【キャンプギア解説1】人数に合わせて選ぶテントの種類 テーブル&チェアのポイントは「高さ」
テント泊をする場合に必要となる代表的なキャンプギアとして以下が挙げられます。
・テント(+タープ)
・テーブル
・チェア
・照明器具
・シュラフ
・マット
・調理器具
それぞれについて詳しく解説してきます。まずはテント、テーブル&チェアについてチェックしていきましょう。
<テント(+タープ)>
テントにはドーム型、ロッジドーム型(ツールーム型)、モノポール型などの種類があり、大きさや形状が様々です。
簡単に早く設営したい場合、ドーム型やモノポール型がおすすめです。ただし、ドーム型は小さめで少人数向けです。モノポール型はその尖った形状により立った状態でいるのが難しく、低い位置での居住に適しています。
ドーム型、モノポール型テントは簡単に設営出来る反面、寝室機能のみのテントが多いです。そのため、日中にテント外で生活する時には日差しや雨から守るタープもあると快適です。
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タープ不要なモデルとしてはロッジドーム型(ツールーム型)があります。
テントが重く、設営に時間もかかりますが、寝室・リビングの2部屋わかれており、広々と過ごせます。さらに、入り口部分を張り出せば小さめのタープ代わりにもなります。
<テーブル・チェア>
テーブルとチェアの選び方、ポイントはその「高さ」です。
高さは主に3種類あり、高いほうから「ハイスタイル」「ロースタイル」「お座敷スタイル」があります。
ハイスタイルは家庭のダイニングのような高さのあるテーブル、イスの組み合わせです。立ったり、座ったりが楽ですが、小さなお子さんには不向きです。
ロースタイルは低めのテーブルとイスのセットで、焚火と目線の高さが合うため好んで使われます。
最後にお座敷スタイルですが、これはピクニックなどのイメージですね。シートを地面に敷いて直接座り、必要に応じてローテーブルを使うスタイルです。ずっと座っていると疲れますが、イスが不要であり、乳幼児がいても安心ですね。
テーブル、イスのスタイルは参加するメンバーの年齢や好みなどに応じて合うスタイルを選びましょう。
以下のような高さを段階的に変えられるテーブルがあると、状況に応じて高さ調節出来て便利ですよ。
キャンプスタイルに関しては、こちらの記事も参考にどうぞ。
【キャンプギア解説2】最初の照明器具はLEDランタンが良い! シュラフだけでなくマットも必須アイテム
<照明器具>
キャンプ場の夜は基本、明かりが無い場合が多いため、照明器具であるランタンは必須ギアの一つです。
ランタンの種類には主にガソリン、ガス、LEDがありますが、最初に買うならLEDを強くおすすめします。
ガスやガソリンは扱いが難しく、正しく使わないと危険も伴うため、充電or電池を入れてスイッチONだけのLEDランタンがおすすめです。
後々ガス、ガソリンランタンなどを買ったとしても、LEDランタンは一酸化炭素を出さないテント内で使えるサブランタンとして長く活躍しますよ。
筆者も愛用するLEDランタンはこれ!
本体重量:約680g(電池含む)
素材・材質:ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂、ポリカーボネート
原産国:中国
セット内容・付属品:本体、ハンガーフック、MicroUSBケーブル(約50cm)
明るさ:白色/1000ルーメン、昼白色/700ルーメン、暖色/450ルーメン
実用点灯(約):白色/3~200時間、昼白色/6~250時間、暖色/7.5~300時間、キャンドルモード/150時間
<シュラフ・マット>
寝具にはシュラフ(寝袋)が必須ですが、その下に敷くマットも重要です。テントの下は固い地面、そのままでは寝心地が悪く、緩衝材となるマットが重宝します。
シュラフのポイントは外気温が何度までなら耐えられるかです。これは自分がどの時期にキャンプがしたいのか次第となり、冬以外しか使わないなら5℃前後まで耐えられるタイプで十分ですね。
以下は筆者も愛用するモンベルのシュラフです。快適に寝れる限界温度が6℃で冬以外のキャンプであれば問題なく使えています。
マットは折りたたみしてコンパクトになるタイプが持ち運びに便利です。
地面の固さが気になる方は何枚も強いて層状にするとよりやわらぎます。ちなみに以下の空気を入れるタイプであれば何枚も敷かなくても地面の固さを感じません。