「キャンプと言えばコレ!」と言えるほど、煮る、焼く、蒸す、揚げる、どんな料理もまるで魔法をかけたように美味しく仕上がるテッパンの調理器具が、ダッチオーブンです。キャンプ歴40年、サイズとメーカーの違う3つのダッチオーブンを所有する筆者が、ダッチオーブンとはどんな調理器具なのか、サイズ・メーカー別の特徴、シーズニング方法、ダッチオーブンを使ったおすすめレシピまで、ダッチオーブンを丸ごと解説します!

【ダッチオーブン】の使い方は? キャンプで大人気! 驚くほど美味しいダッチオーブンレシピを紹介!

ここからは、ダッチオーブンを購入すると誰でも一度は作る定番中の定番。『丸鶏ローストチキン』を簡単に美味しくつくるレシピを紹介します!

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

【材料(12インチのダッチオーブンを使う場合)】

  • 丸鶏・・・1羽(小さめなら2羽)
  • ニンニク:::5〜6欠片
  • じゃがいも・・・3〜4個
  • 玉ねぎ・・・1個
  • にんじん・・・1個
  • 油・・・適量
  • クレイジーソルト・・・適量

丸鶏を用意します。小さめなら2羽、大きめなら1羽を腹の中まで水洗いして、キッチンペーパーで水分をふき取ります。

お腹の中に皮を剥いたニンニクを5.6欠片入れ、クレイジーソルトを振りかけます。味付けはこれでおしまい。

画像5: 【ダッチオーブン 使い方】えごま油を使ったシーズニングからレシピまで! 徹底解説!

僕はクレイジーソルトを「これでもか!!!」と言うほど入れるのが好みです。

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

12インチのダッチオーブンにアルミホイールを敷き、その上に底網を敷きます。アルミホイールと底網を敷くことで、焦げ付きが直接鶏に着かず全部美味しくいただけます。

底網の上に丸鶏を置き、隙間に皮のままのじゃがいも、玉ねぎ、にんじんを詰めていきます。

画像6: 【ダッチオーブン 使い方】えごま油を使ったシーズニングからレシピまで! 徹底解説!

この時、野菜は必ず皮のままで! その方が旨味を逃がさずジューシーにでき上がりますよ。

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丸鶏に油を塗り、ダッチオーブンの蓋を閉めて焚き火台に載せ、1時間程焼きます。この時、蓋の上にも炭を置くことで上と下からオーブンの様に熱を加えるのですが、火力のイメージとしては、下火4、上火6くらいにするのがおすすめ! 綺麗に焼きあがりますよ。

焼き上がりまで何度も何度も蓋を開けると蒸気が逃げてしまいますので、様子見は1度だけで我慢しましょう。

画像7: 【ダッチオーブン 使い方】えごま油を使ったシーズニングからレシピまで! 徹底解説!

蓋を開けた感動を味わうのは1度だけにしましょうね(^-^)

「チリチリ」という音と、香ばしい香りがしてきたら完成です!

画像8: 筆者撮影

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最後に楊枝などを挿して、中まで火が通っているか、穴から溢れる肉汁が透明かどうかチェックしてください。足りなければ再度火にかけましょう。

画像9: 筆者撮影

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もも肉はもちろんのこと、ムネ肉までホロホロとほどけてふんわりとしていて、何度食べてもこれに勝るローストチキンはありません! ただし、冷めるとムネ肉はすぐに硬くなるので、切り分けたら真っ先に取り分けて召し上がって下さいね。

ダッチオーブンを手に入れたらぜひ挑戦して欲しいメニューです!

画像8: 【ダッチオーブン 使い方】えごま油を使ったシーズニングからレシピまで! 徹底解説!

蓋を開けた時に立ち上がる美味しい湯気。プチプチと油がはじける音と香ばしい香り。キャンプ場でみんなが集まってきてダッチオーブンの蓋を開ける瞬間……!「わ~~」と上がる歓声はキャンプの醍醐味。ダッチオーブンの醍醐味ですね~!

【ダッチオーブン】を手放せない! 一度手に入れたらずっと使い続けられる!

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ダッチオーブンは、食材を入れて火にかけておくだけで美味しく調理してくれる、魔法のポットです。キャンプではもちろん、家でもその魔法はとけることなく、普段の料理を一段も二段もグレードアップしてくれます。

一度手に入れれば、うまく使えば20年、50年、100年、200年(!)と使い続けられそうなほど。
皆さんも、この素晴らしい『魔法のブラックポット』を育ててみませんか?

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