こんにちは! くにぱぐ です!キャンプやバーベキューの定番麺料理といえば「焼きそば」。定番過ぎてもう飽きてしまったという人もいるかもしれませんね。そんな時に試して欲しいのがこの油そばです。麺を茹でて、切った具材と混ぜるだけの簡単調理で、焼きそばとはまったく違った美味しさが楽しめますよ。

そもそも「油そば」って何???

今回は焼きそばに代わる麺料理ということで、「油そば」の作り方を紹介します。

が、そもそも「油そばってなんぞや?」という方もいらっしゃると思いますので、その説明を少しだけさせてくださいね。

画像: 油そば 東京油組総本店 飯田橋組(筆者撮影)

油そば 東京油組総本店 飯田橋組(筆者撮影)

「油そば」は要するに「スープがなく、タレと油だけで味付けしたラーメン」のことです。東京の多摩地区が発祥の地と言われており、今でも都内には油そば専門店がたくさんあります。

そのネーミングから「しつこい食べ物なのでは」と敬遠される方もいるようですが、実際にはスープがない分、ラーメンよりもヘルシーと言われています。ラー油や酢などをお好みでかけて自分好みの味に調整するのが正しい食べ方とされ、おつまみにもなります。ラーメンよりも敷居が低いところがありますね。

油そばの道具は鍋と火、ザルだけ!

以前、坦々麺の記事で「ラーメンを作るなら、スープと麺は別々に火にかける」と書きました。

キャンプメシとしてラーメンを作ると、そこがどうしてもハードルを上げてしまうのですね。ところが油そばにはスープがありません。

麺を茹でるだけでよいので、鍋一つあればOKです。後は湯切り用のザル、そしてお湯を沸かすバーナー。道具はたったのこれだけです。

あと、味付けで使うタレを入れる容器は、こぼれにくいものを用意しておくとよいでしょう。密閉力が高いことで知られるナルゲンボトルが使えれば最高ですが、右下写真のような容器を百均で買って使い捨てにしてもいいと思います。(ただし、ポリ袋に入れる等こぼれないようにする工夫はいります)

「油そば」の材料もお好みで大丈夫!

タレの材料(4人分)

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

・醤油 …大さじ6
・鶏ガラスープの素(または味覇)…大さじ1
・酢…大さじ1
・ニンニク(チューブのもので可)…適量
・ゴマ油…大さじ1
・サラダ油(ネギ油などでも可)…大さじ3
・砂糖…大さじ2
・甜麺醤…適量

麺と具の材料(4人分)

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

・生麺(太麺)…480グラム
・チャーシュー…100グラム
・メンマ…適量
・タマネギ…1/2個
・温泉玉子…4個
・青ネギ…1パック(刻んだもの)
・白すりゴマ…適量
・かつお節…1パック
・刻みのり…適量
・酢…お好みで適量
・食べるラー油…お好みで適量

結構いろいろありますが、具の材料は足りないものが多少あっても問題ありません。これだけあれば見た目と味がゴージャスになるってぐらいなので、家族で食べるだけならもっと減らしてよいですよ。

超簡単!麺を茹でて全部まぜれば「油そば」の完成!

作り方ですが、普段料理をしない方でも簡単にできます。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

画像: 【レシピ公開】キャンプで焼きそばに飽きたら「油そば」を作ってみよう!

(1)
タレは材料をすべて混ぜてよくかくはんしておきます。例によって、紹興酒など「中華っぽい」ものは自由に足してOKです。

なお油は、私の場合、燻製チャーシューの記事でも紹介した自家製ネギニンニク油を使っていますが、これがあると中華系はなんでも美味しくなります。

なければ、市販のネギ油や、サラダ油でも大丈夫です。

ちなみに私の場合、ネギニンニク油はいちいち作る訳ではなく、1リットルを作り置きしています。下の画像がそうですが、底の方に沈んでいるのは隠し味の燻製牡蠣です(これについてはまた別途公開します)。

油はキャンプ前に作っておいて、容器に詰めて持参すると便利ですよ。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

(2)
ここから先は現地での調理です。

まず、タマネギとチャーシューをみじん切りにします。チャーシューは市販のものでまったく問題ありませんが、燻製チャーシューを使うとより美味しいです!

また、下の画像ではキャンプの前の晩に仕込んだ真空低温調理式のチャーシューを刻まずにそのまま使っています。この辺はインスピレーションに任せて自由に作りましょう!

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

(3)
お湯を沸かして麺を茹でます。麺は太麺が合います! 絶対に中太麺以上の太い麺を使ってください。

キャンプで最大の問題は麺茹で。バーナーの火力は家庭のコンロよりかなり劣るので、麺を投入した瞬間に湯温が下がり、生煮えになりやすくなります。

対策としては、一回で茹でる量ずつに分けてきちんと沸騰させておく、バーナーを2つ使う、焚火や薪ストーブで高火力を得る、鍋に蓋をする、などあります。気温に応じて、これらを組み合わせる感じです。

油そばの場合は、大皿提供が可能ですから、大きな鍋でたっぷりのお湯を沸かし、全員が食べる分を小分けにせず、グラグラに沸いた大鍋の湯一回で茹できってしまうとよいでしょう。

こうすることで、お湯の温度が断続的に下がることを防げるのです。1キロ程度の麺なら、真冬でも、ホンマの薪ストーブと蓋つきダッチオーブンで問題なく茹でられます。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

4)
茹で上がった麺をザルにあげ、湯切りします。湯切りした麺は冷めないうちに大皿に豪快に盛り付け、チャーシュー、タマネギ、タレを入れてよくかき混ぜます。画像のような100均のトレーを使うと、洗い物が出ずに便利ですね。

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

5)
具を乗せて完成です。冷めると味が落ちるので短時間で仕上げましょう。

簡単ですよね。タレをあらかじめ作っておき、お湯さえ沸いていれば、ものの10分で完成です。

酢とラー油を目一杯かけて食べよう!

油そばをお店で食べる場合、酢とラー油を丼に一周以上かけて、よく混ぜて食べるのが美味しいとされています。キャンプでも酢とラー油を用意しておき、お好みでかけて食べてもらいましょう。

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

また、油そばは自由な食べ物なので、例えば画像のようにチャーシューをスライスにしたり、もしくはチャーシューの代わりに味噌や甜麺醤で炒めた挽き肉を肉味噌として使ったり、生卵や納豆をあえても美味しいと思います。

あるもので美味しく作っていけば、楽しいキャンプメシになるというわけです。型にはめず、いろいろと工夫してみましょう!

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