長引くコロナ禍でますますキャンプブームが加熱していますね。キャンプ場の予約は年々取りにくくなっており、「予約が確保できないからキャンプの予定を諦めた」なんて声もちらほら聞こえてくるほどです。そこで今回は、キャンプ場の直前予約の際にやっておきたい事前準備と具体的手順を、筆者の実体験をもとにご紹介していきたいと思います!
キャンプ場を直前予約する際にやっておきたい事前準備と具体的手順
さて、前述した穴場キャンプ場とは別に、この記事ではもう少しカンタンに、ネット検索で直前予約するキャンプ場をリストアップしていく方法をご紹介します。
直前キャンセルを狙うとはいえ、空いている枠は少ないと想定すると、どうしたって早い者勝ちになります。
勝負はお天気予報が確定されてきて、キャンセルが出始めるキャンプ予定日1週間前ごろから。なるべく効率よく直前予約を勝ち取るためには、やっておきたい事前準備があります。筆者が心がけているのは以下の通りです。
・ キャンプの準備は出発1週間前までにほぼ完璧に整えておく
・ 直前予約するキャンプ場をピックアップしておく
・ 直前予約するキャンプ場のリストを作成して優先順位を決めておく
・ 直前予約で断られても折れない強い心を育てておく
それでは、ひとつひとつ解説していきます!
キャンプの準備は出発1週間前までにほぼ完璧に整えておく
キャンセルが出始める1週間ほど前からキャンプ前日までは、より希望に合ったキャンプ場の予約をゲットすることに集中する必要があります。
具体的には、作成したキャンプ場のリストに従って、キャンプ場に電話やネット予約をするわけなのですが、キャンセルがいつ出るかは分からないので、この作業を数日に分けて何度も繰り返す可能性があります。
そして、実際に予約が取れてからすることもけっこうあるのです。
・ キャンプ場までのアクセスを調べる
・ キャンプ場の周辺情報を調べる
・ キャンプ場のサイトの広さを調べて持っていくテントを調整する
・ キャンプ場の気温や天気を調べる
・ キャンプで食べる食料の買い出し
メニュー決めと食料の買い出しは、生もの意外は事前に準備できるので、それほど負担にならないかもしれません。しかし、キャンプ場が決まってからでないと調べられないことも多いので、事前に出来ることはなるべく1週間前までに済ませておくことをおすすめします。
持参することが確定しているキャンプギア・洋服類・寝袋類・マット類・カトラリー類・テーブル・チェアなど、「いつものキャンプ」の持ち物は、出来る限り直前予約の作業前に準備しておきましょう。
直前予約するキャンプ場をピックアップしておく
直前予約の場合、このリスト作成が最も重要なポイントとなります。事前のリサーチをしっかりしておくことで直前予約がぐっと楽になりますので、気合いを入れて作成しましょう!
筆者は以下のような手順で直線予約をするキャンプ場のリスト作成をしています。
①どのエリアにキャンプに行くかを決める(奥多摩・千葉・山梨など)
②こだわりポイントを決める(高規格・絶景・林間・川遊びなど)
③ネットでキャンプ場のまとめ記事をピックアップする(地域+こだわりポイント+おすすめ+選などで検索)
①のどのエリアにキャンプに行くか決めるのは、自宅からキャンプ場までの行き方をだいたい把握しておいたほうが楽だからです。移動時間を2時間前後と決めて、どの高速道路を使うかだけでもイメージが出来ているとかなり気が楽です。
②のこだわりポイントを決めるのは、③でネット検索する際に絞り込むためのものなのでなくても構いません。単に「山梨」+「おすすめ」+「キャンプ場」などで検索してもOKです。
でも、ファミリーキャンプでしたら「ファミリー」を入れて検索したり、トイレが綺麗じゃないと嫌だ、ということであれば「高規格」で検索したりなど、こだわりポイントがあれば絞り込みがしやすくなります。
ただし、あくまで直前キャンセル狙いなので、過度な期待はしないほうが良いかもしれません(笑)
ここでは「リスト作成」が目的なので、とにかく多くのキャンプ場、できれば30か所以上のキャンプ場をリストアップすることが望ましいです。リスト作成がめんどうであれば、雑誌に載っているキャンプ場を片っ端から当たってみる、というのも1つの手ですね。
ちなみに、筆者は去年のお盆の時は電話1か所目で予約が取れましたが、今年のGWは26か所目で予約が取れました。。。(笑)
▼ハピキャンでもおすすめキャンプ場のまとめ記事がありますので、ぜひチェックしてみてください!
直前予約するキャンプ場のリストを作成して優先順位をつけておく
キャンプ場をピックアップ出来たら、必要な情報を記載の上、リストを作成していきます。筆者の場合、リストでは以下の項目をメモしています。
・予約方法(ネット・電話など)
・チェックイン/チェックアウト時間
・自宅からの移動距離(Googleマップ利用)
・料金
・フリー/区画の区分やサイトの広さ
・特徴(遊具の有無・近くの温泉・星空など)
「キャンプ場に何を求めるか」によって、ここでメモする内容は人それぞれ変わってくるかと思います。しっかりメモつきでリストを作成しておくと、次回以降のキャンプでも使えるのでこの作業は無駄にはなりません。
気になることはなるべくこのリストアップの段階で箇条書きにしておくと、「優先順位の決定」の工程が楽になります。
筆者はこの段階で夫にリストを見せて、どの順番で直前予約にチャレンジするかを決定していきます。家族に相談するとなかなか決まらないようなら、1人ですべてを決めてしまっても良いかもしれませんね。
「全国キャンプ場ガイド」のような本が1冊あると、リスト作成するときに使えて便利!
直前予約で断られても折れない強い心を育てておく
さて、ここまで事前準備が出来れば、もう作業の9割は終わっています。あとはキャンプの予定1週間前になったら、作成したキャンプ場のリストの優先順位に従って予約にチャレンジしていくだけ。実にシンプルです。
しかし、最後にもう一つとても大事なことがあります。それは「折れない心を持って挑むこと」です。ここに来て、まさかの精神論ですみません!(汗)
筆者は電話がニガテなので、電話をかけるときはめちゃくちゃ緊張します。そして、そもそも「ダメ元」前提で電話をかけるわけなので、何度も断られるうちに絶望的な気持ちになることもあります(汗)
ここで大切なことは、作成したリストを手に、機械的に電話をかけていくことです。「絶対キャンプに行くぞ!」という強い気持ちと、楽しいキャンプへの希望を胸に刻み、なるべく心のダメージが少なくなるよう淡々と頑張りましょう!
折れない心、かなり大事!(`・ω・´)キリッ
息子の笑顔がいつだって筆者の心の支えになっています!