マグロのイタダキのお味は? 実際に作ってみて分かった注意点も解説
初体験のマグロの尾の身、見た目的にはカジキマグロやブリのような雰囲気だったので、そんな感じのあっさりとした味かと思いきや、もっとジューシーで濃厚な味わい!見た目よりもずっと柔らかく、ホロホロした食感でした。
気になるカレーのお味は、想像よりもずっと、いい意味で複雑な味でした。トマトの酸味のあとに、爽やかな甘夏の香りが鼻を抜け、最後にはガツンと山椒の辛さがやってきます。
スパイスの調合が絶妙で、一口ごとに、さまざまな風味を感じます。この絶妙は加減は、自分で作ったとは思えない、まさにお店級の味わい。
正直にいうと、調理中は「これ、ちょっと生臭くなるんじゃないの……?」と不安があったのですが、しっかり煮込むと、まったく生臭さは感じませんでした。魚が苦手な方でも、これなら食べられるんじゃないの?というレベル。
「マグロの尾の身と山椒のカレーか、めずらしいな~!桑折さんが開発に携わってるなら、きっとおいしいだろうな!」くらいの軽い気持ちで作ってみたら、度肝を抜かれるおいしさでした。
ただ、実際に作ってみて「説明書には書いてなかったけど、ちょっとここは気をつけたほうがいいかも!」という注意点、もとい反省点もいくつかあったのでご紹介します。
マグロのイタダキを作るときの注意点【1】山椒MIXは少しずつ入れること!
山椒MIXをまるっと1袋入れたところ、だいぶパンチの効いた辛さになりました。
筆者は辛いものには強いほうなのですが、それでも「辛い!」と感じたので、特に辛いものが苦手な方は注意してください。
辛いものが好きな方でもまずは1/2袋、辛いものが苦手な方は1/4袋くらいにしておいて、味見をしながら足していくのがよさそうです。筆者も、次に作るときは1/2袋にしたいなと思っています。
マグロのイタダキを作るときの注意点【2】蓋をしないで煮込んで水分を飛ばすこと!
今回、水分が飛びづらい無水調理鍋で調理したせいか、水分が少し多い仕上がりになってしまいました。
20分くらい煮込んでみて「あれ、なんだか水分が多いかも……」と感じたら、蓋を外した状態でさらに煮込んで、水分を飛ばすとよさそうです。
次のキャンプでは『マグロのイタダキ』を使った本格スパイスカレーを楽しんでみては?
実際にマグロのイタダキを作ってみて、ちょっとした反省点もあったものの、自分で作ったとは思えないほど本格的な味わいが楽しめました。
完成までの調理時間は、煮込みや盛り付けなどの時間なども含めてだいたい1時間くらい。
時間にするとそこそこのボリュームですが、テクニックを必要とするような調理工程はほとんどありません。必要なのは根気と時間だけで、料理が苦手な方やスパイスカレー作り初心者の方でも難なく作れそうな印象でした!
キャンプでは、根気と時間をかけてやる作業ほど楽しく感じることが多いですよね。それを考えると、1時間の調理時間も、フィールドなら非常に楽しい時間になるかと思います。
私も、次は今回の反省点を活かしながら、キャンプ場でマグロのイタダキをイタダキたいです。
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