こんにちは。ご当地ラーメンは佐野ラーメンが一番好きなくにぱぐです。今回も先月に続いて本格ラーメンのレシピです。しかもご当地ラーメンということで、千葉県の内房あたりで人気のある「竹岡式ラーメン」を取り上げてみます。この竹岡式ラーメンは作り方が特徴的で、材料なども極めて少なくて済み、そのくせなかなか美味しいです。今回現地で行ったのは何しろ「お湯を沸かし、麺を湯がいただけ」という簡単さ。後の下準備はすべて家でできるうえ、味は完璧にお店を再現できました。これはキャンプラーメン革命かもしれません。

前日にチャーシューを作ればだいたい終わりという竹岡式ラーメンの作り方

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

1)
まずはキャンプ前日にチャーシューを仕込みます。
豚バラ肉(あるいは肩ロース肉)を、醤油、日本酒、ネギ、スライスした生姜(もしくはチューブショウガ)で煮込みます。
肉は全部醤油に浸からなくても構いません。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

2)
蓋はせず、最初は強火、沸騰したら弱火で煮込みます。30分煮込んだら肉を引っ繰り返し、さらに30分、トータル1時間煮込みます。

画像6: 筆者撮影

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3)
火を止めてさらに15分程度放置し、粗熱を取りながら味を浸みこませます。

筆者撮影

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4)
出来上がったチャーシューがこちら。これだけでもキャンプのおつまみに最高です。
出来立ては柔らかく切りにくいので、1つずつラップをかけて冷蔵庫で保存し、冷やして固めます。
そのままジップロックなどに入れてキャンプに持参しましょう。
また、タレは醤油のボトルに戻して運べば簡単です。その際、ネギや生姜はなるべく取り去って捨てるようにしてください(取り去らないと醤油ダレが傷みやすくなります)。
なお、醤油ダレも冷蔵庫で1日程度寝かせてから使った方が、できたてよりもぐっと旨味が増しますよ。

画像9: 筆者撮影

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5)
ここからはキャンプ場での調理です。
麺茹で用、スープ用のお湯(兼用でも構いません。その場合は大きな鍋で沸かすこと)が沸いたら、麺を茹で始めます。

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6)
タマネギとチャーシューをカットします。タマネギは細かいみじん切り、チャーシューは厚めにたくさん入れる感じがいいです。
また、メンマや海苔もここで盛り付けやすいように用意しておきます。

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7)
丼に、うま味調味料小さじ1、醤油ダレ30cc、お湯400㏄程度を入れます。
味が薄ければさらにタレを足し、濃ければお湯を入れます。

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8)
茹で上がった麺をスープに沈め、チャーシュー、メンマ、海苔、タマネギを乗せたら完成です。お好みでコショウをかけて食べます。

竹岡式ラーメンは「面倒なら作らなくて持って帰ってもよい」ぐらい便利な料理

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筆者撮影

竹岡式ラーメンは、作っていく過程で使う食材のうち、すぐに傷むものは豚肉(チャーシュー)ぐらいしかありません。

後のものは面倒とか、天候が悪いとか、そういう理由があれば、極端な話無理に作らず持って帰っても、また別のキャンプに使えるという便利さがあります。

実際、チャーシューは作ってキャンプ場に持って行ってしまっていますから、切って食べるだけでも美味しい酒のつまみになりますし、炙ればさらに美味しくなります。
さらにチャーシューを刻んでごはんに乗せ、醤油ダレをかけてネギなど乗せれば、チャーシュー丼などにも転用できます。
仮にラーメンを作らなくても消費できるわけです。

竹岡式ラーメンは、作ること自体も簡単ですし、あらゆる面でキャンプに向いている料理だと思います。

本家梅乃家の場合は、窓から見える海の景色も相まって美味しく感じるという部分はありますが、実際真冬のキャンプで食べても美味しかったぐらい味も本格的ですし、是非、キャンプで活用をしてみてください。

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