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「モーラ・ナイフコンパニオン」とは? 王道キャンプナイフのステンレススチール製なら錆びにくく丈夫
ロケ当日、一行はまず「アルペンアウトドアーズフラッグシップストア柏店」に立ち寄りました。
店内ではメンバー全員が、ひとり一本ずつナイフを購入したのですが、小木さんが悩んだ末に手に取ったのは、世界で最も愛用者の多いナイフブランドであり、日本でも年間十万本以上の売り上げを誇るモーラ・ナイフ社のコンパニオンブルーでした!
実をいうとモーラ・ナイフ社製のナイフの刃素材は、カーボンスチール製とステンレススチール製の2種類がありますが、こちらは後者。ステンレススチール製のナイフは、錆びにくくて頑丈!
しかも選んだコンパニオンというモデルは、繊細な作業からタフな扱いまで幅広く対応できるオールラウンダーな一品なんです!
阿諏訪さんのアドバイスの甲斐もあってか、小木さんはまさに初心者キャンパーにとってベストな選択をしたというわけです。
吉井本家の火打金を使って昔ながらの焚き火にチャレンジ! キャンプでの火起こしの方法は人それぞれ!
キャンプスタイルは十人十色。火おこしの方法だって人それぞれ異なります。以前ヒロシさんがゲストの番組ロケでは、ファイヤースターターを用いた上級者向けの火おこしに挑戦したおぎやはぎのおふたりですが、今回はさらに難易度の高い火おこしにトライ!
吉井本家の「火打金2号」、Bush Craftの「火打石」、Bush Craftの「ヘビーウエイトチャークロスチャークロス」の3つの製品を駆使した、奈良時代から続くと言われる古き良き時代の火おこし方法に挑戦しました。
ちなみに実際に火がつくかどうかは別として、手順は非常にシンプル。
利き手に火打金を、利き手と反対の手に火打石とチャークロスを持ちます。あとは火打金を振り下ろしながら、火打石に打ち付けるだけ。
火打金と火打石がぶつかった瞬間に火花が発生し、それがチャークロスの上に落ちると種火になるので、あとは燃えやすいものに種火を移しながら火に育てていくことになります。
文字を読むだけだと簡単に感じるかもしれませんが、いざ実践しようとすると一筋縄ではいかず、コツを掴むまでに多少時間がかかることに気づくはずです。また、慣れた人であってもその日の天気や湿度よっては苦戦することもある、まさに上級者向けのテクニックと言えるでしょう。
もっとも、熟練キャンパーにとってはこういった作業もまた、癒しの時間であり、外遊びの醍醐味のひとつなのかもしれませんね。
番組で使用した火打金
江戸時代は火打金職人が手造りで一つひとつ「たたき」、「なまし」てつくっていましたが、今は野鍛治の職人はいても火打金職人はいないためプレスで切り抜き加工をしています。 しかし原料となる鉄だけは、今でも「たたら製鉄方」で製鉄されています。
サイズ:(約)縦60×横23×2.8mm、現在は5種類の大きさの丹尺型(短冊型)の火打金が製造されています。 鉄の削れる面積が大きいほど火口に種火が付きやすいため、火打金は大きいほど使いやすく、小さいほど着火の難易度があがります。
■眼鏡 火打...
番組で使用した火打石
番組で使用したチャークロス
キャプテンスタッグの「焚火ゴトクスリム」は料理に不可欠! 五徳さえあれば調理効率がグッと上がる!
火打金や火打石を使っての火おこしが大いに盛り上がり、焚き火の炎も安定してきたところで、一行は料理の準備に取り掛かります。そこで活躍したのが、キャプテンスタッグの「焚火ゴトクスリム」。パっと見ではあまり馴染みのない形をした鉄製の柵のような道具です。
今回は直火での調理ということで、ロケ現場では事前に丸太を集めて囲い(かまど)を作っていたのですが、実をいうとこのアイテムはかまどの上にスキレットや鍋を置くためのゴトクだったんです。
直火で料理する際は、トライポッドやファイアーアンカーを利用する人が多いと思いますが、こういった焚き火用のゴトクがひとつあると調理の効率はグッとアップします。
直火だと火加減が難しい分、鍋やフライパンをゴトクの上で動かして強火と弱火を使い分けることもできますし、見た目的にも焚き火周りの雰囲気が格上げされると思いませんか?
番組で使用したゴトク