「格安SIMだとキャンプ場や山間部では繋がらないのでは?」「通信料金が安いだけ?」など不安や誤解がある方も多いはず。格安SIMサービスに興味はあっても通信品質やサービス内容に不安があって乗換えられない方も少なくないと思います。今回はそんな不安を解消する格安SIMの仕組みや、アウトドアでもちゃんと使える格安SIMサービスについて解説します。

【おすすめの格安SIMサービス3選】UQ mobile・Y!mobile・OCNモバイルONEの3社

ここまで解説したような格安SIMのメリットやデメリットを踏まえた上で、格安SIMを使ってみたいとお考えの方向けに、通信回線ごとにおすすめの格安SIMをご紹介します。

NTTドコモ回線なら「OCNモバイルONE」(NTTコミュニケーションズ)

画像5: (筆者撮影)

(筆者撮影)

「OCNモバイルONE(オーシーエヌモバイルワン)」は、NTTグループの「NTTコミュニケーションズ」が運営するMVNOで、NTTドコモから通信回線を借り受けて通信サービスを提供しています。

NTTコミュニケーションズは、LINEモバイルが提供するSNS利用時の通信を料金カウントしない「データフリー」の仕組みを構築し、LINEモバイルのシステム作りをサポートするなど非常に技術力が高く安定した通信サービスを提供しています。

従来は、通信速度の向上にはあまり積極的ではありませんでしたが、2019年11月に導入された新たな回線では、非常に高速で安定した通信環境を提供しており、2020年2月には「MM総研 MVNOネットワーク品質調査」において、「docomo回線通信品質総合1位」を獲得しています。(OCN公式サイトより)

特徴的なのは、子会社の「gooSimseller(グーシムセラー)」によるスマホ端末のラインナップです。

新品はもちろん、程度の良い(未使用品も多い)中古端末を持っており、新品・中古ともリーズナブルな価格で購入可能です。

大手キャリアからの乗換えの場合、NTTドコモからの乗換えであれば、使用中のスマホを「SIMロック解除」不要でそのまま利用可能です。

【OCNモバイルONEのおすすめポイント】

  • NTTドコモの回線を使った安定した格安通信
  • NTTドコモからの乗換えなら、SIMロック解除不要でスマホを利用可
  • 技術力には定評のある「NTTコミュニケーションズ」の運営
  • 新回線で高速安定した通信サービスを提供
  • 新品・中古端末、いずれもスマホ端末が安く購入できる

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au回線なら「UQ mobile」(UQコミュニケーションズ)

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(筆者撮影)

「UQ mobile(ユーキューモバイル)」は、三姉妹のTVCMを目にしない日はないほどの強烈アピールで名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、きちんと実質の伴ったau回線でおすすめのMVNOです。

まず何より注目したいのは、通信速度です。

MVNOは一般的に通信速度が遅いと解説しましたが、UQ mobileだけはこの一般論に当てはまりません

NTTドコモ・au・Softbankの大手キャリアを含めても、業界最速ではないかと言われるほどの常時高速通信を提供しています。

もちろん、昼時など利用が集中する時間帯でもほとんど速度低下は見られません。通信速度で選ぶなら、UQ mobile一択という声もあるほどです。

auと同じKDDIグループに属し、自らも「WiMAX」の回線保有社であり、au回線の高速通信のために「WiMAX」を提供する等、auのパートナーとしての立場と、MVNOとしてのユーザー・フレンドリーな立場、両方を併せ持つ筆者イチオシの通信サービスです。

先日、10月1日以降は、UQコミュニケーションズの運営から、KDDIの直接運営になることが発表されました。これによりUQmobileは、現在のMVNOの立場からKDDIの直営サービスとなります。

大手キャリアからの乗換えの場合、auからの乗換えであれば、一部機種を除いて、使用中のスマホを「SIMロック解除」不要でそのまま利用可能です。

【UQ mobileのおすすめポイント】

  • au回線を使った安定した格安通信
  • auからの乗換えなら、一部機種を除きSIMロック解除不要でスマホを利用可
  • 業界最速と言われる常時高速安定の通信
  • 大手キャリアグループの安心と、MVNOのサービスを併せ持つ柔軟なサービス
  • 2020年10月1日以降はKDDIの直接運営となる

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ドコモ・au以外の回線であれば「Y!mobile」

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(筆者撮影)

「Y!mobile(ワイモバイル)」は、かつて別会社だったワイモバイルがSoftbankに吸収合併され、Softbankのサブブランド(第2の通信ブランド)になった経緯があります。

そのため、現在でもSoftbankのサービスでありながら、Softbankのスマホを使用するにはSIMロック解除が必須となります。

使用する通信回線は大手キャリアであるSoftbankの回線を共用していますので、通信品質が悪いはずがありませんし、サービス内容も企業としての信頼度も、大手キャリア並みという点が大きなメリットです。

旧モデルながらiPhoneをセット購入出来たり、Yahoo!サービスとの連携など、他サービスにはないメリットが人気の通信サービスです。

【Y!mobileのおすすめポイント】

  • 大手キャリアSoftbankが直接運営する格安SIMサービス
  • 大手キャリア同等のサービスと通信品質

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低価格なだけじゃない!キャンプ場でも格安SIMは十分使える 自分に合ったサービスを見つけよう!

ここまで読んでいただければ、「格安SIMだから駄目だ」という評価はまったく当たらないことがよくお判りいただけたと思います。

キャンプ場などのアウトドアで利用することを勘案すれば、家族で割安料金にできたり、低速モードで音楽をかけっ放しにできるなど、逆に大手キャリアよりもアウトドア利用に向いている面もあります。

ぜひ、「格安SIMだから」という色眼鏡で見ずに、自分にあったサービスであれば積極的に利用して頂きたいと思います。

おすすめで挙げた3社の通信であれば、通信品質で困ることはほぼないと断言できますので、迷っているようなら検討してみることをおすすめします。

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