「FOLBOT meething 琵琶湖 with OVERLANDER」とは?
今回参加したのは「FOLBOT meething 琵琶湖 with OVERLANDER」。2024年6月8日(土)〜9日(日)の2日間、宝船温泉ファミリーキャンプ場にて開催されました。
「FOLBOT」は、1933年ロンドンで生まれたカヤックブランド。
今回のイベントは、その「FOLBOT」が滋賀県で旅を共にする心強い相棒をコンセプトに、車両カスタムを手掛ける「SUNWORKS」と、世界中からアウトドアギアパーツやRVパーツの輸入をしている「Solidjapan」の協力で実現した、キャンプをしながらSUPやカヤックを楽しめる体験型イベントです。
2024年5月に愛知国際展示場で開催された「FIELD STYLE JAPAN2024」にて、FOLBOTの「VERSATILE SUP」を購入したことをきっかけに参加してきました。
▼FIELD STYLE JAPAN2024の様子もレポートしています!
「FOLBOT meething 琵琶湖 with OVERLANDER」レポート
それでは、2日間の様子をレポートしていきます!
会場は、琵琶湖湖畔にある宝船温泉ファミリーキャンプ場。
湖畔サイト、砂浜サイト、松林サイトと、さまざまなロケーションが楽しめて静かで良い所でした。
今回、我が家は砂浜サイトを選び、この2日間を過ごすことにしました。
まずは主催・協賛企業の挨拶からスタート!わきあいあいと始まりました。
この日参加したのは40組。そのうち、我が家のようにすでにSUPやカヤックを購入して参加している方が10組、ウェブページからチケットを購入して参加している方が30組だそうで、カヤックやSUPを始めてみたいと思っている方が非常に多いことに驚きました。
フォールディングカヤック設営講習
昼食を済ませたら、まずはフォールディングカヤック設営講習です。
フォールディングカヤックとは、リュックで背負って移動できる組み立て式カヤックです。非常に軽量で船足も速く、取り回しが良いため収納場所に困らない一番人気のカヤックです。
FOLBOTのカヤックは、カヤックを60年以上作り続けてる老舗メーカー「フジタカヌー」がOEM生産しているメイドインジャパン!
品質は折り紙つきです。
フォールディングカヤックの組み立て作業は、細い骨組みを組んで、筒状の皮の中に入れていくようなイメージ。慣れれば20分程で組み立てられるそうです。
キャンプでテントを組み立てられる人なら、問題なくできそうな難易度でした。
はじめは戸惑っていたペア参加者も、レクチャーを受けながらなんとか完成です!
SUP&カヤック体験
フォールディングカヤックを組み立て終わったら、いよいよ琵琶湖でSUPとカヤック体験です。
この日、はじめは風もなく日差しも強かったのですが、徐々に曇ってきて風が強くなり、湖面も波打ってきました。
にもかかわらずSUPもカヤックも安定していて、初体験の方もおもいおもいに楽しんでいました。
FOLBOTのSUPは本体の生地やサイドウォールを2重にして耐久性を高めているので、膨らませた時の安定感は他のSUPより高く感じました。
通常サイズは全長3.2mで制限体重は110kg。我が家の購入したロングサイズは、全長3.84mで制限体重は160kg。
通常サイズでしたら1人乗りですが、ロングタイプなら2人乗っても安定しています。
我が家もカヤックとSUPで出撃です!
我が家のSUPは11年使って去年パンクし、ワンコ用ライフジャケットも浮力がなくなってきたので、今回FOLBOTでどちらも新調しました。
ミリタリーチックでカッコいいんです!
SUPは空気で膨らませる浮き輪のようなもので、朝に適正な圧力で空気を入れても、昼になると熱で空気が膨張して破裂してしまうことがあります。
一方、FOLBOTのSUPには空気圧調整バルブが付いていて、15気圧以上になると自動で空気を排出してくれる機能が付いています。そんな理由から、ちょっとお高いですが我が家の2艇目に選びました。
次第に風が強くなり琵琶湖も荒れてきたというのに、妻は感覚を取り戻したのか「楽しい~!」と言いながらどんどん沖へ。さすが10年選手です!
景品をかけた水運びレース
夕方には、豪華賞品を掛けた競技で盛り上がりました。
競技の内容は、会場で初めて会った4人が1チームとなり、スタートラインから20m程走って風呂敷に琵琶湖の水を汲み、バケツに水を入れて、その水をまた琵琶湖に返して戻ってくるというもの。
全部で18チーム程で、5回レースをしてそれぞれのレースで1位になったチーム同士でもう1試合し、1位から5位までが決まります。
大盛り上がりの末、僕のいたチームが1位を獲得!
1位の景品はFOLBOTのライフジャケットでした!SUPやワンコ用ライフジャケットとお揃いになりました。
また、妻はFOLBOTの収納袋をゲット。最下位まで豪華商品が用意された、すごく太っ腹なレースでした。
その後、酒の振る舞いあり、じゃんけん大会で盛り上がり、あっという間に日が暮れて行きました。
会場内ではオーバーランドスタイルでキャンプを楽しんでいる方がたくさんいて、普段見ることのないスタイルに興味深深でした。
【突撃取材】オーバーランドスタイルの車を見せていただきました
会場で気になったオーバーランドスタイルのキャンパーに突撃取材!車を見せていただきました。
オーバーランドスタイルとは、オーストラリアやアメリカの荒野(オーバーランド)をキャンプしながら走破するために、さまざまな装備を車に組み込んでカスタムするキャンプスタイル。ここ数年、日本でも人気です!
荒野では野生動物等、危険が伴うことも多いのでルーフの上にテントを張るスタイルが多いように感じます。
車に装備されたオーニングを出してルーフのテントを展開するのは、従来の様にタープやテントを地面に張るより簡単で撤収も楽なのですね!
そう言う意味では、我が家のバンコンも、シティー派オーバーランドスタイルと言えなくもないかも?
今回拝見した車はトヨタのタコマ。
トヨタの北米市場向けの中型ピックアップトラックのベストセラーですが、全長が5.4mあり逆輸入車ということでなかなかお目にかかれない車種です。
これでも中型?というサイズでした。
Wキャブ(トラックで後部座席があるタイプ)の荷台は架装され、バットウイングオーニングとルーフトップテントが装備されていました。
なんとこのバットウイングオーニング、普通の風なら足を出さなくても全く問題ないほど骨がしっかりしているそうで、根元であれば大人がぶら下がっても大丈夫なくらい頑丈なんです。
助手席からリアゲートまで、270度2.5mのオーニングが覆うので、日陰になる面積は広大!
テーブルや椅子を出して、リビングとして過ごすことができます。
ルーフトップテントに上がるには、荷台の内側から登るようになっています。
トラックを使ったオーバーランドスタイルは、ポップアップすればテントが張れて、オーニングを引き出し270度展開すればタープの設置も完了。
キャンプ場に着いて、地面にグランドシートを敷いたり、テントを張ったり、ペグを打ったりガイロープを張ったりする必要もなく、タープやテントは車にセットされているので荷物として持って行くこともありません。
荷物も少なく簡単に設営できるすごく便利なスタイルだな~と関心してしまいました!
新たな遊びとキャンプスタイルを体験できるイベントでした!
「FOLBOT meething 琵琶湖 with OVERLANDER」は、SUP・カヤック・オーバーランドスタイルなど多様なアウトドアの遊びやキャンプスタイルを体験できるイベントでした。
40年間キャンプやアウトドアを楽しんでいると、自ずと自分のスタイルができてしまって、なかなか違う世代や他のスタイルを体験することもないのですが、今回のイベントは参加している年齢層も若く、自分と全く違う楽しみ方をしていて、見ているだけですごく勉強になりました。
SUPやカヤックを始めてみたいと思っている方は、体験会やツアーに参加するのもよいのですが、こうしてメーカーの主催するイベントに参加すると、楽しみ方やスタイル、商品に対する想いまでメーカーの方からお話が聞けて貴重な体験ができると思いますよ。
今回のイベントに興味を持たれた方は、FOLBOTのイベント情報をチェックしておきましょう!
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