山梨県大月市、倉岳山(くらたけやま)は山梨県百名山のひとつです。変化に富んだ登山道を歩き、富士山の見える頂を目指します。この記事では、倉岳山に登頂してきた僕がおすすめの登山コースや注意点をご紹介。春の行楽シーズンに向けて、倉岳山の登山を検討されている方はぜひご覧ください。
山梨県・倉岳山とは? 山梨百名山、秀麗富嶽十二景に選出された有名な山! 都心からのアクセスも優秀
倉岳山は、山梨県大月市に位置する標高990mの山です。
山梨の名山を選んだ山梨百名山。さらには、富士山の眺めがすばらしい山を選定した秀麗富嶽十二景(しゅうれいふがくじゅうにけい)にも含まれており、じつは名の知れた山なのです。
倉岳山は山梨県内でみると、南東部に位置しています。
東京から登山口の最寄り駅まで、電車で約2時間。都内から比較的アクセスしやすく、景色がいいおすすめの山です。
山梨県・倉岳山の登山口へのアクセス 梁川駅からの出発の方が1駅早く着くのでおすすめ!
倉岳山登山口の最寄駅は、
- 鳥沢駅【JR中央本線】
- 梁川駅【JR中央本線】
の2つです。
東京からですと、高尾駅を経由して甲府行きの電車に乗ればOK。所要時間は約2時間弱。
都内から電車で駅まで向かうのであれば、梁川駅の方が1駅早く着きます。梁川駅出発の方が早く行動を開始できるので、おすすめです。
ちなみに、いずれの駅からも山頂までは約2時間半。どちらを選んでもそれほどコースタイムに差はありませんのでご安心を。
山梨県・倉岳山の登山コース【梁川駅〜立野峠〜倉岳山山頂】に挑戦 筆者愛用バーナー&コッヘルも紹介
僕は梁川駅から立野峠という峠を経由して、倉岳山の山頂へと向かいました。
そのためこの記事では、梁川駅〜倉岳山山頂のコースをご紹介します。
- コース:梁川駅~倉岳山登山口~立野峠~山頂
- コースタイム:約2時間30分

筆者撮影・梁川駅
スタートはJR梁川駅です。
駅周辺にコンビニはありませんので注意。買い物は事前に済ませておくことをおすすめします。

筆者撮影・梁川駅前
倉岳山の登山道にトイレはありませんので、駅で済ませておくのが吉。
目の前の坂を下って、信号を渡り、梁川大橋へ向かいます。

筆者撮影・梁川大橋
倉岳山と高畑山はいずれも秀麗富嶽十二景の山。同じ登山口からアクセス可能なこともあり、一緒に登られることが多いようです。
次回は高畑山にもチャレンジしたいところ。

筆者撮影・梁川大橋からの眺め
梁川大橋からの景色。360°山に囲まれており、山好きにはたまらない景色が広がっています。

筆者撮影・梁川大橋の立て看板
橋を渡りきると、なんとも言えない手作り感溢れる地図が見えてきました。
ここから登山道までは、約20分ほど舗装路を歩きます。

筆者撮影・写真左部分にあるのが小さい看板、赤い矢印で示したのが登山道への入り口
舗装された道をしばらく登ると、ようやく登山道の入り口です。
倉岳山の矢印看板を見落とさないようにご注意ください。(僕は一度通り過ぎてしまったので…。)

筆者撮影・倉岳山の登山道
朝の森歩きはとても静か。鳥のさえずりも聴けて心地いいです。

筆者撮影・川沿いの道を歩く
しばらく歩くと沢が見えてきます。
沢沿いの道は峠付近まで続いており、けっして単調な登山道ではないのが倉岳山の魅力です。

筆者撮影・道中の赤い印は登山者の道迷いを防ぐためのもの
登山者が迷いそうなポイントには、赤い印がつけられています。
印は複数あるので、確認しながら歩みを進めていきましょう。

筆者撮影・倉岳山登山道、沢を渡る
沢を渡るところは複数箇所あり。ちょっとした冒険気分を味わえます。
足を滑らせない限り、濡れることはありませんのでご安心ください。

筆者撮影・立野峠
駅からスタートして2時間、立野峠に到着。
峠までは登りがきつく、少し体力を消耗しました。小休憩を入れて、再び山頂を目指します。
ここから山頂までは、時間にして約40分ほどです。

筆者撮影・立野峠からの富士山
峠をすぎると、木々の隙間から富士山が見えてきます。山頂までもう少し。

筆者撮影・山頂下の急な登り
峠からの道はアップダウンが多いので注意。
とくに山頂下、急な登りは、岩がゴツゴツしているので厄介です。焦らず慎重に。

筆者撮影・倉岳山山頂
登り返しを登りきると、山頂へ到着!
天気がいいと写真のような景色が望めます。標高差は約900mほど、距離にして約5kmでした。

筆者撮影・倉岳山山頂
雲ひとつない青空。天気を読んできたのが功を奏しましたね。
山頂は広々としており、昼食をとるには最適です。

筆者撮影・山頂でお昼ご飯
今回一番楽しみにしていたのはこれ!
有名な山梨県富士吉田(ふじよしだ)市の「吉田うどん」のカップ麺。

原材料:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、乾燥酵母、植物性たん白、卵白)、添付調味料(みそ、醤油、食塩、発酵調味料、魚介エキス、でん粉、植物油、しいたけエキス、こんぶエキス、香辛料)、かやく(キャベツ、味付豚肉、オニオン揚玉、にんじん、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、カラメル色素、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、香料、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘剤(グァーガム)、カロチン色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、さばを含む)
商品サイズ(高さx奥行x幅):130mmx328mmx435mm
麺の硬さは店舗で食べる本物には到底及びませんが、味はまずまず。本家は、初めて食べる方がびっくりするほどの歯ごたえある麺なのです。
僕が使っているバーナーとコッヘルはこちら。
本体重量わずか116gと軽量でありながら、高火力を誇るプリムスのウルトラバーナーP-153。
軽くてコンパクトなので重宝しています。
同じくプリムスのライテックトレックケトル&パン。
250サイズのガス缶、バーナーをコッヘル内に収納できるためおすすめです。