【キャンプ歴15年の結論】憧れていたけど結局コレ!買い替えて正解だったギア5選

キャンプギア

2025.07.05 更新

【キャンプ歴15年の結論】憧れていたけど結局コレ!買い替えて正解だったギア5選

舟津カナ

舟津カナ

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「不便さを楽しむのがキャンプの醍醐味!」という人もいますが、キャンプ場で慣れていないギアを利用して、不便さを楽しむのはかなりのキャンプ玄人。ゆっくり自然の中でチルアウトしたいのなら、見た目重視ではなく、ラク重視のモノがおすすめ。今回はキャンプ歴15年、いろいろなギアを買ってきた中で「結局コレが正解だった!」というギアを紹介します。

キャンプギアを写真映えだけで選ぶと失敗する!

キャンプインフルエンサーのYouTubeやインスタグラムを見ていると「そのアイテムかっこいい!」と思い、ネットでついついポチポチ購入してしまった経験がある人はいるでしょう。かくいう私もポチポチして、結局1回しか使用していないキャンプギアが多々あります。

見た目が理想でも使い方が複雑だと、年に数回しかキャンプに行かない人には、その度に使用方法をネットで確認しなければならず、それだけでキャンプに行くのが億劫になりがち。

一番の理想は「自分好みのデザインで使いやすいもの」ですが、それにたどり着くまでに、数個のギアを経由。その結果、デザインよりも使い勝手を優先したギアもあります。

今回は、私が最終的に現在使用しているラク重視ギアを5つご紹介します!

【1】キャンプチェア

筆者撮影

ヘリノックスをはじめとしたコンパクトで軽量なチェア。私も初めは、コンパクトに収納できるチェアをいくつか購入しました。しかし、組み立てるのが億劫に。

その後、組み立て不要で広げるだけの二人掛けキャンプチェアを購入。これは組み立てが必要なかったのですが、ずっしり重さがあり、畳んでも結構場所を取りました。最終的に一軍で使用しているものはコールマンの「コンパクトフォールディングチェア」です。

コレにした理由は…

筆者撮影

コールマンの「コンパクトフォールディングチェア」の魅力は何といっても軽量なところ。1つの重量が約2.1kg。組み立て要らずに広げるだけで簡単にチェアになる点も気に入っています。さらに、折りたたむと薄くなるので車に積むときも楽チン。

ローチェアなので、足を伸ばしてゆったりと座れ、焚き火も温かいです。

しいて言えば、ドリンクホルダーがない点がはじめは気になりましたが、現在はローテーブルと併せて、そこにドリンクとおつまみを置いています。

【2】ライト

筆者撮影

ヴィンテージランタンにぬまり、レイルロードやハリケーンなどのケロシンランタンから、コールマンのヴィンテージランタンを収集。それらをキャンプ場で灯していたのですが、燃料を入れたり、ポンピングが必要なモノがあったりと、灯すまでの手間が億劫に……。

また、燃料のホワイトガソリンの匂いが気になることもあり、徐々にLEDへ移行。

コレにした理由は…

筆者撮影

LEDランタンはとにかく手軽。昔のLEDは明るさが弱く、メインランタンとして使用するには暗すぎましたが、今は進化し、1000ルーメン以上のものも手軽に手に入ります。ポータブル電源があれば、キャンプ場でも充電可能なため、数日キャンプをするときもLEDだけでOK。

現在は、私は持っていませんが、オフロードでキャンプをするときは仲間が持つSTKRの「FLi OVER-LANDER 10′ Telescoping Light 」が主流に。

昔は「LEDライトは邪道だ!」と思っていましたがSTKRのLEDは三脚付きで10フィート(約3メートル)まで延び、2,600ルーメンの明るさで広範囲を照らしてくれます。コンパクトに畳むこともでき、数人でキャンプをするときはこの明るさは重宝しています。

ただし、オイルランタンの淡い炎や、ホワイトガソリンの手間がかかる楽しみもあるので、夫婦2人のときはオイルやホワイトガソリンを使用することもあります

【3】バーナー

筆者撮影

昔はホワイトガソリンを持参して、コールマンのヴィンテージツーバーナーを使用していました。しかし、古いものはガスが安定しないことも。また、ランタン同様にポンピングが必要で手間がかかることもあり、燃料の持ち運びが楽なカセットコンロへ。

コレにした理由は…

筆者撮影


現在は主にスノーピークの「HOME&CAMPバーナー」を使用。もともと自宅用に購入していた卓上コンロですが、コンパクトになり持ち運びしやすいため、キャンプで愛用。風の影響を受けやすいことはありますが、火力もそこそこあり、普通の料理をする分には問題ありません。

ただし、ダッチオーブンなど重いモノを乗せるときや、気温が低いところでのキャンプは、ホワイトガソリンのバーナーを利用しています。

【4】スリーピングバック&マット

筆者撮影

アウトドアのスリーピングバックはコンパクトになる「マミー型」と勝手に思い込んで、マミー型の寝袋を長年使用していました。しかし、オートキャンプだけの我が家は、そこまでコンパクトで軽量なスリーピングバックでなくてもよいことを近年悟り、寝心地重視の封筒型へ

同じく、マットもコンパクトになるモノを使用していましたが、寝心地重視へ。

コレにした理由は…

筆者撮影

現在はノースフェイスの封筒型のスリーピングバック「Wawona Bed 20」を使用。マミー型は足に行くにつれて細くなるので寝返りがうちにくかったのですが、コレはゆったりとした長方形のデザインで、布団のように仰向きでも横向きでも寝られて快適。

封筒型はマミー型に比べると保温効果が低いと言われていますが、寒い季節はコレに毛布を足しています

筆者撮影

マットも初めは軽量な銀マットを使用していましたが、インフレータブルマットへ変更。その後、冬の寒さにも対応できるマットが欲しくなり、現在はR値10で厚さ10センチになるアルプスマウンテニアリング 「Outback」へ。

筆者撮影

コレはお世辞にもコンパクトで軽量とはいえませんが、インフレータブルなので自動に空気が入り手間が少なく、家のベッド以上の快適な寝床を演出してくれます。

今までなかなかキャンプ場では爆睡できなかったのですが、これらのお陰で今ではキャンプでもぐっすり寝られるようになりました。

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【5】テント

筆者撮影

以前はコンパクトに収納できるテントを使用していましたが、組み立てが複雑。数ヵ月キャンプに行っていないと組み立て方法を忘れ、その度説明書で確認することに。

また、6人用で広さはあってもテントの中で立てなかったため、テント内で寛げませんでした。そこで、「組み立てが楽でテント内で寛げるもの」が欲しくなり、買い替えることに。

コレにした理由は…

筆者撮影

現在愛用しているのはコディアックのコットンテント。コットン生地は重さがあり、折りたたんでもコンパクトになりにくいデメリットがありますが、設営が簡単。デザインも気に入っています。撤収も楽なので今ではキャンプはこのテント一択です!

また、室内は2mほど高さがあるので、男性でも立つことができ、素材がコットンで夏は涼しく、冬は暖かい。数人でキャンプをするときは、寒くなるとこのテントに入ってみんなでトランプやゲームをしています。

キャンプ場ではできるだけ手間をかけずに楽しむ

筆者撮影

キャンプは設営・調理・焚き火・撤収と、思った以上にやることが多いアウトドアです。どれにも100%の力を使っていてはリラックスする時間がなくなってしまいます。

スケジュールをゆったり組んで、現地ではできるだけ手間を減らしつつ、文明の利器もうまく使って楽しむのが、結局キャンプを長く続けるコツかなと思います!

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