SNSやYouTubeで車中泊系のコンテンツが増え、ますます人気が高まっている車中泊。「これから車中泊に挑戦したい!」と考えている人も多いのではないでしょうか。今回解説するのは、軽自動車での車中泊について。軽自動車で車中泊をするメリット・デメリットや、車中泊におすすめの車種、さらには車中泊向きDIYの方法についてもご紹介していきます。これさえ読めば、軽自動車での車中泊を開始できますよ!

車中泊用の軽自動車は何がいい? 最適な車の選び方を伝授! 快適な室内空間が作れることがポイント!

一口に軽自動車といっても、車種はさまざまです。そこでここからは、車中泊用の軽自動車の選び方をお伝えします!

ご自身が理想とする車中泊をイメージしながら読み進めてみてくださいね。

選び方のポイント1:寝床の広さ

画像2: クーピーチャンネルさんご提供

クーピーチャンネルさんご提供

車中泊用の軽自動車を選ぶときには、まずは寝床の広さを確認しましょう。

軽自動車の場合、助手席を倒して寝床を確保するケースが多いです。ご自身の身長よりも広いスペースを確保できるか、必ずチェックしておいてくださいね。

また、可能であれば、購入前に車内で横になってみることをおすすめします。カタログにはご自身の身長よりも広いスペースがあるように記載されていたとしても、実際に寝てみると窮屈に感じることもあるからです。

車中泊では、熟睡できないと翌日の運転にも影響が出るため、寝床の広さのチェックは最重要項目と言えるでしょう!

選び方のポイント2:床が平坦になるかどうか

画像3: クーピーチャンネルさんご提供

クーピーチャンネルさんご提供

続いては、床が平坦になるかどうかも確認しておきましょう。

各車の公式ホームページに「フルフラット」と書かれていても、完全に平坦な床が確保されるとは限りません。特に乗用車の場合、荷台の傾斜やシートの段差などがあるのが一般的です。

傾斜や段差が気になってぐっすり眠れないことも考えられるので、睡眠の質を大事にしたい人にとっては重要な項目ですね。

ただし、厚手のマットレスを使用すれば、車内の段差をある程度解決できます

10cmほどの厚さのマットであれば段差があまり気にならなくなるので、マットの活用もあわせて検討してみてくださいね。

▼車中泊のマットについて詳しく知りたい人はこちら!

選び方のポイント3: 天井の高さ

画像1: サカ田シオリさんご提供

サカ田シオリさんご提供

車中泊用の軽自動車を選ぶときには、天井の高さも重要なポイントです。

特に身長が高い人の場合、背中を丸めて過ごさなければならないことも。寝床のチェックと同様に、購入前に車の荷台に座って天井の高さを確認しておきましょう。

選び方のポイント4: 純正品や社外品の充実度

最優先ではありませんが、純正品や社外品の充実度も見逃せないポイント。近年の車中泊ブームにより、各社ともに純正品の車中泊グッズの充実度が高まっています。

社外品では、車種ごとに設計されたサンシェードやベッドキットなど、車中泊をより快適にするグッズがたくさん用意されています。

購入したい車種が絞られてきたら、車中泊グッズの充実度で比較して検討してみても良いかもしれませんね。

選び方のポイント5: 走行性能は用途に合わせて

画像1: マメ丞さんご提供

マメ丞さんご提供

前述した通り、軽自動車は普通車と比べて走行性能が劣りがちです。

ただし、ターボエンジン搭載車であれば、高速道路での加速などの走行性能に関するストレスは多少軽減できます。また、雪道や未舗装路を走ることが多い人の場合、4WD車という選択肢も。

走行性能については、ご自身が車中泊をするスポットやシーンに合わせて選んでみてくださいね。

▼走行性能を重視したい人はこちらの記事で軽自動車以外の車種もチェック!

どの車種にするか迷ったらコレ! 車中泊におすすめな軽自動車8選

軽自動車のメリット・デメリットがわかったところで、車中泊におすすめの車種も見ていきましょう!

※車内の広さは「確保できる床面の長さ」・天井の高さは「荷室高」を優先して記載。床の長さ・荷室高の記載が公式ホームページにない場合は、諸元表の室内長・車内高を記載しています。

※グレードによってサイズ等のスペックが異なる場合もあります。購入前には公式サイトの情報を再度ご確認ください。

【初めて車中泊をする人にピッタリ!】ホンダ『N-VAN』

画像4: クーピーチャンネルさんご提供

クーピーチャンネルさんご提供

車名N-VAN
価格(税込み)1,276,000円~
最大スペース長最大2,635mm
荷室高1,365mm

1つめにご紹介するのは、ホンダの『N-VAN』。商用車になるため自動車税が安く、維持費を節約したい人におすすめです。

また、ホンダの公式ホームページには車中泊の実例が紹介されており、車中泊での使用場面をイメージしやすいのも特徴。

N-VANをベースにした軽キャンピングカーを売り出している専門店もあり、これから車中泊に挑戦したい人に最適な軽自動車です!

▼N-VANベースのキャンピングカーについて知りたい人はこちら!

【デザインにこだわりたい人はコレ!】スズキ『ハスラー』

車名ハスラー
価格1,280,400円~
室内長2,215mm
室内高1,270mm

続いてご紹介するのは、スズキの『ハスラー』。2019年12月24日のフルモデルチェンジで室内空間が広くなり、車中泊でより使いやすくなりました。

ハスラーの最大の魅力は高いデザイン性。カラーバリエーションが豊富なことに加え、ツートンカラーも選べるため、見た目にこだわりたい人にピッタリです。

可愛い見た目とは裏腹に、グレードによってはターボエンジンや4WDなどの走行性能もバッチリ。走行性能の高さから、アウトドアでも安心して使用できる軽自動車です。

▼ハスラーについて詳しく知りたい人はこちら!

【無骨なキャンプをしたい人におすすめ!】スズキ『ジムニー』

画像2: マメ丞さんご提供

マメ丞さんご提供

車名ジムニー
価格1,485,000円~
室内長(カッコ内はグレード)1,795mm(XC、XL)、1,770mm(XG)
室内高1,200mm

3つ目ご紹介するのは、スズキの『ジムニー』。フルモデルチェンジ以降、大人気が続いている車種です。

ジムニーの魅力は、本格的な4WD車で高い走破性が備わっていること。四角く無骨さを感じるデザインも相まって、車中泊キャンプではもっとも映える軽自動車といっても過言ではありません!

スズキの公式ホームページでは、ジムニーでの車中泊スタイルを提案しているページもあります。カッコ良い車中泊を目指している人は、まずはジムニーを検討してみてはいかがでしょうか?

▼ジムニーでの車中泊について詳しく知りたい人はこちら!

【レトロな雰囲気を楽しみたい人はコレ!】ホンダ『バモスホビオ』

画像5: クーピーチャンネルさんご提供

クーピーチャンネルさんご提供

商品名バモスホビオ
価格中古車販売店による
荷室長最大1,940mm
荷室高1,180mm

4つ目にご紹介するのは、ホンダの『バモスホビオ』。バモスホビオは2018年5月に生産が終了しており、現在購入できるのは中古車のみ。

ただ、初期費用が安く抑えられたり、思い切って自分好みにカスタムしやすかったりするのは中古車ならではの魅力です。

バモスホビオは後部座席から荷台にかけてのスペースが広々しています。スペースの使い方を工夫すれば、2人での車中泊も可能!

また、オシャレなフロントグリルも特徴的で、車中泊キャンパーからは根強い人気がある車種です。

▼バモスホビオについて詳しく知りたい人はこちら!

【荷物をいっぱい載せたい人はコレ!】ホンダ『N-BOX』

商品名n-box
価格1,448,700円~
最大荷室長1,530mm
荷室高1,230mm

5つ目にご紹介するのは、ホンダの『N-BOX』です。N-BOXとは、ホンダが製造・販売しているスライドドア付きハイトワゴン型の軽自動車です。

全グレードにキャンプにぴったりのホンダセンシング(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載され、インテリア、デザイン面だけでなく、走行性能、安全装備も充実しています。

N-BOXは、広々とした室内空間が魅力です。大人4人が乗ってもゆったりくつろげるスペースがあり、背もたれを前に倒せたり後席の座面をはね上げられたりもできるため、テントや背の高いキャンプアイテム、自転車などの大きな荷物もラクラク積むことができます。

【収納力を求める人はコレ!】ダイハツ『タント』

商品名タント
価格1,243,000円~
最大荷室長1,500mm
荷室高1,061mm

次にご紹介するおすすめの軽自動車は、ダイハツの『タント』です。荷室だけではなく、ダイハツのタントはフロントシートの周りも驚異の収納力を誇ります。

運転席正面には、USBソケットも備えた細長い収納スペースが設置されています。運転中はスマホをここに格納することもできます。

後席にはオプションで、前席シートバックにトレイとシートバックポケットを設置可能になっており、トレイは引き出してテーブルのように使うことができて便利ですね。

また、車中泊に嬉しいドリンクホルダーも備わっているなど機能がとても充実していますね。

【車内を汚したくない人はコレ!】ダイハツ『アトレーワゴン』

商品名アトレーワゴン
価格1,672,000円~
最大荷室長1,820mm
荷室高1,215mm

7つ目にご紹介するのは、ダイハツの『アトレーワゴン』です。荷物や人数に合わせて多彩に変化できる荷室空間で大人気のダイハツ『アトレーワゴン』。

ちょっとした泥汚れなどもサッと拭き取れるイージーケアマットも搭載。ラゲージルームの床面とリヤシートの背面に防水素材を使用しているため、キャンプ用品やマリンレジャーの道具などを載せる時にも濡れや汚れを気にせず使えます。

また、フロント窓に紫外線を約99%カットできるスーパーUV&IRカットガラスが設けられているため、日焼け対策もバッチリですね。

【広々空間で車中泊をしたい人はコレ!】スズキ『エブリイ』

商品名エブリイ
価格971,300円~
最大荷室長1,940mm
荷室高1,240mm

最後にご紹介するおすすめの軽自動車は、スズキの『エブリイ』です。エブリイはN-VANと同様に商用車であるため、維持費の節約につながります。

また、後部座席を折りたためばフラットな床が完成。平らで広々とした寝床を確保したい人にはベストな軽自動車です。

また、OEM車として他社へ豊富に提供されていることも特徴。エブリイをベースとした車両を比べながら、車中泊用の軽自動車を選ぶのもアリですよ!

OEM車とは

他社で製造された製品を、自社ブランドとして販売している車のこと。マツダ『スクラムワゴン』・日産『NV100クリッパー』・三菱『ミニキャブワン』の3種類は、すべてエブリイのOEM車。

【番外編】持っている軽自動車を車中泊用にDIYするのもアリ!

画像2: サカ田シオリさんご提供

サカ田シオリさんご提供

「車中泊向きの車種ではないけど、すでに軽自動車を持っているよ」という人は、DIYに挑戦して車中泊仕様に自作してみるのも選択肢の1つです。

DIYに必要な材料は、ホームセンターでも十分に揃います。作業時間を確保する必要はありますが、自分で作業した分、車により愛着がわくかもしれませんね!

また、DIYが得意ではない人は、ルーフテントを取り付ける方法もおすすめ。購入代金がかかるというデメリットはありますが、新しく車を買うより安い費用で快適な居住空間を手に入れられますよ!

▼DIYについて詳しく知りたい人はこちら!

▼ルーフテントについて詳しく知りたい人はこちら!

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