キャンプ・防災・日常生活で大活躍!耐熱性に優れたポリ袋が便利
ポリ袋といえば、ものを入れて保存したりゴミ入れにしたりと、日常生活で何かと使う頻度が高いアイテムの1つですよね。
中には耐熱性・耐冷性に優れており、食品の冷蔵・冷凍保存はもちろん、電子レンジや熱湯にも対応している便利なタイプもあります。
特に、岩谷マテリアル株式会社から販売されている『アイラップ』は、さまざまな用途に使えるおすすめのポリ袋です。
『アイラップ』は縦350×横210mm(マチ40mm、フィルムの厚さ0.009mm)サイズのポリエチレン製の袋。
マチが付いた大きめのポリ袋なので、ものをラクに入れられます。
また、冷凍保存(耐冷温度-30℃)や電子レンジに対応しているほか、熱湯でボイルも可能で、特にキッチン周りではマルチに活躍してくれますよ。
覚えておいて損なし!アウトドアや災害時に役立つポリ袋の便利な使い方5選
ここからは、日常生活はもちろん、キャンプなどのアウトドアや災害時などにも役立つ、ポリ袋の便利な使い方を5つ紹介します。
※本記事でご紹介する使い方は『アイラップ』を使用して実践しています。ポリ袋によって耐熱性・耐冷性などは異なるため、使用するポリ袋の性能をチェックしたうえで実践してください。
【1】食品の保存袋として!冷凍・冷凍保存もOK
ポリ袋は、食品や小物など、さまざまなものを衛生的に保管したいときに便利です。
ポリ袋に入れて保存することで、汚れや湿気などから中身を保護できます。
なお、食品に使用するときは食品衛生法に適合したものを選ぶのがポイントです。
『アイラップ』は日本食品分析センターの検査に合格している上、防湿性に優れているので、食品の鮮度をしっかりキープしてくれますよ!
【2】簡易的な手袋として!使い捨て手袋の代わりに使える
ポリ袋は使い捨て手袋に代用できます。
アウトドアや災害時では、手を洗えないシーンもあるはずです。そんなとき、使い捨て手袋がなくても、ポリ袋をサッと手に装着することで衛生的に作業できます。
ポリ袋を装着したあと、手首に輪ゴムを付けると外れにくくなります。
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【3】食器を汚したくないときに!そのまま保管しやすいのもポイント
アウトドアや災害時など、洗い物を減らしたいときにもポリ袋が活躍してくれます。
食器を汚さない工夫として、お皿にラップフィルムを敷いて食品を載せるという方法がよく知られていますが、ポリ袋を使うと残った食品をそのまま袋に入れて衛生的に保管できるメリットもあります。
ポリ袋にすっぽり入る大きさの食器であれば、ポリ袋の中にお皿をサッと入れるだけでOKなので、手間が少ないのもうれしいポイントです。
▼アウトドアや災害時に洗い物を減らすコツについてはこちらもチェック!
【4】お米とぎから炊飯まで!炊飯器が壊れた時にも便利
耐熱性に優れたポリ袋を活用すれば、ごはんを炊くこともできます。
お米とぎ・浸水から炊飯まで、ポリ袋1枚で完結するため、災害で電気の供給がストップして炊飯器が使えないとき、炊飯器が突然故障したとき、お鍋を汚さずに炊飯したいときなどに便利です。
ポリ袋を使った炊飯ができるのは『アイラップ』のように、熱湯ボイルに対応している商品に限ります。耐熱性のないもの、加熱非対応のポリ袋は使用できません。
【ポリ袋を使ったお米のとぎ方】
ポリ袋を使ってお米をとぐ際には、ポリ袋にお米と多めの水を入れ、さらに空気を入れてふくらませます。
次に、振るようにしてお米をといだら、すぐに水を捨ててください。この工程を2~3回繰り返せば完了です。
乱暴に扱うとポリ袋に穴があいたり、やぶれたりしてしまうので注意しましょう。
【ポリ袋を使った炊飯方法】
ポリ袋で炊飯する場合、お米と水をポリ袋に入れて袋の口を縛ったら、そのまま20~30分ほど浸水させてください。水の割合は、お米1合(約150g)に対して180mlが目安です。
炊飯時に体積が増えるため、袋の口を縛るときはできるだけ空気を抜き、袋の上の方で結ぶようにしましょう。
浸水が完了したら、お米と水を入れたポリ袋を沸騰したお湯の中へ投入し、25~30分ほど中火でボイルします。
ボイルするときは、ポリ袋が鍋にふれないように鍋底に耐熱皿を置いて、その上にお米と水をのせるのがポイントです。
ポリ袋が鍋に直接ふれると溶けるので要注意!
加熱後、ごはんが入ったポリ袋をお湯から取り出して、10分ほど蒸らします。
筆者はふきんで包んで蒸らしましたが、ごはんに芯が残るようであれば、火を止めてお湯につけたまま蒸らすのがおすすめです。
これだけで、しっかりごはんが炊き上がります。
ごはんが炊きあがったら、ポリ袋から出さずにそのままお茶わんやどんぶりなどに載せることで、食器を汚さずに食べられますよ。
正直なところ、炊飯器で炊いたごはんのほうがおいしいですが、アウトドアや災害時なら問題ないレベルだと思います。
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【5】調理器具として!1枚でおかずや副菜の調理もできる
耐熱性に優れたポリ袋は、熱湯ボイルで野菜をゆでたり、おかずや副菜を調理したりするときにも役立ちます。
ごはんを炊くときと同様に、カットした野菜や調理したい食材をポリ袋に入れたら、沸騰したお湯につけて、やわらかくなるまで加熱します。
加熱時はポリ袋が鍋にふれないように耐熱皿を底に敷きましょう。
ポリ袋でジャガイモをゆでてから、そのまま手でつぶして、キュウリ・ハム・マヨネーズ・塩・コショウなどを加えて混ぜると、ポテトサラダが完成します!
ジャガイモをゆでるときに、スライスしたニンジンを一緒に入れて熱を通しておくと、彩りがきれいなサラダになりますよ。(ジャガイモをつぶすときにニンジンを入れたままでも問題ありません)
このように、ゆでる・混ぜる・盛りつけるといった一連の作業がポリ袋1つで完結します。
野菜をポリ袋に入れることで、ゆで汁に栄養分が流出することも防止できます。鍋が汚れないので、後片づけもラクですよ!
ポリ袋で野菜をゆでるときの注意点は、ポリ袋に入れる際に、しっかり空気を抜いてから口をしばること。
野菜を入れたポリ袋を水に浸しながらおさえると、水圧がかかって空気が抜けやすくなります。
また、熱湯でボイルするときに、水面から出ている野菜は火が通りにくくなるので、全体が浸るように工夫するのもポイントです。
大きい鍋を使えば、炊飯しながら肉じゃがや煮魚といったおかずも一緒につくれますよ!
ポリ袋は日常使いからキャンプ・防災までマルチに活用できる!炊飯器代わりにも使えて便利
『アイラップ』のように耐熱性に優れたポリ袋は、電子レンジや熱湯ボイルで加熱できるので、鍋を汚さずに調理できます。
アウトドアや災害時など炊飯器が使えないときには、ポリ袋を使ってごはんを炊くことも可能です。
さらに、食材をポリ袋に入れてつぶしたり混ぜたりもできるため、ボウル代わりに使えば、普段の調理や後片づけがラクになります。
日常生活はもちろん、アウトドアや防災時にも使えるグッズとして、ぜひポリ袋を常備しておきましょう!
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