後回しにしてない? キャンプの必需品《ランタン》
照明のほとんどない自然の中のキャンプ場。焚き火のゆらぐ炎に照らされて晩ご飯。
素敵な光景ですが、手元は真っ暗で何を食べているのかもわからない……そんなキャンプ、していないでしょうか?
または、逆に「明るく照らし過ぎて雰囲気がない」「虫が寄ってきて困る」など、照明について苦労されている方が多いように感じます。
真っ暗な中で行動するには、照明が絶対に必要です。
最初はただ光るだけ、ただ明るいだけでも良いでしょう。でも、使っていくうちに、ランタンにも色々な種類があり、その使い方にもコツがあるということがわかって来るはずです。
今回はランタンについてお話していこうと思います。
ランタンの種類|電気式ランタンと燃料式ランタン
写真は僕の使う一軍のランタン達です。これらを使い分けていつもサイトを照らします。
ランタンの種類には大きく分けて2つ種類があります。電気式のものと燃料式のものです。
ひとつひとつ特徴を見ていきましょう。
電気式ランタン(LED)
電気式のランタンは、昔は乾電池で電球ばかりでしたが、次第に蛍光灯タイプが増え、今はバッテリー式のLEDが主流になりました。
写真は、僕が愛用しているLEDランタンです。
【IP65防水&防塵認証 】防塵6級:粉塵が中に入らない(耐塵形)防水5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)充電式LEDランタンは雨の日には使用できるが、水没状態での使用はできません。
【11,200 mAh充電式モバイルバッテリー】11200mAh超大容量リチウムバッテリー内蔵で2A出力・2A入力)LEDランタン...
蛍光灯色・昼光色・電球色と3種類の色で点灯でき、明るさは無段階に調整が可能。さらにIP65防水&防塵で、雨の中でも使用できます。
11,200mAhの大容量モバイルバッテリーとして使用することもできるので、スマホなら2〜3回充電可能。上部がカナビラ状になっていて、吊るして使うことができます。
最大照度で18時間使用可能で、普段は充電しておいてギアボックスに入れておきますが、連泊するときはソーラーパネルで充電することもあります。
サイズといい明るさといい機能といい、もうこれは死角なしの優等生で、僕は2つ購入してしまいました。どこへ行くにも持ち歩いています。
写真のように、吊るすと下が光るので、キッチンやテント、タープ全体を効率的に照らしてくれます。
蛍光灯色と電球色では見た目が全然違います。特に食べ物は電球色の方が数段おいしそうに見えるから不思議です。
落ち着いた雰囲気が好みなら、LEDランタンを購入する際に電球色のものを選びましょう。
電気式ランタンは、テント泊でも車中泊の時でも安心して使える照明なので、必需品と行っても良いギアです。
燃料式ランタン
燃料を燃やすタイプには、「ブタン」や「メタン」などのガスを燃やすものや「アルコール」「ロウ」「油脂」を燃やすもの、「ガソリン」や「灯油」、「ホワイトガソリン」を燃やすものなどがあり、燃料を直接燃やして炎を出したり、気化させて燃焼させるものなどがあります。
燃焼も、気化させる圧力式や燃料を燃やして炎を灯すランプとに分けられますが、今回は特に圧力式について書きたいと思います。
メリットやデメリットの前に、ランタンの燃料について学んでいきましょう!