キャンプシーンを盛り上げてくれる!オイルランタンの魅力をチェック

「おぎやはぎのハピキャン」より
Photographer 吉田 達史・ヒロシさんの私物フュアーハンドランタン
「オイルランタンって上級者向けじゃない・・・?」そう考える初心者の人もいるかもしれませんよね。
オイルランタンの扱いに難しいことはほとんどなく、コツさえ掴めばとっても簡単!
まだ持っていない人もきっと欲しくなる、オイルランタンの魅力を紹介します。
オイルランタンの魅力【1】キャンプで映える!オシャレなデザイン
オイルランタンはLEDランタンやガスランタンにはない、オシャレなデザイン性が魅力のひとつ。
実際に明かりを灯すと、ホヤ(ガラス)の中の小さな火に癒やされます。
オイルランタンの中でも最もメジャーなものが「ハリケーンランタン」と呼ばれるタイプ。レトロな見た目が無骨なのに、どこかかわいいですよね。
使い込むほどに味が増すオイルランタンは、キャンプの雰囲気をグッと盛り上げてくれるアイテムです。
▼芸人のヒロシさん愛用の「フュアーハンド」社のハリケーンランタンはこちらで紹介しています!
オイルランタンの魅力【2】所有欲をくすぐる!程よい手間感

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happycamper.jpオイルランタンはLEDランタンに比べると、メンテナンスに少し手間がかかります。
しかし、芯を取り替えたり、煤(すす)の掃除をしていたりするうちに、どんどん愛着が湧いてきますよ。
使い込んだ愛用のランタンは、手放せない大切なキャンプギアのひとつになるはずです。
ギア好きの人なら、手間のかかるメンテナンスも込みで楽しめますよね。
オイルランタンの魅力【3】高コスパ!低燃費でお手頃
オイルランタンの燃料は、灯油とパラフィンオイル。どちらも電池やガスに比べとっても低コスト。
防虫ハーブオイルを使えば、虫除けにもなる嬉しい効果も。
明るすぎない光は一晩中点けていられるので、常夜灯としてもおすすめです。
オイルランタンの本体は、人気のもので1,000円台からお手頃に手に入りますよ。
オイルランタンには種類がある!キャンプスタイルに合わせた選び方を解説

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happycamper.jpオイルランタンは歴史が古く、さまざまな製品があります。
初心者さんの中には「どんな製品を選べばいいのかわからない」人もいますよね。
そこで、オイルランタンを選ぶときの基準となる、それぞれの種類について分かりやすく解説します。
オイルランタンの選び方【1】形状
キャンプの持ち出しにおすすめするオイルランタンには「ハリケーンランタン」と「テーブルランタン」があげられます。
キャンプに最も適しているのは「ハリケーンランタン」ですが、使い方によっては「テーブルランタン」も雰囲気がバツグンですよ。
1. ハリケーンランタン

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happycamper.jp特徴
- 台風のような強風でも消えないといわれる高い防風性能
- 加圧式と非加圧式のものがある
- メンテナンスに手間がかかる
おすすめなシーン・スタイル
- 風が強い場所でのキャンプにぴったり
- ナチュラルや無骨なテイストのキャンプスタイルにピッタリ
キャンプなど屋外でメインに使用するなら、ハリケーンランタンがおすすめ。
ハリケーンランタンには、燃料に圧力を加える加圧式のものもあります。加圧式のものは非常に明るく、メインランタンとして使用可能。
マントルの「空焼き」や、燃料を気化させる「ポンピング」といった手間がかかりますが、これらを楽しめる人には格好のランタンです。
非加圧式のものは初心者さんにも扱いやすく、セカンド照明として最もおすすめのアイテムです。
2. テーブルランタン

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happycamper.jp特徴
- ガラスや真鍮などを用いたおしゃれなデザインのものが多い
- 燃料に加圧しない非加圧式で手間がかからない
- デリケートで持ち運びに気を使う
おすすめなシーン・スタイル
- 室内でも使用したいなら「テーブルランタン」
- 落ち着いた雰囲気のキャンプスタイルにおすすめ
それほど風に強い構造はしておらず、加圧式のランタンに比べると明るさは落ち着いています。
しかし、暖色の穏やかな明かりがテーブルの雰囲気をワンランクアップさせてくれるアイテムです。
オイルランタンの選び方【2】燃料

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happycamper.jpオイルランタンに使える燃料は、灯油とパラフィンオイルがあります。
初心者の人や女性におすすめなのは、安全で香りや色を楽しめるパラフィンオイルです。
1. 灯油
特徴
- パラフィンオイルの約10分の1の価格で入手が容易
- 独特の臭いがあり、燃焼時には煤(すす)が発生するのがデメリット
おすすめなシーン・スタイル
- ランニングコスト重視なら灯油
2. パラフィンオイル
特徴
- 煤がほとんど発生しないため、手入れの手間がかからない
- 引火点が95℃以上と灯油(引火点40℃)よりも高く、揮発性も低いことから、初心者の人でも使いやすい
おすすめなシーン・スタイル
- 手入れのしやすさ重視ならパラフィンオイル
- 燃焼時に色がつくタイプやアロマの香りなどのバリエーションで楽しめます
- 虫除け成分が入っているものであれば、蚊や虻に悩まされがちな夏場のキャンプで重宝します
※ガソリンが燃料になるランタンは「ガソリンランタン」として別の種類になり、有名なメーカーとしてはColeman(コールマン)が挙げられます。
【コールマン/ワンマントルランタン】
コールマン/ワンマントルランタン
サイズ:約16x31(h)cm
重量:約1.4kg
タンク容量:約590cc
燃焼時間:約7.5~15時間
使用燃料:ホワイトガソリン
▼マントルランタンについてはこちらの記事でくわしく解説しています!
オイルランタンの選び方【3】容量
オイルランタンは、タンクの容量で燃焼時間に違いがあります。
タンク容量による大まかな燃焼時間の違いは以下のとおり。
- 300ml(約20時間程度)
- 500ml(約24時間程度)
- 900ml(約25時間程度)
1泊2日のキャンプであれば、300mlの製品で燃料切れの心配もなく対応できるでしょう。
容量に比例して芯も太さもアップするので、大きいものほど明るいランタンになります。
オイルランタンの選び方【4】芯

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happycamper.jpオイルランタンの芯は3種類あります。
- 平芯
- 巻き芯
- 棒芯
それぞれ芯に太さのバリエーションがあり、太くなるほど明るくなります。
初心者さんは、メジャーな平芯の4分芯(12mm)・5分芯(15mm)・7分芯(21mm)を選んでおけば失敗しないでしょう。
▼初心者さんにおすすめ!くわしいオイルランタンの選び方はこちらをどうぞ!