スニーカーの加水分解は防止スプレーで防止できるのでしょうか。そもそも「加水分解」とは化学物質(反応物)と水が反応し、生成物に分解されることです。スニーカーを保管していただけなのに、ボロボロになるなどの経験はありませんか? それが「加水分解」なんでです。本記事ではスニーカーの加水分解が起こす原因・防止策となる普段のお手入れ方法を徹底解説!ブラッシングや防水スプレーなどの普段取り入れられるお手入れから真空パックなど大切なスニーカーを守るテクニックをご紹介します。
加水分解についてのよくある質問Q&A
Q.加水分解したスニーカー 修理に出せる?
A.靴の修理屋さんでできるところもあります。
加水分解したスニーカーは、ソール部分の状態で修理方法も異なります。のりの劣化の場合は再接着、ソール自体が加水分解している場合はソールスワップなども検討しましょう。
【参考料金】
- ミッドソール交換 両足 8000~11,000円
(ミッドソール加水分解の場合) - オールソール 両足 12000~15000円
(ソール全体が加水分解した場合)
※料金はあくまで相場の価格です。
Q.加水分解しない素材は?
A.ゴム、EVA素材、ファイロン素材です。
昔のモデルも復刻する際に加水分解しにくい素材や構造にしているとのことなので、昔のモデルよりはしにくくなっているはずです。
日本は寒暖差が激しく、多湿な気候なため加水分解が起こりやすい気候です。靴をこまめに手入れしましょう!
日頃の小まめなお手入れを心がけて大切なスニーカーを加水分解から守ろう!
あなたのスニーカーのお手入れ方法は大丈夫でしたか? 最近では新しい素材を組み合わせたものやハイテクスニーカーなど様々な商品が販売されており、お手入れ方法も迷うことと思います。しかし、構造は基本似ているため、加水分解がないとは言い切れません。
今回ご紹介した記事が大切なスニーカーを守ることにつながればとても嬉しいです。日頃の小まめなお手入れを心がけて良きスニーカーライフを送ってくださいね!