登山でコーヒーを飲むのにおすすめの道具 スノーピークのバーナーとクッカーがコンパクトで便利!
コーヒー淹れるには、まずお湯が必要ですね。最近の魔法瓶は保温機能がすごいらしいのでお家から熱湯を持参するのも一つの方法ですが、せっかくなら沸かしたてのお湯でコーヒーを淹れてみませんか?
オーウラおすすめの湯沸かし道具は、この2点です。
ギガパワーマイクロマックスウルトラライト(スノーピーク)
オーウラが今回持って行ったこちらは、もう10年選手。コンパクトで軽いのに頼れるアイテムです。五徳ならぬ三徳部分は取り外し式で、理科の実験室でおなじみのガスバーナーの容量でレバーをひねるとガスが出るので、そこへライターかマッチで引火させるシステムです。※消火後すぐはパーツが熱いのでヤケドに注意しましょう。
アルミパーソナルクッカー(スノーピーク)
そしてお湯を沸かすのに使ったのはこちら。今回は一番大きいクッカーしか使いませんでしたが、それに前述のボンベセットをすっぽり収めて持ち運べるので、かさばらないのも嬉しいポイント。
コーヒーはこだわりだしたらキリがないけど…登山用にコンパクトな道具で!
オーウラと夫はコーヒー大好きですが、こだわりだしたらキリがないのも知っているので、とりあえずキッチンに常駐している挽かれた豆を、使う分+少しだけ予備を合わせて計量して、ジップロックに入れて持って行きました。
それからペーパーフィルターやドリッパー、ポットも持参。お水は最後のターミナル駅(今回は立川駅)で小さくつぶれるタイプのペットボトルのものを一本。そしてライター。オーウラ的には山へ行くときはマッチよりライターがおススメです。ゴミが出ないから。
手軽さを最優先とするか、こだわりを最優先とするかは、個人差があると思いますが、山頂でほかの登山客がドン引きするほどの本格的なセッティングや持ち込みは、個人的には控えるのがベターだと思います。
お湯が沸いたらコーヒーを淹れます。…夫が。
オーウラは見てるだけ!鳥のさえずりや風に木立が擦れる音を聴きながらドリップされるコーヒー。いい匂い~。え~こんな贅沢いいんでしょうか!いいんです!今日はそのために山に来たのだから!
そして景色に乾杯。ゆっくりドリップしてもらったコーヒーは猫舌のオーウラでも数回のフーフーで飲める温度。一足先に秋を感じられる空気とコーヒーの香り。都会でどたばた生きていると忘れがちな感覚を取り戻せました!◎
【番外編】登山でも本格派なコーヒータイムを楽しみたい人必見! おすすめコーヒー器具2選
登山やアウトドアでも本格的なコーヒーを淹れてコーヒーを楽しみたい方もいるでしょう。バーナーやドリッパー、ケトルなどもコンパクトな商品がアウトドアブランドなどから発売されているのでそちらもおすすめです。今回は登山にもおすすめなエスプレッソマシンとドリッパーをご紹介します
ビアレッティ モカ エキスプレス 4カップ用
【共通注意...
エスプレッソマシンは高価で大型なイメージがあるかもしれませんが、マキネッタなら登山やハイキングでのコーヒータイムにもおすすめです。イタリアの家庭に必ず1つはあると言われている直火式のエスプレッソマシンが「マキネッタ」です。
マキネッタは下部に水を入れエスプレッソ用に細か目に挽かれた豆をバスケットに入れて上部をセットして、あとは火にかけるだけでお手軽にエスプレッソが楽しめます。本体内の圧力変化を利用して上部に抽出されたコーヒーが上がります。
登山でもバーナーとマキネッタ、コーヒー豆、水、カップがあれば楽しめるのでドリップ式と比較してもそんなに大掛かりにはなりません。お湯を沸かすやかんや鍋が不要でマキネッタ一つで済むのでお手軽です。
いろいろなメーカーからマキネッタは発売されていますがビアレッティはイタリアの老舗ブランドで日本でも手に入りやすくおすすめです。ぜひコーヒー初心者さんでも簡単に淹れられるので挑戦してみてください。
スノーピーク(snow peak) フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」
ドリッパーのおすすめはスノーピークです。スノーピークの人気商品「焚き火台」の形をしたコーヒードリッパーがあります。
焚き火台というジャンルを作り、直火禁止というマナーとルールを作った原型とも言われるスノーピークの焚き火台は、フラットに折りたたみできるのが魅力の一つです。こちらのドリッパーも焚き火台の形をしているのでフラットかつコンパクトになるので登山やハイキングでコーヒーを楽しみたい方におすすめのアイテムです。
カップにドリッパーをセットして市販のペーパーフィルターでコーヒーを入れることができます。洗いやすくお手入れも簡単なのでぜひアウトドア用にいかがでしょうか。
ゴミは持って帰るのがマナー! 使い終わったコーヒー豆はキッチンペーパーに吸わせて持ち帰ろう
今回コーヒーを楽しんだ長尾平ですが、ベンチの下に誰かが捨てていったペットボトルが。山を下りたところにはごみ箱も用意されていましたので、ぜひあからさまな危険物でない限りフォローできる範囲でごみも拾ってしまいましょう。来た時よりも綺麗にして帰るのがアウトドアの基本マナーです!
それからドリップ後のコーヒー豆や飲み残し(今回はなかったけど)など含め、山に捨てるのは避けましょう。もともとそこになかったものを置いていくことは、良くありません。オーウラたちはキッチンペーパーを持参して、それに吸わせて持ち帰りました。
登山・ハイキング中のコーヒーは至福のひととき! 道具は軽量・コンパクトなものがおすすめ
日帰りでも楽しめる山は探してみると案外あるもの。でもなんだか登山だけでは物足りなく感じてしまう…そんなときに山コーヒーは超おススメです!少し山登りに慣れてきたら、豆や道具にもこだわって、山コーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか?