雨の日での焚き火をスムーズに行うポイント! 乾いた薪を多めに準備&高火力でイッキに着火
雨の日は湿気が多いので、いつもより焚火のハードルは高め。しかし準備を万全にしてコツを押さえれば大丈夫。ここでは、雨の日でもスムーズに着火できる焚火のポイントをご紹介します。
タープを高めに設置して焚火は小さく
タープ内で焚火をするときは、安全のためにタープは高めに設置しましょう。
難燃性の高い素材でも、火が近すぎると燃えてしまいます。なるべく熱から遠ざけられるよう、約3mを目安に高めに設置するのが鉄則です。
また焚火も、火の粉がタープに飛ばないようにできるだけ小さく保ちましょう。
乾いた薪を多めに用意する
現地調達ではなく家から薪を持っていく場合は、乾いた薪を多めに用意しましょう。
薪が湿っていると、薪の表面から水蒸気が上がり、火がつきにくくなります。着火の際も火口が濡れるとなかなか火がつかないので、枝で火口を覆い隠すように大量にかぶせましょう。
また雨の日の焚火は湿気で鎮火しやすいので、薪は十分な量を用意して、絶やさずに入れ続けます。
薪をそのまま地面に置くとすぐに湿ってしまうので、焚火の周りに置いて乾かしながらくべていくのがおすすめです。
多少湿った薪でも、割ったり、裂いたりすると内部は乾いていることも多いです。アウトドアナイフやナタでできる限り細かく割いて使いましょう。
以下の記事も大変参考になりますので要チェックですよ!!!
高火力で一気に着火する
雨の火の焚火の着火は、「高火力で一気に」がポイントです。
着火に時間がかかると、火口が水を吸い込んでより火がつきにくくなります。
新聞紙、小枝、着火剤など火付けをいつもより多めに用意して、ガスバーナーなどを用いて素早く火をつけます。火付けに火が付いたら、さらに火付けを足して火力を安定させてからメインの薪を入れましょう。
コツさえ掴めば意外と簡単!雨の日キャンプでも準備を万全にして焚火を楽しもう
今回は、雨の日キャンプの焚き火の必需品と着火のポイントをご紹介しました。これから梅雨に突入すると、「せっかくの休日なのに雨…」という日も多くなるはず。
雨の日キャンプでも、準備さえしっかりしておけば意外と楽しめます。いつもなら諦めていたという方も、今年の梅雨は雨の日キャンプでの焚火に挑戦してみてください。
雨キャンプの楽しみ方も併せてチェックしてくださいね。