ぜます。
量の目安
乾燥大豆250g(茹でた後625g)に市販の納豆を1パック。
大豆水煮を使う場合は、電子レンジなどで温めて使いましょう。
40℃程で24時間保温します。
ハピキャンライターおすすめの保温方法
- お湯を入れたプラスチック水筒を入れた保冷バッグに大豆を入れる
- 納豆に呼吸させるために、納豆にはふきんなどでふんわり蓋をする
- 水筒のお湯を2~3回交換する
半日ほど冷蔵庫で休ませて完成!
わかったこと
一度手作りしてみると、もっとおいしく作りたくなりますね。
例1 | 大豆にうっすらと膜ができて、納豆に変化した。 普段食べている納豆のようにネバネバしている。 納豆菌が茹でた納豆に移って、しっかりと発酵できたのだと思う。 |
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例2 | 大粒で食べ応えのある納豆ができて嬉しい。 24時間でおいしくできたけど、もっと発酵させたらどうなるのか試してみたい。 きっともっと味わい深くなるはずだ。 |
発展させたいときには?
- 発酵時間を長くしたらどうなる?
- 納豆の種類によって味は変わる?
▼「納豆の作り方」について詳しく知りたい人は過去記事をチェック!
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今回はアウトドアでも楽しめる5つの自由研究のテーマをご紹介しました。テーマ選びや進め方に悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
▼後編
次回は番外編として、DIY関連のテーマをご紹介します。工作が好きな人は要チェックです!