「一度ハマるとやめられない」…そんな声も多い登山。かく言う私も、体力皆無で毎回地獄を見るにも関わらず、登山をやめられない1人です。登る過程は苦しくても、山頂に辿り着いたときの感動と達成感はひとしおですよね。そんな山頂での時間を、もっと特別にしてくれるのがコーヒーです! 普段飲んでいるものと同じコーヒーでも、山頂で飲むと別格の味になります。今回は、登山でコーヒーを楽しむ3つのポイントとおすすめグッズをご紹介します。
湧き水&ペーパーフィルターで美味しいコーヒーを淹れよう! 飲める湧き水か事前に確認しよう!
山頂のきれいな景色を眺めながら、ゆったりコーヒーを飲む…心癒される時間です。そんな登山でのコーヒーをもっと満喫するために、登山ならではの楽しみ方や気を付けたい点などをご紹介します。
美味しい湧き水でコーヒーを楽しもう
山によっては、新鮮な湧き水でコーヒーを楽しめます。登山中に見つけられる湧き水は、基本的に上流。岩や土などの天然のろ過装置によって不純物が取り除かれている場合が多いです。
健康上、気になることもありますが…コーヒーは水を沸騰させてから作るので、生のまま飲むよりもハードルが低いでかと思います。
湧き水を飲むことに抵抗がある方も、ぜひ試してみてください!思っているよりもずっときれいで、美味しいはずです。ただし、山の上部に工場や鉱山、ゴルフ場などがある場合は、飲み水としては利用できないこともあるので注意が必要です。
おいしい湧き水コーヒーが目的で登山するなら、山選びの段階から準備が必要。地図で水場を探したり「湧き水マップ」を見たりして、美味しそうな水が湧いている山を選びましょう。登山前に地元の方や自治体に「飲める湧き水があるかどうか」を確認しておくと確実です。
手軽に楽しむならペーパーフィルター
山頂で本格的なコーヒータイムにも憧れるけれど、いきなり道具を準備するのはハードルが高いですよね。そこでおすすめなのが、ペーパーフィルター。リーズナブルに手に入るので、気軽に挑戦しやすいです。使い捨てなので後始末も簡単。
ペーパーフィルターで淹れたコーヒーは、雑味がとれてスッキリした味になるのが特徴です。
一度に多くのコーヒーを淹れるときには不向きですが、ソロや少人数での登山にはぴったり。そこまで荷物にもならないので、バックの中に忍ばせておけば気軽にコーヒーを楽しめます。
飲み過ぎには注意!
コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるため、体内に蓄積された余計な水分を尿として排出してくれます。むくみの解消には効果的ですが、トイレが近くなってしまうのが難点です。
登山中は、こまめにトイレに行けるとは限りません。山頂でコーヒーをたくさん飲んでしまうと、下山している最中にトイレが近くなり困ってしまうかもしれません。
またカフェインには血圧や心拍数を上昇させる効果もあるので、飲みすぎると息が上がり下山が苦しくなります。飲み過ぎには注意して、3~4杯を目安に適度に楽しみましょう。
登山向け・おすすめコーヒーグッズ! 携帯性・機能性抜群のドリッパーやケトル、ミルをご紹介!
登山でコーヒーを楽しむには、どのようなグッズが必要なのでしょうか。グッズ選びで重視したいのは素材や携帯性。どれだけ美味しく本格的なコーヒーを淹れられるグッズでも、重すぎて登山に集中できなければ本末転倒です。
ここでは登山の邪魔にならないような、おすすめのコーヒーのグッズをご紹介します。
スノーピークのマグカップは持ち手をたためる! 荷物を減らしたい登山でも邪魔にならないのでおすすめ
スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ
こちらのスノーピーク(snoe peak)のマグカップは取手が折り畳めるので、使わない時はコンパクトに収納することができます。チタン素材を使っているのでとても頑丈で、登山・アウトドアに持っていくのに最適です。
熱伝導率が低いので熱い飲み物を入れても口元が熱くならない上に、飲み口周辺にはカール処理がされているので口当たり滑らかです!
サイズは220ml・300ml・450ml・600mlの4種類あるので、自分が持っていく荷物や飲みたいコーヒーの量に合わせて選択しましょう。