ブッシュクラフトとは、必要最小限の道具だけで、自然の中にある素材を上手に利用して過ごすキャンプスタイルのこと。 中でも必需品となるのがナイフ。木を割る・削るなど薪をはじめキャンプアイテムなどを現地で作り出したりするのに使います。そこで実際にナイフを購入し、ブッシュクラフト体験してみたらとても楽しかったので、その模様を自然に溶け込みたいキャンプするマン(父)がご紹介いたします。

【ブッシュクラフト中級編】 フェザースティック&ポットクレーン 慣れてきたら挑戦しよう

【ブッシュクラフト中級編①】フェザースティック

筆者撮影

木の表面を薄く何層にも削ったものをフェザースティックといいます。薄く削ったところは火がつきやすく着火に便利。(火が薄く削った部分に乗っかるというイメージですかね)

雨が降って枝が濡れてしまった時の焚き火でもフェザースティックが役に立ちます。枝を割って中の乾燥している部分を出し、そこを薄く削ることにより焚き火がスムーズにできるのです。

ただ、実際フェザースティックを作ってみるとこれが思ったよりも難しい。なかなか薄くできず、想像していた通りにはなりませんでした。でも下手なのって〝上達する余地があるってことだよなぁ~〟と、前向きに今後も楽しく練習していきます。

【ブッシュクラフト中級編②】ポットクレーン

筆者撮影

木の枝に切れ込みを入れて、枝だけでポットを吊るす道具・ポットクレーンを作ってみました。現地のキャンプ場にある枝を利用することで、より一層自然の中で生きているような気がします。これ、雑誌でみて憧れていたんです。

地面に刺す部分は尖らせて、吊るす部分は切れ込みを利用して組み合わせていきます。使う枝は長いものが1本、Y字のものが2本、まっすぐなものが1本です。図にしてみました。

画像: 筆者作画

筆者作画

尖らせる部分は地面に打ち込みます。

画像: 筆者撮影 ※地面に打ち込む部分

筆者撮影 ※地面に打ち込む部分

ポットを吊るすまっすぐな枝の切れ込みは、上下に2箇所つくります。上の方は半月型にします。

画像: 筆者撮影 ※ポットを吊るす部分の上段は半月型にするのがポイント

筆者撮影 ※ポットを吊るす部分の上段は半月型にするのがポイント

ポットを吊るす下の方は、バツ字の下のような形!?だけ残してくぼませた形にします。

画像: 筆者撮影 ※ポットに吊るす下段部分はバツ字の下型!?

筆者撮影 ※ポットに吊るす下段部分はバツ字の下型!?

切れ込みは深めにしておいたほうがひっかけやすくて使いやすいです。

画像: 筆者撮影 ※バツ字の下型?にこのようにしてポットを引っ掛けます

筆者撮影 ※バツ字の下型?にこのようにしてポットを引っ掛けます

まずはバトニングから始めよう ブッシュクラフトは奥が深くてキャンプが一層楽しくなる!

ブッシュクラフトというとキャンプというよりもサバイバルの技術のようで敷居が高く、さらにナイフの危ないイメージからとっつきにくいイメージでいたのですが、実際にやってみると工作の楽しさだったり自分から自然と関わる純粋な楽しさがあることが分かりました。キャンプ+ブッシュクラフトって面白いぞ、とワクワクしています。これからももっと色々なことを試していこうと思っています。

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