メスティンといえばトランギア製のものを想像するほど、キャンパーにとってトランギアのメスティンは定番中の定番。発売直後から話題となり、大人気となった100均「ダイソー」のメスティン。有名なトランギア製のメスティンとの違い、気になりますよね。今回は両方のメスティンを実際に使用して比較した結果をご紹介します。

【比較①】ダイソーのメスティンと圧倒的人気トランギアのメスティンを徹底比較! 大きさや見た目など

画像: 筆者撮影 左がダイソー/右がトランギア

筆者撮影
左がダイソー/右がトランギア

1)仕様の比較

トランギアのメスティンサイズは、レギュラーとラージの2種類があります。

ソロキャンプによく使われるレギュラーサイズの仕様は次のとおりです。

トランギアメスティン レギュラーサイズ(TR-210)

  • 重量:150g
  • サイズ:17×9.5×6.2cm
  • 容量:750ml
  • 素材:アルミ製(無垢)
  • 炊飯の目安:約1.8合まで

ダイソーのメスティンサイズは1種類で、主な仕様は次のとおりです。

ダイソーメスティン

  • 重量:123g
  • サイズ:15×8×5cm
  • 容量:500ml
  • 素材:アルミ製
  • 炊飯の目安:約1合まで

2)異なる点と収納について

ダイソーのメスティンは、トランギア製に比べてやや小さいです。

とはいえ、女性やソロキャンプには丁度よいサイズ感。メスティンの中にファイヤースターターなど、こまごまとしたグッズも収納できます。

ダイソーメスティンの方が若干厚みが薄いですが、税込550円ならば十分満足できる製品です。

シーズニング(初めて使う前の慣らし準備)が不要な点も、メスティン初心者にはメリットですね。

画像: 筆者撮影 トランギア製の中にダイソー製がフィット!

筆者撮影
トランギア製の中にダイソー製がフィット!

一番驚いたのは、トランギアのメスティンにダイソーメスティンがピッタリと収まること。

両方使うキャンパーならば、ダイソーメスティンの中に関連アイテムを収納し、トランギアメスティンの中に入れてしまえば、かさばらずに持ち運べます。

【比較②】ダイソーとトランギアの両方のメスティンでお米を炊いてみた! 炊飯中に蓋が少し浮くことも

メスティンの基本的な用途は、お米を炊くこと。

仕上がりに違いがでるのか、両方でお米を1合ずつ炊いてみました。

トランギア製メスティンで炊飯

画像: 筆者撮影(トランギアのメスティンで炊飯中)

筆者撮影(トランギアのメスティンで炊飯中)

愛用のトランギアメスティンは、ススが付かないよう、ポケットストーブと固形燃料で炊いてみました。

画像: 筆者撮影(中央のくぼみがカニ穴)

筆者撮影(中央のくぼみがカニ穴)

トランギアのメスティンは、見事な炊飯で、カニ穴ができて美味しそうです。

炊飯中、フタが浮くこともなく、放っておいても自動炊飯が可能なことは過去に何度も体験済み。

ダイソーメスティンで炊飯

ダイソーメスティンは焚き火で炊飯してみました。

画像: 筆者撮影(炊飯中、フタがういてきた状態)

筆者撮影(炊飯中、フタがういてきた状態)

火力の問題もあるかもしれませんが、ダイソーメスティンは炊飯中に一度フタが浮きました。

念のため、フタの上に重しを乗せることをおすすめします。

とはいえ、こちらもふっくらと炊飯ができました!

スス汚れが気になる方は固形燃料がおすすめ

画像: 筆者撮影(セリアの固形燃料)

筆者撮影(セリアの固形燃料)

メスティンは、アルミ製なので比較的汚れは落しやすいのですが、やわらかく傷がつきやすいのが難点。

焚き火の焦げやスス汚れが気になる方は、固形燃料アルコール燃料での炊飯がおすすめです。

100均で販売されている固形燃料には、30gと25gがあるので、お米の量によって使い分けるとよいでしょう。

ちなみに筆者は、トランギアのメスティンで炊飯をする際、セリアで販売されている30gの固形燃料を使用しています。

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ウインドスクリーン(風防)も100均で購入できる

画像: 筆者撮影(セリアの風防)

筆者撮影(セリアの風防)

固形燃料やアルコールストーブで炊飯する際の困りごとは、風で火が消えてしまうこと。

特に川や海など水辺でのキャンプは、横風で炊飯途中に火が消えてしまうことがあります。

そんなときは、ウインドスクリーン(風防)で、風除けすると火が消えにくくなりますよ。

ダイソーではステンレス製の風防が500円(税抜)で、セリアではポリプロピレン+アルミの風防が100円(税抜)で購入できます。

また、ネットでもさまざまなサイズの風防が購入可能です。

画像4: 【ダイソーメスティン徹底解説】比較レビュー トランギア製のメスティンとの違いとは?
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価格・サイズ・重量もソロキャンプにピッタリ! ダイソーのメスティンは十分使えて購入検討すべき商品

画像: 筆者撮影(焚き火で炊いた後のダイソーメスティン)

筆者撮影(焚き火で炊いた後のダイソーメスティン)

焦げや傷もキャンプを楽しんだ証。

ダイソーのメスティンは安価なこともあり、汚れなどを気にせず、どんどん使い込める逸品です。

個人的なおすすめは、トランギアのメスティンで炊飯し、ダイソーのメスティンでおかずを作るダブル使い。そうすれば、どちらも熱々のまま食べられますね!

炊飯のほかにも、煮込み料理や蒸し料理が楽しめるメスティンを手に入れて、家でもキャンプでも美味しい料理を楽しんでください。

ダイソーのメスティン紹介記事のほかにも メスティンで作る簡単レシピや鏡面磨きの記事もチェック!

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