キャンプをする上で必要不可欠なのはテント。寝室であるテントは寝心地を大きく左右します。テントが寝室なら、リビングダイニングを快適にしてくれるのがタープです。テントがタープを兼用するようなモデルもありますが、より快適に過ごそうと思えば、タープは独立して持っておきたいアイテム。雨風をしのぎ、日差しをさえぎる。自然の中にいて、自然を味方にする必須アイテムです。今回は、キャンプ歴40年のキャンプライターである筆者が、【キャンプの基本シリーズ2】として、タープの種類や使い方についてお話したいと思います。

タープのサイズと有効面積

タープには色々種類があり、それぞれの特徴はおわかりいただけたと思います。

そんなタープですが、選ぶ時に一番重要なのが、「どのサイズを購入すれば良いか」です

そこで、下の図をご覧下さい。

画像: タープのサイズと有効面積

これは5m×4mのタープを広げた図で、真ん中に0.9m×0.6mの一般的なテーブルと椅子を4脚配置しています。

レクタタープは長方形なのでしっかり面積があり、テーブル4セットくらいはしっかり覆うスペースがありますね。

一方ウイングタープは、その形から、非常に面積が狭くギリギリです。

しかもこれは広げた状態なので、実際にタープを張ると、ヘキサタープとウィングタープの空間は更に狭くなってしまいます。

このことを念頭に置き、ご自身のスタイルや使い方に合わせて購入してくださいね。

画像: かおる

かおる

僕個人的には「大は小を兼ねる」と思っているので、大きめをおすすめします!

臨機応変にタープを使いこなそう!

キャンプ場に行ってまずしていただきたいのが、「サイトレイアウトを考える」ことから。

これは前回の記事【キャンプの基本シリーズ1】の「レイアウトはキャンプの醍醐味!それぞれのキャンプスタイルが生きるスタイリングを」の中でお話しさせていただきました。

初心者ならまずは自然の法則と季節を味方にすることを意識してみましょう。そうすることで、快適なキャンプを過ごすことができます。

時間や天候によってタープを自在にあやつることで、より快適に過ごすことができる様になります。

ここでは、タープの使い方について解説したいと思います。

広々空間を作る

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

グループキャンプ等で大人数の場合、大きな日陰を作ったり夜露を防ぎたいときは、メインとサブのポールを使って大きく広げます。

ただ、高く設置してしまうと、太陽の位置によっては日陰が大きくタープからずれてしまうので、低めに張る方が良いでしょう。

風をさえぎる

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

広々と両翼を上げて使っていたタープも、片翼を下げて壁を作ることで、風を防ぐことができます。

特に山では、ロケーションによっていつも決まった方向から風が吹くことが多いので、事前にリサーチをしておいて、タープを張る向きを考えて張りましょう。

就寝時はタープを低くする

就寝時はタープを低く設置しておきましょう。秋から早春にかけて、特に風がない日は夜露でギアが濡れてしまいます。

タープがあっても高く張ってしまうと夜露に濡れてしまうので、低い方が良いでしょう。

必ず水勾配を取って設置する

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

雨が降ったり夜露でタープに水が溜まっている方をよく見かけます。

水がたくさん溜まってしまってタープが崩れたり、頭から大量の水を被ってしまって大笑い、なんて光景もよくありますが、タープを張る時は必ず水の流れを意識して張りましょう

上の写真では、手前に水が流れるようにタープに勾配がつけてあり、さらに、真ん中に水が集まるように赤いロープで引っ張ってくぼみを作っています。こうすることで、水がスムーズに流れ、タープが崩れる心配はありません。

これは夜露でも同じことで、このように工夫してタープを張ることで、朝、タープについている水滴が少なくて済み、早く乾くことにもなるのです。

タープを自由自在に使いこなすのがキャンプ上級者!

テントは一度張ってしまうと動かすのは難しいもの。でもタープは、臨機応変に高さや形を変えて、より快適に過ごすことができるように考える余地がある、楽しいキャンプギアです。

みなさんもタープを上手く使って、自然を味方にした快適なアウトドアライフを過ごしてくださいね。

▼『キャンプの基本シリーズ1』サイトの選び方とレイアウトを読みたい方はこちらから!▼

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