【準備編】親子でテントの設営から食事の準備まで 合間に双眼鏡の楽しみも!
親子キャンプにも最適な小型ロッジテント「ガレージテント」を設営
まずはテントを設営します。今回のテントは、私さくぽんがテンマクデザインとコラボして企画した「ガレージテント」。
小屋のような形をしているロッジ型テントで、ソロキャンプや親子キャンプで使い勝手のよいサイズなのが特徴のひとつです。
タケトさんが一生懸命設営している最中、心晴ちゃんは双眼鏡に興味津々。設営している様子を真剣に覗いていました。
パパ、がんばってテント建てて〜。
夕食の食材を手に入れるため、野菜の収穫を体験しに農園へ!
今回宿泊したキャンプ場は、千葉県山武市にある有野実苑オートキャンプ場(以下、有野実苑)。ここは農園が併設されていて、収穫体験が楽しめるキャンプ場なんです。
せっかくなので、晩ごはんのバーベキュー用に野菜を収穫します。
美味しそうなトマト!
ナス、ピーマンのほか、とうもろこしや千葉県の特産品である落花生も!
お野菜盛りだくさんで楽しむキャンプです。
ちなみに、有野実苑は成田空港の近くにあるため、ときおり飛行機が空を飛んでいます。農園がある場所は空が広いため、さっそく双眼鏡で機体をウォッチ。
いつもは小さく見える飛行機も、双眼鏡を覗けばとても大きく見えます。有野実苑は、飛行機好きなお子さんにとって最高のロケーションでしょうね!
農園には虫がたくさん。トンボの様子を遠くからじっくりとうかがいます。近づきすぎると飛んでいってしまうので、ほどよい距離を保ちつつ双眼鏡で羽や目などを観察できました。
ファイアースターターを使って火起こしに挑戦!
晩ごはんのおかずをゲットしたあとは、火起こしに挑戦します!
今回は初めての人にはちょっとだけ難しい、ファイアースターターを使って火を起こしてみようと思います。
麻の火口めがけてファイアースターターをこすること数分・・・。
無事に着火!この火を利用して、夜ご飯で使う炭にも着火させていきましょう。
ここで「焚き火の炎を双眼鏡で覗いてみたらどうなるかな?」と、突然さくぽんが提案。
3人で火を眺めてみるも・・・、まだ明るかったために炎がそこまで鮮明に見えるわけではなく(笑)。
でも、夜に焚き火を覗いてみたら、炎が青くなっている部分と赤くなっている部分とが入り混じっている様子が確認できました。なんだか理科の実験をしているような気分でした。
【食事編】お手製ホットケーキとローストビーフを堪能
タケトさんお手製のホットケーキ&心晴ちゃんのスケッチブック発表!
そうこうしているうちにあっという間に夕暮れに。タケトさんが心晴ちゃんのためにホットケーキを作るということで、その準備に取り掛かります。
その間、心晴ちゃんは今日双眼鏡で見たものをスケッチブックに描いてくれるのだとか。何を見たのか、とても楽しみです。
完成したのがこちらのホットケーキ! スキレットにホットケーキのタネを豪快に入れたためか、分厚いパンケーキのような仕上がりに。
有野実苑で採れたイチゴを添えていただきます!
おいしい〜〜〜!!
心晴ちゃんのリアルな「おいしい」にご満悦のタケトさん。ファミリーキャンプの醍醐味がつまったようなワンシーンですね。
そして、心晴ちゃんが描いていた絵も完成!
農園で見た飛行機のほか、トンボやカエルなど、自然豊かなキャンプ場だから見えた生き物や花などを描いてくれました。
普段なにげなく見ているものを双眼鏡で覗くことで、肉眼では見られないところまで見えたり、新たな発見があったり。いつもとは違う見え方をするから、とても印象に残るのでしょうね。
心晴ちゃんが双眼鏡を持つことで得た好奇心が、そのままこの絵に表れています。
夕食は野菜のバーベキュー&ローストビーフのお手製ソースがけ
さて、ここからは夕食の準備を始めます。
この日のメニューは収穫した野菜を使ったBBQとオリジナルソースでいただくローストビーフです。
ローストビーフは、実は手軽に作れる本格的なキャンプ料理。常温に戻しておいた牛肉ブロック(もも)の水気をとって塩を強めにふり、炭火で全面を焼きます。
今回使った炭は、さくぽんが愛用している岩手切炭。岩手県のナラを使って炭焼職人が手作業で作っている炭で、火力が安定しているうえ煙が出にくく、調理がしやすいです。
全面に焼き色が着いたら、2重にしたアルミホイルで包み、さらにその上から濡れたタオルでくるんでしばらくおきます。
待っている間にローストビーフのソースを作りましょう。今回利用したキャンプ場は千葉県ということで、千葉県特産の梨を使ったソースです。ちなみに、有野実苑はキャンプ場を始める前、梨農園だったそうです。
はじめに、みじん切りにした玉ねぎを炒め、飴色になったら醤油を2周ほど回し入れます。みじん切りにした梨と蜂蜜入れて混ぜるだけでオリジナルソースの完成です!
そして、炭火の網の上には、今日収穫したとうもろこしとピーマンを丸ごとのせて焼きます。
さくぽん的には、とうもろこしやピーマンは皮ごと焼いて食べたほうが素材の旨みが逃げないような気がして好みです。
どちらも程よく焦げ目がついたら完成!
実はピーマンがあまり得意ではなかったという心晴ちゃんもピーマンの甘さにびっくり!
これは収穫したての新鮮さと炭火でじっくりと焼いたからでしょう!
ローストビーフもバッチリ! お手製のソースでおいしくいただきました。
とうもろこしの皮をむくと湯気がたくさん出てきて、ほくほくの状態。皮ごと焼くことでとうもろこしの実の水分が逃げずに、みずみずしくて甘くなっていました。
【お楽しみ編】キャンプのクライマックス! 月面のクレーターは見えるのか!?
夜もふけたところでそろそろ月が出てきているはず。今回のキャンプは、双眼鏡で月を見ることを目的にしていたので、本当に楽しみです。
三人で月を見つけて覗いてみると・・・・
月!!!!!
月面がきれにに見える!!!!
3人とも思わず「うわぁ!きれい!!!!」と口にするほど、見事な月。この日は、満月の翌日だったため、ほぼまんまるとしたお月さまが見えました。
皆さん、この写真をみて「嘘なんじゃないの?」なんて思うかもしれませんが、いやいや。本当にこれくらいくっきりはっきり見えるんです。
ちなみに、さくぽんが双眼鏡にスマホのレンズを近づけて撮影した写真はこちら。
スマホの解像度の問題でこれくらいしか見えませんが、自分の目で見た感覚では先程の写真のほうが近いです。
双眼鏡で月のクレーターがはっきり見えることには本当に驚きました。
このカールツアイスの双眼鏡は、天体望遠鏡で月や星を見るのに憧れはあるけれど、なかなか手が出せないという人にとって最適なアイテム。手のひらサイズでありながら、これだけクリアに月が見えるなんてびっくりです。
もちろん月だけではなく、野鳥や生き物を観察するのもOK。双眼鏡を持ってキャンプに出かけてみると、普段何気なく見ている“自然の解像度”が高くなりました。
「せっかく双眼鏡を持っているなら肉眼では見えないものを観察してみたい」という気持ちになり、木と木の間を飛ぶ野鳥に目がいったり、道端に咲いている花びらをじっくりと観察してみたり。双眼鏡を持っているだけでいつものキャンプとは違った体験ができました!
双眼鏡を持ってキャンプへ出かけると新しい発見あり!
というわけで、タケトさん・心晴ちゃん親子がカールツアイスの双眼鏡を持って、ファミリーキャンプを楽しんできました。キャンプを楽しんでいると、月明かりがとても綺麗な夜に出くわすことがありますよね。そんな夜に、この双眼鏡で月を眺めてみませんか?満月の夜のキャンプが親子にとって貴重な思い出になること間違いなし!
ぜひ、双眼鏡を片手にキャンプを楽しんでみてください!
▼ 今回使用したカールツァイスの双眼鏡はこちら
撮影協力:有野実苑オートキャンプ場
タケトさんと心晴ちゃんのファミリーキャンプの様子はハピキャンYouTubeチャンネルでも公開!
▼タケトさんと心晴ちゃんのファミリーキャンプ(前編)動画
▼タケトさんと心晴ちゃんのファミリーキャンプ(後編)動画