小さな工夫でキャンプの洗い物は楽になる!
1泊2日のスケジュールで泊まりのキャンプに行くと、テントの設営から撤収まで、意外とやることが盛りだくさんで忙しいですよね。
「せっかくキャンプに行ったのに、のんびりする時間がほとんどなかった!」なんて経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
しかも、キャンプ地は毎回変わりますし、キャンプ場で手際よく洗い物をするのは、キャンプ慣れしている人にとっても難しいと思われます。
そんな中、めんどうな洗い物がゼロにできると、メリットがたくさんあります!
キャンプでめんどうな洗い物をゼロにできると感じられるメリット
- お湯が出るキャンプ場にこだわる必要がなくなる
- テントの設営場所を水場の近くにする必要がなくなる
- 冷水の苦行がなくなる
- 手荒れを防げる
- 手の乾燥を防げる
- キャンプ場でのんびりする時間が増える
- 大切な家族や友人との団らんの時間が増える
- 登山や災害時にも使える技が身に付く
これだけメリットがあるのならば、何とかして洗い物をゼロにしたいですよね!そこでここからは、「キャンプの洗い物をゼロにする方法」を4つご紹介していきます。
我が家はキャンプ場ではいつも洗い物しないよ! だって、めんどうだもの(笑)
キャンプの洗い物をゼロにする方法【1】食器汚れを洗わず拭き取る!
まずは、食器汚れを洗わずに拭き取って、キャンプの洗い物をゼロにする方法をご紹介していきます。必要な道具、メリット・デメリットもチェックしてみてください♪
食器汚れを洗わず拭き取るために必要な道具
食器汚れを洗わず拭き取るために必要な道具
- キッチンペーパー
- ウェットティッシュ
- アルカリ電解水クリーナー
アルカリ電解水は、水を電気分解することによって、pHをアルカリ性に高めた洗浄水のことです。
一般的な洗剤類は、界面活性剤を加えることによって洗浄力を強めていますが、これは手荒れを引き起こす原因にもなります。
一方、アルカリ電解水には界面活性剤やアルコールなどが一切含まれておらず、肌の弱い方や小さな子供が触れる場所や、おもちゃの除菌などにも安心して使えるのです。
酸性の汚れに強く、油汚れなども落とすことができるので、筆者はキャンプの時だけでなく、自宅のキッチン周りの掃除にも愛用しています!
ダイソーのアルカリ電解水クリーナーには詰め替え用も販売されていて、コスパがいいのも嬉しいポイントです!
食器汚れを洗わず拭き取る方法
キャンプにはアルカリ電解水を小さなスプレーボトルに詰め替えて持って行っています。
まずは、アルカリ電解水を汚れた食器に吹き付けます。
次に、乾いたキッチンペーパーで汚れをぬぐっていきます。
特に、汁気が多い汚れは、アルカリ電解水を吹き付ける前に、乾いたキッチンペーパーなどでしっかり水気をぬぐっておきましょう。あとの作業がラクになります。
汚れによっては何回かスプレー+拭き取りが必要な場合もありますが、だいたい2~3回で油汚れもスッキリ落ちます!
アルカリ電解水には除菌効果があるので、ここで作業を終了しても良いのですが、筆者は最後にウェットティッシュで仕上げ拭きをすることが多いです!
食器汚れを洗わず拭き取るメリット・デメリット
食器汚れを洗わず拭き取る方法のメリット
- 水場を使わないで済む
- 食後すぐに座ったまま作業できる
- 短時間で作業が終わって片付けまで完了できる
- 油汚れもスッキリ
- 成分的に安心
食器汚れを洗わず拭き取る方法のデメリット
- 紙ゴミが増える
- 食後すぐに作業しないと汚れが固まってしまう
- 油分・水分が多い場合、作業前に水分を取り除く工程が必要
- 食器が多い場合は手間と時間がかかる
- 大きな鍋やフライパンなどには不向きかも
- 木の食器やまな板などには不向きかも
- 潔癖症の人にはこっちのほうがハードル高いかも
- グルキャンでは引かれるリスクあり
ゴミが出るので、ゴミ持ち帰りのキャンプ場の場合は、ゴミの量と要相談かもしれませんが、カンタンですぐにでも実践できるオススメの方法です!
ただ、大きな鍋やフライパンなどは拭き取るのが大変ですし、グループキャンプなど汚れ物の食器が多く出る場面などでは不向きといったデメリットもあります。
また、ご時世的にも潔癖症の人には抵抗があるかもしれない方法なので、筆者はグルキャンの時にはこの方法を封印しています(汗)
家族3人分の食器なら、お湯を沸かしている間にササッと片付け終わっちゃう!
誰一人中座することもなく、楽しくおしゃべりしながら片付けられるので、本当にオススメ!!!
キャンプの洗い物をゼロにする方法【2】食器・調理器具を汚さない!
お次は、食器・調理器具を汚さないで、キャンプの洗い物をゼロにする方法をご紹介します。
食器・調理器具を汚さないために必要な道具
食器・調理器具を汚さないために必要な道具
- クッキングシート
- サランラップ
- アルミホイル
- 耐熱ビニール袋
- まな板シート
- 牛乳パック
- アルミ皿
上記のうち、どれか1つの道具があれば実践できます。ただ、食器の種類や調理方法などによって道具を変えられると便利なので、可能な範囲で持っていくのがオススメです!
「洗い物をゼロにする」という観点以外からも調理などに使える道具ばかりだから、キャンプに持っていって損はないはず♪
食器・調理器具を汚さないための工夫
食器・調理器具を汚さないために、食器や調理器具をいろいろなモノでカバーして使います。
例えば、グリルパンにアルミホイルを敷いて蒸し焼きにしたり。
クッキングペーパーを敷いて並べて、各自にとってもらったり。
アルミ皿は角形・丸形など、いろいろな形が100均にも売っているので、お手持ちの調理器具やお皿などに重ねて使うと、洗い物がゼロにできます!
小さい丸形のアルミ皿は、シェラカップにピッタリのサイズもあるので、ぜひ試してみてください♪
【材質】高品質のアルミホイル材料(溶融温度:約660℃)で作られ、強く、耐久性があり、安全で、無毒で、無臭です。加熱用の高温にも耐えることができます。
【利点】容器表面が滑らかでシワがない為、高級感があります。直火、オーブンを使用した加熱ができます。高級ベーク菓子・デザート菓子・贈答用菓子・アイス・冷凍調理食品等に使用できます。家庭用のアルミ箔と同じ材料で出来ています。有害な物質は出しません。
【便利】卓上だけでなくアウトドアでも便利な使い捨...
耐熱性が高いポリ袋は、個人的に自宅でも愛用しているアイテムです。
キャンプの朝にホットドッグを作るときなど、ソーセージを湯せんする際には、ポリ袋に入れて湯せんすればお鍋を洗わなくて済んじゃいます♪
▼万能ポリ袋の使い方&おすすめ料理はこちら!
食器・調理器具を汚さない方法のメリット・デメリット
食器・調理器具を汚さない方法のメリット
- 水場を使わないで済む
- 拭きとる作業も不要
- 敷いていたものをゴミに捨てれば片付けが完了する
食器・調理器具を汚さない方法のデメリット
- ゴミがたくさん出る
- 調理方法を選ぶ
- 調理前の準備に手間がかかる
- 保護している素材がズレたり破れたりするリスクがある
- ゴミ持ち帰りのキャンプ場の場合、ちょっと大変
- 写真映えしづらいかも
ゴミ捨てができるキャンプ場であれば、ゴミが出てもあまり気にならないと思います。
ただ、調理法によっては、汚さないように工夫するのにちょっと手間がかかりそうです。「湯せん調理のみ」や「ホイル焼き」といった感じで、食器や調理器具を汚さない工夫ができそうなメニューにする必要もありますね!
撤収日の朝など、時間がないときの調理には、この方法がオススメ!!!