私にとって「キャンプをする」という意味の半分は、「焚き火をする!」ということが含まれていると言っても過言ではないほど、キャンプと焚き火は切り離せないものになっています。そこで、近年焚き火をする上での安全対策やマナーの一つとして注目を集めている「焚き火シート(焚き火台の下に敷く防炎シート)」について紹介したいと思います。実際に購入した3種類とおすすめ焚き火シート4つを比較しました。

焚き火シートはスパッタシートをもとにして作られた商品! 種類はガラス繊維と耐炎繊維の2種類ある!

画像: 焚き火シートはスパッタシートをもとにして作られた商品! 種類はガラス繊維と耐炎繊維の2種類ある!

焚き火シートは溶接用につくられたスパッタシートを元にして作られています。スパッタシートを転用してそのまま使うこともあります。

溶接時にでる高温の火花や金属片を受け止めるというスパッタシートの役割が、焚き火の時に落ちる燃えさしや炭・灰を受け止めて安全性を高め片付けを簡単にするのにぴったりだったのです。

焚き火シートには大きく分けて、「高耐熱ガラス繊維」のものと特殊なアクリル繊維を用いた「耐炎繊維」の2種類があります。

【焚き火シート比較】ロゴス・グッディのスパッタシートなど3種類レビュー 見た目・耐久性・使い易さ

おすすめ焚き火シート① ロゴス(LOGOS)たき火台シート(80cm×60cm)81064021

画像: ロゴス焚き火台シート80cm×60cm (筆者撮影)

ロゴス焚き火台シート80cm×60cm

(筆者撮影)

他のアウトドアブランドに先駆け、たき火台シートとして発売したのが「LOGOS(ロゴス)」かと記憶しています。素材はガラス繊維(ファイバーグラス)製となっており、耐熱温度は約500℃!

サイズは80cm×60cmと大きめで、炭や灰をきちんと受け止めてくれます。同シリーズで80cm×130cmのワイドバージョンもあります。

シートの四隅にペグで固定できるようにハトメされているため、風の強い時にはとても便利です。(ペグが打てない場所では、重石を置くなどして固定しましょう)

明るいナチュラルな色合いなので、落ちた灰などがあまり目立たないのがいいですね。灰捨て場に移すときにも灰がシートに残りにくく使いやすいです。

画像: 熱い燃えさしが落ちたところは焦げたような変色あり (筆者撮影)

熱い燃えさしが落ちたところは焦げたような変色あり

(筆者撮影)

グラスファイバー製(ガラス繊維)のため、注意書きとしては「素手で触らないように!」ということが書かれています。これは微細なガラス繊維が皮膚についてチクチクとした刺激になってしまうためです。

試しに素手で軽く触ってみたところ、最初はチクチク感は感じませんでしたが、使用しているとガラス繊維が抜けやすくなりチクチク感がでてきました。触る時には手袋をするなど注意して使う必要があります。

【筆者レビュー】
・見た目★★★☆☆
・耐久性★★★☆☆
・使いやすさ★★★☆☆

画像1: 【おすすめ焚き火シート7選】ロゴスなどの「焚き火シート」を使い比べレビュー! 焚き火をより安全に楽しく
ロゴス(LOGOS) たき火台シート 81064021
総重量:(約)270gサイズ:(約)80×60cm収納サイズ:(約)15×1.5×20cm
主素材:ファイバーグラス
耐熱温度500℃の耐火シート!
芝生やウッドデッキの上でも安心して焚き火台が使えます
大サイズだからBBQグリルの下にもセット可能
小型グリルや卓上グリルの場合は、二つ折りにしてセットすれば断熱シートのような効果も生み出します
¥1,750
2020-08-11 10:39
ロゴス(LOGOS) たき火台シート [81064021] スペック
総重量(約)270g
サイズ(約)80×60cm
収納サイズ(約)15×20×1.5cm
主素材ファイバーグラス

おすすめ焚き火シート② ロゴス(LOGOS)たき火台 耐火・断熱シート(80×60cm)81064032

画像: ロゴスたき火台 耐火・断熱シート(表面) (筆者撮影)

ロゴスたき火台 耐火・断熱シート(表面)

(筆者撮影)

1番目にご紹介した「ロゴス 焚き火台シート」をアップグレードしたものがこちらの「ロゴス たき火台 耐火・断熱シート」で、同じくガラス繊維(グラスファイバー)製です。

違いとしては表面にシリコンコーティングが施され、裏面には厚手のコットン生地が貼り合わせてあるなど、3層構造となっており耐久性・断熱性を高めている点です。

裏地なしのものと比べるとシワがなくきれいに見え、見た目にもこちらの方がいいですね。

画像: ロゴスたき火台 耐火・断熱シート(裏面) (筆者撮影)

ロゴスたき火台 耐火・断熱シート(裏面)

(筆者撮影)

サイズ展開はこの他に80cm×130cm、80cm×80cmの計3種類あります。

通常の焚き火シートよりも価格は倍近く高くなりますが、総合的に判断するととても品質の良い商品です。

【筆者レビュー】
・見た目★★★★★
・耐久性★★★★
・使いやすさ★★★★

画像2: 【おすすめ焚き火シート7選】ロゴスなどの「焚き火シート」を使い比べレビュー! 焚き火をより安全に楽しく
ロゴス(LOGOS) たき火台 耐火・断熱シート(80×60cm) 81064032
総重量:(約)530g
サイズ:(約)幅80×奥行60cm 収納サイズ:(約)幅17×奥行26×高さ2.5cm
主素材:ファイバーグラス(シリコンコーティング)、綿
3層構造採用の耐火・断熱シート。焚火台サイズ。
ファイバーグラスにシリコンコーティングをほどこし、コットンを縫い合わせることで断熱性が向上。
¥3,564
2020-08-11 10:43
ロゴス(LOGOS) たき火台 耐火・断熱シート(80×60cm) [81064032] スペック
総重量(約)530g
サイズ(約)幅80×奥行60cm
収納サイズ(約)幅17×奥行26×高さ2.5cm
主素材ファイバーグラス(シリコンコーティング)、綿

おすすめ焚き火シート③ グッデイ(Gooday)スパッタシート(耐炎性フェルトの焚き火シート)

画像: グッデイ(Gooday)スパッタシート (筆者撮影)

グッデイ(Gooday)スパッタシート

(筆者撮影)

触り心地はフェルトそのものです。優しい手触りでチクチクすることがないので、子どもと一緒に使う場合にはガラス繊維製のものよりも安心です。

耐熱温度は約700℃。サイズは60cm×60cmとなっています。

燃えさしが落ちた箇所は変色はせず、フェルト繊維が潰れたような感じになります。

フェルトの細かい繊維が灰や燃えさしを絡めてくれるため、シート上に落ちたものが風で飛びにくいというメリットがある反面、灰や汚れが目立ちやすかったり、フェルト生地についた灰が取りにくく綺麗にしづらいというデメリットもあります。

また、フェルトタイプのシートは耐久性が低く、使っているうちに破れほつれができやすいというのもマイナスポイントです。

画像: おすすめ焚き火シート③ グッデイ(Gooday)スパッタシート(耐炎性フェルトの焚き火シート)

【筆者レビュー】
・見た目★★★☆☆
・耐久性★★☆☆☆
・使いやすさ★★★☆☆

画像3: 【おすすめ焚き火シート7選】ロゴスなどの「焚き火シート」を使い比べレビュー! 焚き火をより安全に楽しく
スパッタシート Gooday 不燃シート バーナーシート 溶接火花受けシート カーボンフェル 卓上コンロ防火に 耐火 地面保護 養生シート 2枚セット 軽量 作業用 (60cm×60cm)
スパッタシート:特殊アクリル繊維を高温処理した炭化繊維。溶接時のノロ・火花に対して、優れた耐火性・耐熱性・断熱性を保持します。アスベストのような有害繊維や皮膚刺激のあるガラス繊維は含んでいません。従来のスパッタシートより厚みを増し、耐久性がアップしてます。
不燃シート:軽くて強く、現場の持ち運びもラクラクで作業性に優れてます。垂直にカーテンやフェンスとして利用可。スパッタフェルト生地は織り目がないのでノロが入りにくく、付着したノロが取れやすいです。
用途:溶接・溶断時の火花受けシート、防火カバー、防炎カーテン、遮熱カーテン、養生シート、キャンプストーブ・焚き火シートとして。バーベキューコ...
¥2,099
2020-08-11 10:46

▲▲在庫切れ。販売終了の可能性があります(2021/11/28追記)▲▲

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