一人で過ごす自由気ままな時間が魅力のソロキャンプ。一方で、一人でのテント泊や設営に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。本記事ではソロキャンプを始めるために必要なテントについて、選び方や商品紹介、注意事項など5つのチェックポイントに沿って紹介していきます。

快適なソロキャンプのためのテント付属品!  ペグハンマー・グランドシートを用意しよう

テントを買うと何が付いてくるのか、設営に必要な道具は他に何が必要なのかを確認しましょう。

まず、「テント」本体に含まれるのは、「インナーテント」、テントを支える「ポール」、上からかぶせる「フライシート」です。これに通常、テントを購入すると、テントを地面に固定する「ペグ」も付属してくることが多いです。

ここまでのアイテムでテントを設営することは可能ですが、以下に説明する「ペグハンマー」と「グランドシート」は追加で用意しておくことをおすすめします。

画像: 筆者撮影 ※コールマンツーリングドームのセット内容 (ポールは右から順にメインポール✕2、前室用、後室用。これにペグが付属されます)

筆者撮影 ※コールマンツーリングドームのセット内容
     (ポールは右から順にメインポール✕2、前室用、後室用。これにペグが付属されます)

ペグハンマー

テントを張る際に、ペグを地面に打って固定するためのハンマーです。ペグ打ちは大きめの石などを使ってもできますが、ハンマーの重みを利用することで、簡単にペグを打ち込めます。

また、撤収時もハンマーを使えばスムーズにペグを引き抜くことができます。最初は安価なものでも十分ですので、一本用意しておきましょう。ペグ用ハンマーの他、ホームセンターなどで購入できるゴムハンマーでも代用できます。

グランドシート

グランドシートは、テントと地面の間に敷くシートです。これを敷くことで、テントを湿気や寒気、浸水から守ってくれます。また、テント本体が地面に接しないため、テントの傷や汚れを防ぎ、撤収も楽になるのでおすすめです。

専用のグランドシートがセットや別売りである場合もありますが、一般的な2〜3人用のドームテントであれば、サイズが合う別メーカーのシートでも使用可能です。筆者はコールマンのドームテントの下にロゴスのグランドシートを敷いて使用していました。

画像7: 初心者ソロキャンプのすすめ! テントの選び方とおすすめ6選 付属品解説も
ロゴス(LOGOS)ぴったりグランドシート200 84960101
サイズ:(約)幅192×奥行192cm
主素材:PEラミネートクロス
200サイズのテントにぴったり。テントの下に敷く、快適シート。
PEラミネートクロスが地面からの浸水や湿気をシャットアウト。テントの耐久性アップ。
フロアシートと地面の間に敷き、四隅をテントフレームに結びつけるだけ。
¥1,220
2021-03-27 23:31

テント設営時に「ちょっとそっち持ってて!」など人手に頼れないソロキャンプだからこそ、道具のチェックはぬかりなく行いましょう!

「簡易テント」で大丈夫? 初心者が気を付けたいツェルト・サンシェードとテントの違い

「簡易テント」「軽量・コンパクト」などと見ると、ソロキャンプにはうってつけのように見えますが、ソロキャンプ=身軽なライトキャンプではありません。荷物が小さくライトになると、キャンプはかえって過酷でヘビーになります。

以下でテントと「ツェルト」「サンシェード」の違いについて説明します。安いから、コンパクトだからなどの理由でテントに代用するのは要注意です。

ツェルト

「テント」は英語、「ツェルト」はドイツ語で本来意味は同じなのですが、日本ではツェルトはテントより軽量かつコンパクトで、登山の緊急避難時シェルターとして利用するもののことを指すことが多いです。

軽量でコンパクトという点でソロキャンプに向いていそうですが、一般的なテントが備えている居住性・防水性・耐風性などの機能を重視していないため、天候・環境によっては非常に厳しいキャンプになってしまいます。

サンシェード

サンシェードにも様々なかたちがありますが、ワンタッチで設営できる種類のものが「ポップアップテント」と呼ばれることもあり、宿泊用テントと混同されやすいです。メーカーによってテントとサンシェードの境界はあいまいですが、サンシェードは、その名の通り「日よけ」を目的としています。

テント選びの際、雨風に耐えられる目安の「耐水圧」は1,500~2,000mmとされていますが、サンシェードの場合は500mm前後の耐水圧のものも多いです。サンシェードは宿泊を伴わないピクニックや海水浴で使いましょう。

画像: サンシェード

ニトリ ワンタッチサンシェルター チェック O

「お値段以上」のキャッチフレーズでおなじみのニトリにもサンシェードテントがあります。ニトリのワンタッチサンシェルター チェック Oならお手頃価格で手に入るのでおすすめです。

ソロキャンプ初心者さんで日帰りキャンプに挑戦するならサンシェイドテントでも十分かもしれません。ワンタッチで開くのも設営が簡単で初心者におすすめな理由の一つです。またこちらのサンシェードテントは1.3キロと軽量、折りたたんでコンパクトに収納可能なのでご自宅のお庭でお子様の外遊び用やピクニックなどでも便利です。

シェード本体以外に本体の収納袋、ペグ、ペグの収納ケース、張り綱などが付属していているのがこの商品の魅力です。ただし、ペグを打ち込むハンマーは付属していないので別途購入するのがおすすめです。

こちらのテントもあくまでサンシェードですので宿泊を伴う本格的なソロキャンプに挑戦したい方にはおすすめしません。

画像8: 初心者ソロキャンプのすすめ! テントの選び方とおすすめ6選 付属品解説も
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ソロキャンプの第一歩はテント選びから! ペグハンマー・グランドシートなどを活用して脱キャンプ初心者

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

ソロキャンプを始めたい初心者の方へ、テントの選び方やチェックポイントをご紹介しました。ひとくちにソロキャンプと言っても、車やバイク・徒歩などの移動手段も、自然を満喫するか料理を楽しむかなどの目的も様々。あなたが思い描いた理想のソロキャンプライフに向けて出発しましょう!

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