全国からアウトドア好きが集うイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2025」が5月に開催され、ハピキャンも出展してきました。キャンプだけでなく、車関係のメーカーやブランドの出展も非常に多い同イベント。今回はイベント会場で見つけた、キャンパーにおすすめなアウトドアらしさ満載のカーカスタムを6つピックアップしてご紹介します!
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【1】プロボックスの次はコレが来る!アウトドアカスタムなNISSAN ADバン

はじめに紹介するのは、アウトドア仕様にカスタムされた、NISSANの定番商用車「ADバン」。カスタムカーを展開する「Brat」のブースに展示されていました。
昨今、キャンプ向きの車として人気を博しているハイエースなどをはじめとした「商用車」。現在は商用車としてADバンと双極を成すTOYOTA プロボックスのカスタムが人気を先行していますが、昨今はADバンも大きな注目を集めているとのこと。

商用車の魅力はなんといっても積載量。世の中の営業マンが商品を沢山積み込んで走り回るための車は、実はキャンプとの相性抜群で、ファミリー分(4〜5人)のキャンプギアなら十分積載可能。これは、前にプロボックスに乗っていたこともある筆者が自信を持ってお伝えします。
また、後部座席を倒せば平均的な身長の成人男性が寝転ぶことができるスペースがあり、車中泊すら可能です。

インチアップしてタイヤをオフロード仕様にすれば、ある程度のオフロードも走行可能。さらに車好きの間では、実はプロボックスよりもADバンの方が走行性能が高いという意見もあるとのこと。
また、先ほど申し上げた様に現在はプロボックスの人気が先行しており、まだ人気に火がついたばかりのカスタムADバンの方がお手頃価格で入手可能という話も…。まさにキャンプカーとして最注目の車種!気になる方は早めのチェックがおすすめです。
【2】工具なしで車載能力が爆裂UP!SeaSuckerの吸盤ギア

お次に紹介するのは、「吸盤」で工具や改造なしに車に取り付けが可能な「SeaSucker」のカスタムギア。なんと、写真に映る、テーブルや棚、ドリンクホルダーなど、すべて吸盤で車のボディーにくっついている状態なのです。

取り付け方は極めて簡単。車のボディーに吸盤を押し当て、ボタンで空気を抜き真空状態を作り出すことで強力に車に吸着します。もちろん車屋さんにおながいすることなく、自分で脱着可能です。
ちょっとしたドリンクホルダーなどはもちろん、サイクルラックやルーフキャリアなど、重量物を積載した上での高速走行にも耐えうるほど、しっかりマウントされます。

SeaSuckerは車に全く傷をつける危険性がなく、平らな場所であればどこでも設置が可能なので、通常ではカスタム出来ない窓などにも取り付け可能です。製品ラインナップもラックから、キャンプギア、セキュリティグッズまで、非常に多様。仰々しいカスタム不要で、車のポテンシャルを向上させたい人にはもってこいのアイテムです。
【3】室内灯付きで快適!YAKIMAのルーフテント

アウトドアな車のカスタムでも一つの最終到達地点とも言えるのが、ルーフテントではないでしょうか?様々なカー用品を取り扱う「AUTOPROZ」のブースで見つけた「YAKIMA SkyPeak HD」は、ルーフテント欲をそそられる逸品です。

テントの仕様としては、大人2人が寝られるサイズで、出入り口の他に3つの窓がある過ごしやすそうな仕様。特徴的な点は、テント内に調光可能な室内灯(コードはUSB-A)がついており、ランタン要らずなところ。テント内での過ごしやすさでは一歩先を行っています。

また、筆者が気になったのは、ルーフテントを設置した上で、さらに別売りのスカイピークHDクロスバーキットを使用することで、テントの上にサイクルキャリアやルーフボックスなどが取り付けられるということ。
ルーフテントか収納か、二者択一ではなくどちらも選択できるのは、かなり魅力的なポイントです。

【4】ゴードンミラーで人気のシートカバーに、ネオプレーン素材が仲間入り

アウトドアなカーグッズを豊富に展開している、お馴染み「GORDON MILLER」のブースでは、ウェットスーツなどに用いられるネオプレーン素材のシートカバーを発見。
GORDON MILLERの定番かつ人気のアイテムであるシートカバーは、雨に濡れたり汚れた服で車に乗ることの多いアウトドア派にとってはとても心強いアイテムです。これまではコーデュラ素材の硬めな手触りのアイテムがラインナップされていましたが、手触りも柔らかく、クッション性もあるネオプレーン素材が仲間入り。

これまでのシートカバーは、シートを守る代わりに少しばかり座り心地が損なわれてしまう部分もありましたが、ネオプレーン素材の登場で、座り心地も良いままでシートの清潔を保てるようになりました。

【5】車をアウトドアカラーに染め上げるラプターの塗装アイテム

最後に紹介するのは、かなり上級者向けのカスタムアイテム「ラプター」です。車のアウトドアらしさを演出するにあたり、重要な要素が車のカラー。ラプターは車用の塗料を展開しているブランドなのですが、特にアウトドア好きにぴったりな塗料を展開しています。

通常の艶感ある塗装では、どうしても傷が気になってしまいます。でも、キャンプで乗っていたら、ちょっとした傷はつきものです。ラプターの塗料の特徴はマットな質感で、表面もざらっとした感じで、傷が目立ちにくく、アウトドアの雰囲気も演出可能です。
自分の車をアウトドア色に染め上げたい人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
【おまけ】ハイラックスに設置可能な荷台ハウス「NEOTERA」

ここまでにすでに5選は紹介しましたが、最後に一つおまけ的に超!超!アウトドアなカスタムを見つけたのでご紹介。
こちらはTOYOTAのピックアップトラック「ハイラックス」に取り付けできる、荷台ハウス「ネオテラ」。

ネオテラの中を覗いてみると、そこにはおしゃれなログハウスの様な空間が広がります。向かい合うソファーは組み替えるとベッドにもなり、この空間がリビングにもベッドルームにもなるとのこと。

こちらの車のオーナーであるダンさん&シィさん夫妻はなんと、このハイラックスで4年以上車上生活をしているとのこと。もはや車中泊の域を超え、生活を始めてしまうアウトドアレベルにはさすがに脱帽です。
「ネオテラ」は、「ムービングハウスメーカーREVOLG.」で、オーダーメイドにて受注製作も受け付けており、ハイラックスユーザーであればチャレンジ可能!快適な車中泊を楽しみたい方は一見の価値ありです!
こだわりのカスタムで愛車をもっとアウトドアに!
FIELDSTYLE JAPAN 2025には、つい自分の愛車にも取り入れたくなるカスタムが沢山ありました!大規模な改造を伴うものもありますが、気軽にできる簡単なカスタムもあります。
ぜひ、気になるカスタムにチャレンジして、よりアウトドアな車を作り上げてみましょう!
次回は11月15日(土)・16日(日)開催


秋の「FIELDSTYLE JAPAN」は、11月15日(土)・16日(日)に開催が決定しています。場所は春と同様、Aichi Sky Expo。開催が近づきましたら、「ハピキャン」でも告知記事や、春に行われたイベントのレポート記事などを掲載予定です。どうぞお楽しみに!
また、公式サイトや公式Instagramでイベント情報をチェックしておきましょう!
公式サイト:https://2025.tokyooutdoorshow.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/tokyo_outdoor_show/?hl=ja
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