【キャンプ女子が解説!】ソロキャンプにおすすめなタープ 基本知識・形・特徴まで徹底解説

タープには素材、大きさ、形など、さまざまな種類があります。
そこで基本的なタープの種類と、ソロキャンプにはどのタイプのタープが適しているかを、まずご紹介します。
1)ヘキサタープ(六角形)【簡単設営・軽量でソロキャンプにおすすめ】

2本のポールとロープを使って設営する、六角形のタープです。
設営が簡単で、ポールは2本だけで済むので軽量です。デメリットは、横からの雨に弱いこと。
とはいえ、設営の簡単さ&軽量である点に加え、張ったときの形状が美しいことから、多くのキャンパーが愛用しています。
【ヘキサタープ特徴まとめ】
- メリット:設営簡単・軽量
- デメリット:横からの雨には弱い
2)ウイングタープ(ひし形)【簡単設営・コンパクトでソロキャンプにおすすめ】

2本のポールとロープを使って設営する、ひし形のタープ。
設営すると両端に翼があるような形になるのが特徴です。
設営が簡単なのがメリット。面積が小さくコンパクトなので、バイクなどでのソロキャンプにも適しています。
【ウイングタープ特徴まとめ】
- メリット:設営簡単・軽量
- デメリット:面積は小さめ
3)レクタタープ(長方形)・スクエアタープ(正方形)

2本のメインポールと、必要に応じて4本のサブポールを使って設営する、長方形のタープ。正方形のものはスクエアタープとも呼ばれます。
面積が広く、日陰を多く作ることができるのがポイント。
横からの雨に弱く、大きいので設営はやや面倒ですが、張り方を工夫することで使い道も広がります。
【レクタ・スクエアタープ特徴まとめ】
- メリット:日陰の面積が広い
- デメリット:大きいので設営が大変
4)スクリーンタープ(自立式・四角形)
テントに近い形で設営するタープで、防虫、防雨の面では他のタープに比べ断トツに優れています。
ただし、部品が多い分、重量もあり、設営も手間はかかります。
その点だけ問題なければ、長雨が続く梅雨時期や、虫が苦手な方におすすめです。
【スクリーンタープ特徴まとめ】
- メリット:防虫・防雨の面で優れている
- デメリット:重い・設営に手間がかかる
5)ワンタッチタープ(自立式・四角形)

野外イベントなどでもよく使われている、簡易的なタープです。
設営が簡単で面積も広く取れますが、重量は重くなります。
ちなみに、スクリーンタープのように壁を作る専用スクリーンがつけられるものもあります。
【ワンタッチタープ特徴まとめ】
- メリット:設営が簡単・面積が広い
- デメリット:重い・簡易的
上記5つのタイプで、筆者がおすすめするソロキャンプ向けのタープは、ヘキサタープとウイングタープです。
コンパクトにたためて、持ち運びやすく、張り方次第で使い道が増やせるのがメリットです。見た目もお洒落で、上級者っぽい雰囲気を演出できます。
【ソロキャンプにタープをおすすめする理由】日除け・雨除けなど使い道はいろいろ! お洒落度もUP

タープの使い道はひとつではありません。工夫次第でソロキャンプのよき相棒になります。
どんな役割や使い道があるか、まとめてご紹介します!
1)日除け
風のない日や酷暑日など、暑くてキャンプを楽しめないときにタープがあれば日陰を作れます。
ソロキャンプで日除けに使うタープは、コンパクトなサイズでも十分役に立ちます。
2)雨除け
キャンプ中は急な雨に襲われることもしばしば。天気予報では晴れだったのに…という経験は筆者にもあります。
タープのメリットは、雨が降っても外で料理をしたり、外で寛ぎながら景色を楽しんだりできること。天候を気にすることなくキャンプを楽しめます。
3)雪除けと防寒対策
初冬から雪中キャンプをする方にもタープはおすすめです。テントの上にタープを張って防寒したり、雪除けをするのに適しています。
タープを張るときは、三角屋根のような形にし、少々の降雪は滑り落ちるようにしましょう。
そうすることで積もった雪も払い除けやすく、朝起きたらテントがカマクラみたいになってた!ということも防げます。
4)ソロならタープ泊もあり!

テントとタープ、両方持って行くのは荷物になるという方は、タープ泊にチャレンジしてみましょう。
タープはいろいろな張り方ができ、ベースや簡易テントにもなります。張り方を工夫すれば、フルクローズも可能に。
テント代わりに使う場合は大きめサイズのタープがおすすめです。キャンプ時の天候や気温に合わせて張り方を変えながら楽しんでくださいね。
5)タープでソロキャンプのお洒落度UP
筆者がタープを購入しようと決めたのは、日除け、雨除けなどの機能面の他に、「自分のキャンプ写真がお洒落に見えるようにしたい」という理由もありました。
筆者の愛用テントは安価なワンタッチテント。購入時は見た目より設営の手軽さと価格を重視しました。テントの使い勝手に不満はありませんが、流行りのワンポールテントやソロベースのようなお洒落感はありません。
SNSを見てみると、同じようなドームテントやワンタッチテントを使っているのに、お洒落で映えるキャンパーがたくさんいました。違いは、タープを上手く活用しているという点。

テントは休憩、就寝用で、料理や焚き火観賞、寛ぎタイムはタープの下で楽しんでいたのです。
脱キャンプビギナーを目指す方は、タープの購入も候補に入れてみてくださいね。
ここからは、キャンプ好きな筆者が選んだ「ソロキャンプに最適なおすすめタープ」を5つご紹介します!
【おすすめタープ1】DOD(ディーオーディー)ヘキサタープ 張り方いろいろでソロキャンプに限らず人気
DOD(ディーオーディー) ヘキサタープ

サイズ:(約)W420×D420cm
収納サイズ:(約)W55×D14×H14cm
重量:(約)3.0kg
最低耐水圧:350mm
材質:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
付属品:ロープ、キャリーバッグ
※ 本製品に使用されているポリコットン生地は、防水コーティングされたポリエステル生地などとは異なり、水分を吸収した際に綿素材が膨張し、雨漏りを防ぐ構造です。そのため、張り方が弱いときや、長時間の雨に濡れた際には内部に雨漏りする場合があります。また、濡れたまま保管をすると科学繊維に比べてカビが生じやすいためご注意ください。
※ ポール、ペグは付属しませんのでご注意...
ウサギのロゴが可愛らしく、形も美しい人気のヘキサタープです。
素材はポリコットン(綿とポリエステル)を使っているので、焚き火などの火の粉にも強いのが特徴。
六角形の隅にはポールを刺す穴があいており、ポールの高さを変えたり、ロープの位置を変えたりすることでさまざまな張り方が可能になります。
420×420cmと大きめサイズなので、日陰も広く取れる点もおすすめです。
【スペック】
- 形状:ヘキサタープ
- サイズ:(約)W420×D420cm
- 収納サイズ:(約)W55×D14×H14cm
- 重量:(約)3.0kg
- 材質:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)