ズバリ「焚き火の本」の見どころは? 猪野語録も要チェック!
話を「焚き火の本」に戻しますが、こんないい本、うち(三才ブックス)から出したかったな。
なんでうちから出してくれなかったんですか?!(笑)
槻さん、タバコを吸わないからですよ(笑)。
第四章に“炭でタバコをつけるのがかっこいい”と書いてあって、この辺で「あー猪野さん本当に書いてるんだな」と実感しました(笑)。
ゴーストライター、いないですよ(笑)。
それと、写真にちょこちょこ入ってるキャプションも、いいですよね。
焚き火と向かう時間が多いほど、人生とダブって見える。どんないやなことも時間が経ったら去っていく。我慢するべし下を向くのは焚き火の時間だけにしたい。思わぬ拾い物があるかも。
猪野語録ですよね。これ好きなんですよ。
この本、女性でも読みやすいと思うんですよね。この前、撮影行った時にヘアメイクの女性が読んでいて「すごくわかりやすかったです!」と言ってくれて。
焚き火って男子向けか女子向けかっていうと、男子向けの気がしてますけど、猪野さんはそんなふうに思ってない。
そうですね。だから、表紙の焚き火をレインボーにしているんですよ。性別や熟練度に関係なく、目に留まるように。よく出版元の山と渓谷社がレインボーの焚き火をOKしたなと思いますけど(笑)。
ちなみに、猪野さんが今後やりたいことって何かあるんですか?
「あの人は焚き火の人だから、アウトドアは焚き火の話しか頼めない」となるのはイヤですね。
焚き火以外だと、例えば?
山に登りたい。もともと登山が好きなので。
山の魅力を伝えたいんですか?山の原稿を書きたい?
いや~、山に登るって、お金かかるじゃないですか。仕事だと経費で落ちるんで(笑)。
山の仕事ください!
焚き火の初歩から玄人まで楽しめる猪野正哉(いのまさや)さんの「焚き火の本」 デザインもおしゃれなので読んでいて楽しいです!
終始お二人の和やかな雰囲気で進んだ豪華対談。猪野さんの知られざる一面を知れたような気がします。
「焚き火の本」は、濡れた薪の火のつけ方、薪のいろんな組み方など、新時代の焚き火のハウツー本・バイブル本となっています。
消火や片付けについてもしっかり書かれていて、焚き火の一から十までをきちんと理解できる内容です。
そして中のデザインがおしゃれで読みやすい!ぜひ一度手に取ってみてくださいね。
さらに!焚き火マイスター猪野さんがレインボー焚き火を実演している動画がこちら!
みっちり1時間。ひたすら焚き火をしているだけの動画だそうですよ~