ホームセンターのナフコ・コーナンからもキャンプ・アウトドア用品がラインナップしています。近年ではホームセンター業界が力を入れる熱い分野になりつつあるキャンプ用品。今回は、ナフコとコーナンのキャンプ用品5選を厳選しましたので、ご紹介していきます!

【ナフコ】ヒートエクスチェンジャー付きアルミ鍋・アルミケトル

ナフコのPBキャンプ用品、続いては内容が似てるので二つ一度にご紹介します。

ヒートエクスチェンジャー付きのアルミ鍋とアルミケトル。どちらも2,980円です。

ヒートエクスチェンジャーってどんなもの?

ホームセンターの PBブランドでヒートエクスチェンジャーを出すなんて予測もできませんでした。

画像13: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

これはかなり攻めてますよね。筆者は見たことある程度で買ったことはないのでいい機会になりました。

普通のケトルやクッカーと比べて、下部に変わった模様のパーツが付いてます。

これが通常の鍋やケトルと比べて湯沸かしが早くなる秘密です。

このヒートエクスチェンジャーの採用により燃料の使用を最低限に抑えることができた低燃費アルミケトルそして低燃費アルミ鍋です。

容量は鍋が1.5 Lケトルが1.1 Lです。

ちなみにファミリーサイズと思われるヒートエクスチェンジャー付きのもっと大きな鍋も売ってました。

箱に赤い文字で注意事項が書いてあるので見ておきましょう。

画像14: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

「屋内で使用した場合一酸化炭素中毒になる危険性があります。テント内などの屋内では絶対に使用しないで下さい。一酸化炭素中毒により死亡・障害を起こす恐れがあります。」

ということで、もちろんキャンプ用のガスバーナーは基本的には屋外専用のものがほとんどでこのヒートエクスチェンジャー有り無しに関わらず通常のタイプであっても一酸化炭素が発生するリスクがないわけではありません。

ただこの赤字で書いてあるということは、このヒートエクスチェンジャー付きだと一酸化炭素が発生しやすいという特徴があるようです。

反対側を見ると鍋の底の写真があるんですが、このヒダヒダが付いてますよね。

画像15: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

これがヒートエクスチェンジャーと言われる部分で熱効率を高めてくれる仕組みなんですが、結局このパーツに炎が当たることで不完全燃焼が発生しやすくなって一酸化炭素が出るリスクが高まるということなんですね。

そんな怖いクッカーどうしようと思われるかもしれませんが、キャンプシーンで焚き火台等を使っていたら一酸化炭素は普通に出まくりです。

実際筆者は、ツーポールシェルターを前後いっぱいまで扉を開け放ち、ほぼタープが折れ曲がっているだけの状態(風がスースーに通っている状態)でバーベキューグリルを中に入れたことがあります。

半分実験も兼ねて一酸化炭素チェッカーを吊るしておいたのですが、半屋外のような感じでもアラームが鳴りましたので、炭等を使ってバーべキューをする機会は多いと思いますが、あれは一酸化炭素出まくりです。

なので屋外で使用する分には他のたき火やグリルと比べて特別有害になるということはないと思いますが、テントの中で使うのはNGということですね。

画像3: 【ナフコ・コーナンのキャンプ用品5選】ホームセンター オリジナルのアウトドアギアが熱い

だからこそ、ナフコさんは結構攻めてますよね。

どちらかというとちょっとマニアックな仕組みのクッカーやケトルだと思いますが、仕組みが面白いので本当に早く沸いたらすごいワクワクするギアだと思います。

しかし、くれぐれも屋外専用ということだけは先に抑えておくようにしましょう。

実際に開封して中身を見てみます

モンベルのジェットボイルは登山用のギアでもっとスリムに小さくできていると思いますが、ヒートエクスチェンジャー機能がついているというところは共通していると思います。

ただジェットボイルは専用のガスバーナーからすべて一体化されていますが、こちらはクッカー単品なので何か手持ちのガスバーナー等で使用するといいと思いますし、小さい方だったんですけど1.5 Lっていうのは結構大容量ですね。

袋入りラーメンなどを作っても余裕がありそうです。

鍋底を見るとヒートエクスチェンジャーがくっついてる模様が浮き上がっています。

画像16: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

普通は底に炎が当たったあと、ある程度熱は外に逃げていきますが、この仕組みで効率的に鍋の中に伝えてくれるという事なんですね。

このヒートエクスチェンジャーは一体化されていますので外すことはできません。蓋もアルミ製でつまみと取っ手のところにはシリコンチューブがついてます。

ケトルもメッシュのケース付き。

画像17: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

やはり見た目のインパクトがありますね。

どちらも鍋の部分と上のケトルの部分は比較的シンプルなデザインに抑えられていると思います。

あとナフコの PB商品の良いところというのはロゴが入っていないところですかね。

この無地の方がすっきりしていいなと思う人もいるんじゃないかと思います。筆者もそっち派なので、この無地のシンプルな感じでいいんじゃないかなと思います。

ケトルも同じようにこの中を覗くとヒートエクスチェンジャー機構が備わっております。

下のパーツ以外はいたって普通のアルミケトルとアルミクッカーです。

重さを量っておきましょう。ケトルが236g 、クッカーが315.5g 。

画像18: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

この容量の割にはそこまで重くないなと思います。

あとは興味が湧くのは一体どのくらいの時間でお湯が沸くのかというところですよね。

ガスバーナーの方が使いやすいかなと思い、SOTOのST310を使用します。

画像19: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

炎が真ん中にあたるタイプの方がいいと思います。

炎が広がってしまうと熱効率がよくないと思うしヒートエクスチェンジャーの方向に直接炎が当たりやすくなってしまうので。

このSOTOのバーナーは五徳が大きめなのでこのクッカーやケトルたちと相性の良いサイズじゃないかなと思います。

本当に早く沸くのか?湯沸かしテストをしていきます

それでは実際に外で湯沸かしをしてみますので、ヒートエクスチェンジャー鍋・ケトル、普通のアルミ鍋・ケトルに水道水をそれぞれ500ml入れ、蓋をして加熱実験をしていきたいと思います。

このST310を火力強めにして炎は変えずにどのぐらいで沸くかというのをやってみたいと思います。

【普通のアルミ鍋】時々中身を確認しながら沸騰してきたタイミングで止めていきます。結果は3分43秒

画像20: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

【普通のアルミケトル】直径が大きいのでもう少し効率的に炎が当たるかもしれません。結果は2分59秒。 ケトルの方が早いという結果になりました。

画像21: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

【ヒートエクスチェンジャー鍋】普通のケトルが結構速かったのでちょっと怪しい感じもしていましたが、結果は2分20秒でした。

画像22: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

【ヒートエクスチェンジャーケトル】1分が経過したところでグラグラし始めました。結果は驚異の1分54秒でした。

画像23: 出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より
出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

ナフコから発売になったヒートエクスチェンジャーシリーズはSOTOのガスバーナ強火であれば500ml の水道水がケトルは2分弱、鍋は2分少々で沸騰させられることが分かりました。

画像4: 【ナフコ・コーナンのキャンプ用品5選】ホームセンター オリジナルのアウトドアギアが熱い

くれぐれも屋外でね!

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