ペグが必要な理由とは?テントに付属する製品と単体販売製品の違いも解説
ペグとは、テントやタープを地面に固定するための杭(くい)のことです。
ペグを打つことでテントやタープの耐風性がアップするほか、ピンと張りのあるきれいな状態でテントやタープを設営することができます。
ほとんどのテントにはペグが付属してきますので、「わざわざ追加でペグを買う必要はないのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、付属のペグはアルミ製やプラスチック製の簡素なものが多く、長持ちしないケースが多いんです。また、強度や地面に刺さる力も低めなので、「ペグがすぐに抜けてしまって使い物にならない」なんてこともありえます。
特に強風時には、ペグが抜けてしまうと、猛スピードでペグやポール、テントが飛んでいき、人や車などを傷付けてしまう事故を起こしかねません。
風が吹いていない、地面のコンディションがいいなどで環境が整っている場合には付属のペグを使用するのもアリですが、快適性や安全性をしっかり確保するためには、地面の硬さや地質によってペグを使い分けるのが大切です。
ペグにはさまざまなものがある!種類と特徴をチェック
ペグはその形状によっていくつかの種類に分類され、場面によって使い分けられます。
まずはどんな種類のペグがあるか、それぞれの特徴を含めてチェックしていきましょう!
ペグの種類 | 特徴 | 得意な地面 | 注意点 |
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ピンペグ | 抜き差ししやすい | 硬すぎない土 | テントに付属するピンペグは 耐久性が低いものが多い |
鍛造ペグ | 最強クラスの強度 | 石が埋まっている硬い地面 | 柔らかい地面には不向き 価格が高い 重い 錆に注意 |
ネイルペグ | 釘のような形状で 打ち込みやすい | 芝生から硬い地面まで | 柔らかい地面には不向き |
U字・V字ペグ | U字・V字の形状で 地面への接地面が多く抜けにくい | 砂浜や雪などの柔らかい地面 | 隙間に汚れが詰まりやすい |
X字・Y字ペグ | X字・Y字の形状で U字V字よりも抜けにくい | 柔らかい地面から硬い地面まで | 隙間に汚れが詰まりやすい |
スクリューペグ | 抜けにくい | 砂浜などの柔らかい地面 | 硬い地面には差し込めない |
ピンペグ
ピンペグとは、テントの付属品として多く採用されているスタンダードな形状のペグです。
付属品はアルミ素材で曲がりやすいものが多いですが、材質によっては硬い地面にも対応でき、抜き差ししやすいのが特徴です。
鍛造ペグ
鍛造ペグとは、「鍛造」という製法によって堅牢性を高めたペグのことを言います。鍛造ペグの強度は凄まじく、石をも砕くほど!
これさえあれば、柔らかい地面以外はほとんど対応できますが、重量があり錆びやすいといったデメリットも持ち合わせています。
ネイルペグ
ヘッド部分にプラスチックが付いて、釘のような形をしているのがネイルペグです。
ペグ打ちに慣れていない初心者キャンパーでも打ち込みやすいのが特徴です。スチール製の頑丈なものも多く、硬い地面でも活躍します!
U字・V字ペグ
軽量で錆に強くいアルミ合金製。耐食性と低温に耐性があり、アウトドアの日差し、雨や雪などでも劣化しない高耐久性で安心して長くご使用いただけます。 また、形状は薄いですがU...
U字・V字ペグは名前の通り、U字・V字の形状をしており、地面への接着面が多いため抜けにくいのが特徴。
砂浜や雪などの柔らかい地面が得意です。スタッキング可能で、コンパクトに収納できるのも魅力!
X字・Y字ペグ
X字・Y字の形状をしているものをX字・Y字ペグと呼び、前で紹介したU字・V字ペグと同様に抜けにくいのが特徴。
耐久性もあるので硬い地面にも対応可能です。
スクリューペグ
螺旋状で独特な形状のスクリューペグは、グルグルと地面に絡み付き固定力が抜群です。
柔らかな土や砂浜でその威力を発揮します。犬用リードの固定にも使えるので、ワンちゃん連れのキャンパーにも人気です!
ペグの選び方を知ろう!形状と材質・長さ・重さ・本数がポイント
ペグにはさまざまな種類があるため、以下のポイントを基準に選ぶのが大切です。
- ポイント1:形状と材質
- ポイント2:長さ
- ポイント3:重さ
- ポイント4:本数
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます!
【1】形状と材質:それぞれの得意不得意を理解して選ぼう!
前述のとおりペグにはさまざまな形状がありますが、形状に加え、材質もチェックして選びましょう。
ペグに使用される材質は、大きく分けると金属かプラスチックの2種類です。金属は種類豊富なので、その特性を知ることでペグ選びの選択肢が絞られてくるはずですよ。
軽量 | 耐久性 | パワー | 価格 | 錆への強さ | |
アルミ | ★★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★ |
ジュラルミン | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
スチール | ★★★ | ★ | ★ | ★★★★★ | ★★ |
ステンレス | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★★ |
チタン | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★ | ★★★★★ |
プラスチック | ★★★★★ | ★ | ★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
鍛造 | ★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★ | ★★ |
表を見ると、チタンやジュラルミンがバランスよく優れていることがわかりますね。
ペグの形状と材質の特徴を踏まえたうえで、どんなシーンで使用するかを考えると、おのずと選択肢が絞られてくるはずです!例えば、以下のように考えられます。
- 登山使用での軽量コンパクト派:丈夫で軽量なジュラルミンペグ
- ハードな環境下での登山:軽量で頑丈なチタンペグ
- 強度重視のオートキャンパー:重さはあるが強靭なスチールペグや鍛造ペグ
- 海水浴:柔らかい地面が得意なU字・V字ペグ、スクリューペグ、プラペグ
ここまできたら、「価格は抑えたい!」「重さは気にしないからとにかく頑丈なペグがいい!」「ビーチで使うことが多いから柔らかい地面が得意なものがいい!」など、譲れないポイントや使用するシーンと相談しながら形状・材質を絞っていけるはずです。
▼ペグの形状や材質による特徴の違いはこちらの記事でも詳しく解説しています!
あなたはどんなペグを使ってる?所持しているペグの特徴や違いをまとめてみた
【2】長さ:シーンに合わせて使い分けよう!
ペグには15cm程度のものから40cm以上あるものまで、幅広い長さがありますが、以下を目安にして適切な長さを選びましょう。
- ソロ用テント:15〜30cm
- 大型テント:20〜40cm
- タープ:30〜40cm
テント付属のペグは20cm程度の短いものが多いので、特にファミリー用の大型テントにはもう少し長めのペグを追加したいですね。
風を受けやすいタープには、30cm以上の頑丈なペグを使用すると安心です!また、砂など柔らかい地面の場合はペグが抜けやすいので、40cm以上の長さのものを選ぶのがおすすめです。
長くなればなるほど抜けにくいメリットがある反面、抜くのが大変だったり、かさばったりとデメリットもあります。オーバースペック過ぎず、適度な長さのペグを選びましょう!
【3】重さ:登山者やソロキャンパーは軽量ペグがおすすめ!
ペグ選びのときに忘れてはならないポイントが、ペグの重さです!
車に荷物を積むオートキャンパーであれば重さはさほど気にならないかもしれません。しかし、登山やツーリング、ソロキャンプなど、荷物をコンパクトにしたい場合はジュラルミンやチタンなどの軽量ペグがおすすめです。
ペグの中でも特に重量がある鍛造ペグの場合、1本あたり200gほどの重さがありますが、ジュラルミンやチタンで軽いペグなら1本あたり15g前後のものもあり、その違いは歴然です。
【4】本数:予備も用意しておこう!
テントやタープの種類によって、使用するペグの本数は大きく異なります。あらかじめ、設営するテントやタープに必要な本数をチェックしておきましょう。
テントに直接打ち込む数に加え、ガイロープの本数分必要になるので、設営の手順を確認しながらしっかり本数を数えてくださいね。
さらに、ペグは紛失したり破損したりすることもありますので、必要なペグの数に加えて予備を数本用意しておくと安心です。
【最新版】おすすめのペグ25選!高性能のものやコスパ抜群のものなどを厳選
ペグの種類や選び方もわかったところで、ここからはおすすめのペグを紹介していきます!
「抜けにくい」「超軽量で持ち運びやすい」といった高性能のものや、初心者でも購入しやすいコスパに優れたものなどを厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。
【1】石のある硬いサイトもお任せ!村の鍛冶屋『エリッゼステーク』
金物の町、新潟県燕三条市のアウトドア用品メーカー・村の鍛冶屋から生まれた『エリッゼステーク』。通称『エリステ』と呼ばれ、多くのキャンパーから支持を得ている大定番鍛造ペグです!
イタリア語で「楕円」を意味する「エリッゼ」の名前の通り、地中に打ち込む軸部分が楕円形になっており、地中で回転したりグラつきを抑える効果があります。
サイズは18cm・28cm・38cm・48cmの4展開。カラー展開豊富で限定カラーもありますので、鮮やかなペグでキャンプサイトに華やかさをプラスするのも良いですね!
通常の丸棒のペグは地中でペグがクルクルと回り使い勝手が悪いですが、楕円のペグは、砂利や石が混じった固い地面でも入り込みが良く、地中でクルクルと回る事なく、ガッチリと固定します。
またロープの引っ張り方向は材料が厚めに設計されておりますので、強靭に耐えるようにされております。
ロープが触れる箇所は、バリでロープが切れる事がないようにトリミングしており、細心の注意を計っています。
塗装は防錆性能に優れ、...
村の鍛冶屋『エリッゼステーク』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | S55Cスチール カチオン電着塗装 |
長さ | 280mm |
重量 | 190g/本 |
本数 | 8本 |
【2】人気メーカーが誇る最強鍛造ペグ!Snow Peak(スノーピーク)『ソリッドステーク』
人気アウトドアメーカー・Snow Peak(スノーピーク)のシンボル的アイテムである『ソリッドステーク』、通称『ソリステ』は、鍛造ペグの元祖ともいえる存在です!
先述のエリステは楕円形でしたが、ソリステは円形。長さは20cm・30cm・40cm・50cmの4サイズ展開で、長めの仕様なのでしっかりと地面に刺さる頑丈なペグを探している人におすすめです。
ちょっとお高めですが、そのパワーと重厚感に圧倒されるはずです!
重量:1.08kg
メーカー品番:R-103-1
素材:炭素鋼
特に50は柔らかいコンディションの地面や砂浜などで効果を発揮する。
スノーピーク『ソリッドステーク』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | S55Cスチール 黒電着塗装 |
長さ | 30mm |
重量 | 180g/1本 |
本数 | 6本 |
▼ソリッドステークについてはこちらの記事でも紹介しています!
あなたはどんなペグを使ってる?所持しているペグの特徴や違いをまとめてみた
【3】頑丈なペグをお得に揃えたいなら!Soomloom(スームルーム)『スチールソリッドペグ』
本製品の表面は黒電着塗装処理してます。水分があるところで使ってもカビが入りずらいです。
ヘッド部分の直径は約16㎜がありまして、ペグの打ち込みはより簡単になります。
このペグの直径は約9.8㎜です、この太さならかなり厳しい状況にも耐えられます。
下の部分は細めのデザインで、地面により簡単に入れます。
コストを抑えて頑丈なペグが欲しい人にはSoomloom(スームルーム)の『スチールソリッドペグ』がイチオシです!
確かな強度で、硬い地面での大型テントやタープ設営にも対応。夜光ゴムロープ付きなので、暗い夜でも足を引っ掛けることなく安心です。
また錆びにくい加工により、使用後のメンテナンスが楽なのも嬉しいポイント。
16本セットで2,000円程度とコスパに優れているので「まずは本数を揃えたい!」という初心者キャンパーさんはぜひチェックしてみてください。
Soomloom『スチールソリッドペグ』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | スチール 黒電着塗装 |
長さ | 25cm |
重量 | 150g/1本 |
本数 | 16本 |
【4】お手入れ簡単で強度抜群の軽量ペグ!UNIFLAME(ユニフレーム)『パワーペグSUS 300』
UNIFLAME(ユニフレーム)の『パワーペグSUS 300』は、まるでテントに付属品しているアルミ製のピンペグのような、シンプルなデザイン。
しかし、最強のペグと言われる鍛造ペグ並の強度を持ち、重量は鍛造ペグの半分程度という優れものです。ステンレス製なのでサビにも強く、メンテナンスが簡単なのも見逃せないポイントですよ!
ユニフレーム『パワーペグSUS 300』 | |
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種類 | ピンペグ |
材質 | ステンレス鋼 |
長さ | 300mm |
重量 | 100g/1本 |
本数 | 6本 |
【5】軽量&頑丈で登山やソロキャンプにおすすめ!MSR『グランドホグステイク』
素材:アルミニウム
サイズ:19cm
重量:13g
アメリカのアウトドアメーカーMSRの『グラウンドホグステイク』は、登山者に人気のアルミ製ペグです。
1本あたりわずか13gと軽量ですが、Y字構造で強度を高めており「ちょっとやそっとじゃ曲がらない!」と定評があります。
MSR『グラウンドホグステイク』 | |
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種類 | Y字ペグ |
材質 | アルミニウム |
長さ | 19cm |
重量 | 13g |
本数 | 1本 |
【6】雪中キャンプやビーチで使える!Freell(フリール)『スノーペグ・サンドペグ』
【しっかり固定】 U字形状の断面で表面積を大きくすることで摩擦が大きくなりしっかりと固定でき、また、複数の穴に雪や砂が入り込んで抵抗力が増すため、柔らかい地面でもペグが抜けにくい構造。 砂場や雪中用にはもちろん、キャンプ、ハイキング、芝生、柔らかい土など、幅広く使える。
【収納は重ねてコンパクトに】 重量5...
鮮やかなメタリックブルーとレッドが特徴的なFreell(フリール)『スノーペグ・サンドペグ』は、雪&砂専用のアルミ製ペグです!雪中キャンプや海水浴などで活躍します。
U字の幅広な接地面が柔らかな雪や砂をしっかりキャッチし、安定感は抜群。10本セットで3,000円程度のコスパの良さも魅力です。
Freell(フリール)『スノーペグ・サンドペグ』 | |
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種類 | U字ペグ |
材質 | アルミニウム合金(アルマイト加工) |
長さ | 31cm |
重量 | 55g/1本 |
本数 | 10本 |
【7】独自形状が打ち込みやすい!QUICKCAMP(クイックキャンプ)『アルミペグ』
錆びにくい
使いやすい20cm
収納袋付き
180日間の製品保証
品質の高い製品を低コストで提供しているとして人気のブランド・QUICKCAMP(クイックキャンプ)の『アルミペグ』です。
1本45gと軽量で、強度もあって抜けにくいX字構造になっているのが特徴。材質は一般的なアルミ素材ではなく、「7A04アルミ合金」という航空機機構の主要部に使われる高強度のアルミ素材を採用しています。
力の加わるヘッド部分は平らになっており、初心者でも打ち込みやすい形状です。また、デザイン性にも優れているので、見た目にもこだわりたい人はチェックしてください!
クイックキャンプ『アルミペグ』 | |
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種類 | ピンペグ |
材質 | 7A04アルミ合金 |
長さ | 20cm |
重量 | 45g/1本 |
本数 | 8本 |
【8】ビーチと相性抜群!CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『PC.サンドペグ』
キャプテンスタッグの『PC.サンドペグ』は、その名のとおりビーチなどの砂場で使用することを想定されたプラスチックペグです。長さはしっかり38cmあり、爽やかなカラーリングが海にマッチします。
また、さらに長い45.5cmタイプもあり、ビーチでタープを使用する場合は長いタイプも持っておくと安心です!
キャプテンスタッグ『PC.サンドペグ』 | |
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種類 | X字ペグ |
材質 | ABS樹脂 |
長さ | 45.5cm |
重量 | 90g |
本数 | 1本 |
【9】コスパが最強!YOGOTO『25cmペグ+30cmペグセット』
◆直径約10mmの丸鋼で作られて、砂利や石が混じった固い地面でも深く、強く、しかも曲がらずに打ち込める頑丈さがあるペグです。
◆25cmペグと30cmペグのセットです。シーンに合わせて使い分けることができます。需要に応じて必要な数量をご選択ください。
◆ロープの長さや張り具合を調整できるアルミ製の自在金具は8個付いています!テント設営はもっと楽になります。
◆ペグ専用の収...
キャンプに役立つ小物類を展開しているブランド・YOGOTOから発売されている『25cmペグ+30cmペグセット』は、とにかく優れたコスパが魅力的な商品。
25cmと30cmのペグが各8本、合計16本のペグに加えて、収納ケースや自在金具がセットになっています。お値段は2,500円程度と圧倒的な安さで、「とりあえず手軽にペグを揃えたい!」という方に最適です!
YOGOTO『25cmペグ+30cmペグセット』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | 合金鋼 |
長さ | 25cm/30cm |
重量 | 155g/185g |
本数 | 25cm/8本+30cm/8本 |
【10】硬度が高く超頑丈!ogawa『TANZO PEG』
重量:2150g
10本セット
部門名:ユニセックス大人
確かな品質から玄人キャンパーにも愛されているogawaの『TANZO PEG』は硬度が高く、非常にタフなペグ。
ヘッドの形が独特ですが、ハンマーからパワーが伝わりやすく、テント設営時は地面に入り込みやすいです。また断面が楕円形で、撤収時はペグを回して引き抜きやすい形状になっています。18cm・28cmの2タイプがありますよ。
ogawa『TANZO PEG』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | クロムモリブデン鋼 |
長さ | 18cm/28cm |
重量 | 100g/215g |
本数 | 1本 |
【11】地面との密着度がすごい!ZANE ARTS(ゼインアーツ)『グラートステイク』
シンプルなデザインが特徴的なZANE ARTS(ゼインアーツ)『グラートステイク』は18cm・28cmの2タイプ展開。断面が長方形なので、地面にしっかりと密着するのが特徴です。
特徴的なヘッドでペグハンマーの当たる面積が広く、ペグに力が伝わりやすいのもグラートステイクならではの魅力。撤収時は楕円タイプのペグより回すときに力が必要ですが、同じ要領で簡単に抜けます。
ゼインアーツ『グラートステイク』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | スチール・黒電着塗装 |
長さ | 18cm/28cm |
重量 | 105g /225 |
本数 | 1本 |
【12】今までにはない美しいデザイン!SALTAHIKE(サルタハイク)『BITE STAKE』
SALTAHIKE(サルタハイク)『BITE STAKE』は、ペグの形状が直線ではなくアーク型になっています。
平面的なデザインなので、持ち運びに便利なほか、打ち込んだあとにはしっかりと地面と密着してくれるのが特徴です。今までにはないユニークなデザインは見た目も美しくおしゃれなペグを求めている方にもぴったりですよ。
サルタハイク『BITE STAKE』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | SS400・クロムメッキ |
長さ | 22.9cm |
重量 | 175g |
本数 | 1本 |
【13】ハンマーなしで打ち込める鍛造ペグ!MOOSE ROOM WORKS『Valve Steak Long(バルブ ステーク ロング)』
MOOSE ROOM WORKSから発売されている『Valve Steak Long(バルブ ステーク ロング)』は、ハンマーを使わず「足で打ち込んで手で抜く」という使い方ができる新感覚のペグです。
直径35mmの円形をしたヘッドにより、手や足でしっかりと地面に打ち込めます!素材にSUH35(耐熱銅)を使用している鍛造ペグのため、硬い地面でも難なく突き刺さる優れものですよ。
MOOSE ROOM WORKS/バルブ ステーク ロング | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | SUH35(耐熱鋼) |
長さ | 25cm |
重量 | 140g |
本数 | 4本 |
▼バブル ステーク ロングの詳細はこちらの記事でチェック!
“踏んで刺す” 新感覚のペグはコレ! /moose/ room worksの『Valve Steak(バルブステーク)』を紹介
【14】刃物のように硬く曲がりにくい!福善『打刀』
軽量でありながらもしっかり丈夫な『打刀』は、軽量さ重視のソロキャンパーや登山家から人気を集めているペグです。
パット見の印象では「細いな」と感じる人もいるかもしれませんが、実際に使ってみると、鍛造ペグ並みの丈夫さや固定力を持っているのがこのペグのすごいところ。また、ペグの両端を組み合わせて大変コンパクトになるのも魅力的なポイントです。
「軽量さやコンパクトさに加え、丈夫さも求めたい!」なんて欲張りなキャンパーにおすすめです。
U字箇所を短くするマイナーチェンジを行いました(写真2枚目)。
その他箇所の変更はございません。
旧形状の写真を使用しておりますが、製品は全て写真2枚目の新形状となりますのでご承知おきください。
ペグとしての機能はもちろん、高強度、軽量、コンパクト、デザイン性という5拍子揃った製品です。
福善『打刀』 | |
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種類 | ピンペグ |
材質 | ステンレス鋼 |
長さ | 20cm |
重量 | 37g |
本数 | 8本 |
▼竹刀の詳細はこちらの記事でも紹介しています!
あなたはどんなペグを使ってる?所持しているペグの特徴や違いをまとめてみた
【15】チタン製で錆に強い!Boundless Voyage『チタンペグ』
Boundless Voyageの『チタンペグ』は、軽量かつ丈夫、そしてコンパクトなことから根強い人気を誇っているペグです。
しっかりとした強度があり、固い地面でもガンガン叩けます。チタンなので錆に強く、お手入れもしやすいのが嬉しいポイント。ペグは泥汚れが付きやすいので、錆びづらいのは大きな強みとなるでしょう。
錆びなく、頑丈高強度のチタン合金で作られているので、折れたり曲がったりしません。
高強度のチタン合金ペグは耐腐食性、耐久性に優れています。
テント固定がしっかりして、軽くて持ち運びが便利なテント専用のペグ キャンプ設営用具。
山地キャンプ場は草地・硬い地面ですからキャンプファンにとって金属ペグは必需品です。
Boundless Voyage『チタンペグ』 | |
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種類 | ピンペグ |
材質 | チタン |
長さ | 24cm |
重量 | 60g |
本数 | 1本 |
▼チタンペグの詳細はこちらの記事でチェック!
頑丈/軽量/錆びにくいおすすめチタンペグ「Boundless voyage」! 焼き入れで個性も出せちゃう
【16】柔らかい地面に最適!CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『プラペグ』
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『プラペグ』はプラスチック製で軽く、大きいのが特徴です。T字の形状は柔らかい地面でもホールドしやすく、砂浜での設営が難しいワンポールテントも楽に設営できます。
プラスチック製ということもあり使用できるシーンは限定されますが、他にはない特徴で、サブペグとして購入するキャンパーが多いです!
キャプテンスタッグ『プラペグ』 | |
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種類 | Y字ペグ |
材質 | プラスチック |
長さ | 30.5cm |
重量 | 37g |
本数 | 4本 |
▼プラペグの詳細はこちらの記事でも解説しています!
あなたはどんなペグを使ってる?所持しているペグの特徴や違いをまとめてみた
【17】王道ブランドの定番ペグ!Coleman(コールマン)『スチールソリッドペグ』
重量:約190g
材質:スチール
入数:1
ハードな地面にも負けない強靭な素材。
『スチールソリッドペグ』はキャンパーから絶大な指示を誇る王道ブランド・Coleman(コールマン)が販売する鋳造スチールペグです。
打ちやすいのに、抜きやすい、しかも高強度。安定した品質と信頼性は、老舗の人気ブランドであるコールマンならではです。
コールマン『スチールソリッドペグ』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | スチール |
長さ | 30cm |
重量 | 190g/1本 |
本数 | 1本 |
【18】まるで地球に打ち込むような気持ちよさ!IWANO『ペグ』
✅【 例 え る な ら 百 獣 の 王 ラ イ オ ン 】一言でペグといえども、ピンからキリ。しかしIWANOがたどり着いた答えは、ライオンのようなペグ。「強さ」「美しさ」「完成された形」そこに一切の妥協なし。王道の証の称号を欲しいまま...
キッチン用品・アウトドア用品のIWANOから販売されている『ペグ』は、打ちやすいワイドヘッドと、安定した固定力が特徴。防錆塗装でサビに強い、耐久性のある鋳造ペグです。
打ってみると、まるで地球に打ち込むような心地よさでしっかりと地面に刺さります。風が強くてもテントやタープが飛ばされる心配が少なく、初心者キャンパーさんにも安心して使えるでしょう。
また抜きやすさも大きなポイントで、上部の穴にペグを差し込んで捻るように抜くと簡単に抜けます。
IWANO『ペグ』 | |
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材質 | 鍛造ペグ |
材質 | スチール(カチオン電着塗装) |
長さ | 30cm |
重量 | 192g |
本数 | 8本 |
【19】軽いから持ち運び楽ちん!VASTLAND(ヴァストランド)『チタンペグ』
【軽量・携行性に優れたチタンペグ】スチールペグ1本の重量=チタンペグ3本の重量とチタンペグは超軽量!※弊社製のスチールペグと比較
【チタン素材の3つの特性:軽い・強い・サビにくい!】鉄製ペグと比べて重量は-60%、強度はなんと200%。耐食性と耐塩性もばっちりです◎
【こだわりのペグヘッド設計】①支柱とフック部分はしっかりとチタン溶接されていて壊れにくい構造。②反射材入りコード付きなので、ペグが見つけやすく夜間の足...
近年人気を集めている日本のアウトドアブランドVASTLAND(ヴァストランド)の製品です。軽くて強い、しかも錆びにくいと、性能は抜群。
重量は1本あたり38gと軽量でありながら、どんな環境にも適応してくれる頼りになるペグです。先端にあるコードが反射するので、ペグを見つけやすかったり、先端のフックを蚊取り線香スタンドとしても使えたりと、細かな部分まで使いやすさにこだわった一品です。
VASTLAND『チタンペグ』 | |
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種類 | ピンペグ |
材質 | ペグ/チタン、コード/ポリエステル |
長さ | 20cm |
重量 | 38g |
本数 | 6本 |
▼こちらの記事でVASYLANDのおすすめキャンプギアもチェック!
【VASTLAND(ヴァストランド)おすすめキャンプギア11選】注目のアウトドアブランド!Amazonで買える
【20】耐久性にこだわりあり!LOGOS(ロゴス)『タフネスベースペグ』
LOGOSの『タフネスベースペグ』は、名前の通り、タフさが売りの鋳造ペグです。
強く叩いても安心の耐久性で、確実に地面に打ち込め、どんな場所にもテントやタープを固定できるでしょう。強度にとことんこだわり、その強さはコンクリートブロックを撃ち抜くほど!
ヘッド部分にロゴスの刻印があり、シンプルながらおしゃれさを感じられるデザインも魅力です。
ロゴス『タフネスベースペグ』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | スチール |
長さ | 20cm |
重量 | 120g |
本数 | 1本 |
【21】真っ赤なデザインが目を引く!MSR『サイクロンステイク』
真っ赤なカラーリングが特徴的なMSRの『サイクロンステイク』は、視認性が高く、シルバーのペグに比べて見つけやすいです。
Y字型のねじれたサイクロン形状が、硬い地面から柔らかい地面まで、地面をしっかりと掴みます。耐久性に優れており、打面も大きく打ち込みやすいですよ。
ペグが抜きやすくなるよう、ヘッド部分に細いロープを通せるのも見逃せないポイント。デザイン性が高く、目を引くデザインのペグを探している人におすすめです。
MSR『サイクロンステイク』 | |
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種類 | スクリューペグ |
材質 | 超々ジュラルミン |
長さ | 25cm |
重量 | 35g |
本数 | 1本 |
【22】おなじみの100均で手に入る!ダイソー『鉄製ペグ』
100円均一ショップとしておなじみのダイソーでも、ペグが手に入ります!
100均グッズだからと侮ることなかれ、ヘッドが広く打ち込みやすく、強度もあります。ヘッド部分に蓄光マーカーがついているため、暗い場所で光り、夜間の視認性が高いのも嬉しいポイントです。
長さは30cmで、お値段はなんと220円!さすがダイソーといえる低価格で「手頃に買える鉄製ペグを試してみたい」という人におすすめです。
ダイソー『鉄製ペグ』 | |
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種類 | ネイルペグ |
材質 | 鉄 |
長さ | 30cm |
重量 | 非公表 |
本数 | 1本 |
【23】キャンプサイトがニンジン畑に変身!?DOD『ニンジンペグ』
サイズ:(約)W6.5×D1.4×L25.5cm
収納サイズ:(約)W31×D15×H4.5cm
重量:(約)740g
材質:スチール、ナイロン
付属品:キャリーバッグ
製品内容:1セット8本入
DODの『ニンジンペグ』は、土に埋めるとまるでニンジンに見えるようなユニークなデザインで、遊び心があふれたアイテム。
もちろん、こだわっているのは見た目だけではなく、ペグとしての品質や機能も優秀です。スチール製なので強度が抜群で、硬い地面にもバッチリ刺さります。性能にも、デザイン性にもこだわりたい人は要チェックですよ。
DOD『ニンジンペグ』 | |
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種類 | ネイルペグ |
材質 | スチール、ナイロン |
長さ | 25.5cm |
重量 | 8本+付属品で740g |
本数 | 8本 |
【24】個性的なカラーリングとデザイン性!NORDISK(ノルディスク)『アルミ製ペグ』
サイズ:160mm
素材:アルミ製
内容量:6本セット
機能性あるデザインを追求するアウトドアメーカー・NORDISK(ノルディスク)の『アルミ製ペグ』です。
洗練されたデザインに加え、1本あたり10gという驚きの軽さが魅力です。スタイリッシュさを感じる細いペグですが、工学的構造により、どんなタイプの地面にも対応します。
メタリックイエローのデザインは視認性にも優れており、キャンプから登山、海水浴まで幅広いシーンで活躍してくれます。
NORDISK『アルミ製ペグ』 | |
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種類 | ピンペグ |
材質 | アルミニウム |
長さ | 16cm |
重量 | 10g |
本数 | 6本 |
【25】砂浜にしっかりささる!UNIFLAME(ユニフレーム)『海ペグ400』
【重量】約87g
【耐熱温度】約75℃/【耐冷温度】約-25℃
【原産国】中国製
【材質】POM
ユニフレームの『海ペグ』は、砂浜でも確実に固定できる樹脂製ペグです。
長さが40cmあり、柔らかい砂場でもしっかりと刺さるため海キャンプや海水浴で重宝します。これまでご紹介してきた砂場向けのペグはブルーなど鮮やかなカラーリングのものが多かったですが、海ペグ400は落ち着いたブラックカラーなのも特徴的です。
おしゃれな砂場向けペグを探している人は要チェックですよ!
ユニフレーム『海ペグ』 | |
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種類 | スクリューペグ |
材質 | POM(ポリアセタール) |
長さ | 40cm |
重量 | 約87g |
本数 | 1本 |
【26】人気のソリステがバージョンアップ!Snow Peak(スノーピーク)『ソリッドステークデルタ20』
『ソリッドステークデルタ20』は、前で紹介したスノーピークの人気ペグ・ソリステに新たな機能が搭載された最新モデルです。
三角形状を採用することでソリステよりもさらに打ち込みやすく、さらにハンマーをかけるフックを改良することでさらに抜きやすくなっています。打ち込む際の適正確度である角度45度がわかりやすいデザインになっており、初心者でも確実なペグ打ちが可能です。
スノーピーク『ソリッドステークデルタ20』 | |
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種類 | 鍛造ペグ |
材質 | スチール(S55C、カチオン黒色電着塗装) |
長さ | 20cm |
重量 | 90g |
本数 | 1本 |
あわせて知っておきたい!ペグの正しい使い方やお手入れ方法
実際にペグを使う前に、ペグの打ち方や抜き方、お手入れ方法についても確認しておきましょう!
ペグの打ち方
ペグ打ちに重要なのは「角度」と「向き」です!
テントやタープに対して反対側にヘッド部分を倒し、ガイロープを引っ掛けて、地面とペグの角度が45~60°になるように打ち込みます。
この時、ハンマーをヘッドの先端に対して垂直に叩きましょう!角度が悪いと、しっかりと力が伝わっていきません。
3cm程度頭が出ている状態まで打ち込んだら完成です!
ちなみに、ハンマーもペグ同様、たくさんの素材があります。
- プラスチック
- ゴム
- ステンレス
- スチール
- 銅
硬い鍛造ペグをプラスチックハンマーやゴムハンマーで打つとハンマーが破損してしまいますので、ペグの硬さによって相性の良いハンマーを選択することも大切です!
▼ペグハンマーの選び方やおすすめ製品についてはこちらの記事をチェック!
ペグハンマーの選び方&おすすめ13選! コスパ・軽さ・打ちやすさなどニーズ別に徹底比較
ペグの抜き方
ペグを抜く時はハンマーのペグ抜き部分をペグの穴などに引っ掛けて、垂直に引き抜きます。
なかなか抜けないときは、ペグを左右に動かしたりねじったりして、地面に隙間を作ってあげてください。
ペグの破損に繋がりますので無理矢理抜くのは厳禁です。様子を見ながら慎重に行いましょう。
お手入れ方法
使用後は土などの汚れを取り除き、乾燥させてから保管しましょう!
素材によっては錆びやすいものがありますので、乾いた布や固く絞った濡れ布巾でしっかり汚れを取り除き、水分を乾かしてから収納してくださいね。
▼ペグの使い方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています!
【ライター直伝】ペグの使い分け方は?打ち方のポイントは?基本から応用まで徹底解説
安心安全なキャンプにペグは不可欠! 条件にマッチするペグを探して正しく使おう!
ペグの基礎知識からおすすめ商品、実践方法までお伝えしてきましたが、ご自身に合いそうなペグはイメージできましたか?
ペグひとつでキャンプ時の安心感はグッとアップしますので、条件に合うペグを用意して安心安全なキャンプを楽しんでくださいね!