埼玉県『キャンプ民泊NONIWA』ができるまで#3 DIY初心者がキャンプ場をつくるには? 準備事項を解説

2020.10.14 投稿

埼玉県『キャンプ民泊NONIWA』ができるまで#3 DIY初心者がキャンプ場をつくるには? 準備事項を解説

野あそび夫婦

野あそび夫婦

こんにちは。夫婦ユニット『野あそび夫婦』のエリーです。私たちが埼玉県ときがわ町に移住してはじめたキャンプ初心者向け施設『キャンプ民泊NONIWA』。そのオープンまでの軌跡を振り返るシリーズ。第3弾の今回は、DIY初心者がキャンプ場を作る準備編をお届けします。

キャンプ場作りはどうやって? 都会育ち&DIY初心者夫婦が手探りで挑むキャンプ場作り

まずは道具集めからスタート カインズホームとワークマンにひたすら通う日々

▼前回の記事はこちらから▼

筆者撮影

【前回までのあらすじ】
1年半かけて埼玉県ときがわ町に賃貸物件を見つけることができた、私たち野あそび夫婦。

準備〜オープンまで約3ヶ月。

田舎暮らし経験なし、DIY経験もなしの夫婦が一体どうやって乗り越えたのか……? 当時のツイートとともに振り返ります。

筆者撮影

まずは道具がないとはじまらない! ということで、田舎暮らしの必須アイテムたちを購入。

まずは刈払機。移住の先輩に使い方を教わりながら少しずつ習得していきました。

念願のマイ刈払機にご満悦の夫(現在もほぼ毎日雑草と格闘するよき相棒)。

やまびこ ECHO刈払機 EGT260 Uハンドル仕様
排気量25.4ml 質量4.7kg
¥20,993
2020-09-19 21:56

筆者撮影 ワークマンで薄手のデニムつなぎを購入

外作業で欠かせない作業着は、キャンパーにもおなじみのワークマンで。

他にも軍手や作業靴など、お手頃価格で本格的な商品が多く、めちゃくちゃお世話になっています。

埼玉県ときがわ町で出会った知り合いからもお手伝い キャンプ場作りをイベントにしてみたら楽しい&捗る! 

筆者撮影 自宅に電気が通る前。夜はランタンの明かりで作業するも終わりが見えず途方に暮れる。

賃貸物件ですが、前オーナーさんもDIYしている途中だったため、木材などもそのまま。ひとつひとつ許可をもらいながら、手を加えさせてもらうことに。

しかし当時の夫は会社員、私も引越し準備中。思うようには進みません。

内心焦っていた時に、ときがわ町で出会った知り合いから「手伝おうか?」と声をかけてもらったのです。

「え、そんなことお願いしてもいいの……?」と思いつつ、それをきっかけに一緒に手伝ってくれる人を募集してみたところ……

なんとたくさんの方が手伝いに来てくれました!

「こうなったら!」とキャンプ民泊NONIWA清掃大作戦と称して、掃除や草刈りのあとにみんなでわいわいピザを焼くピクニックイベントにしました。

筆者撮影 仕事の合間に来て草刈りをしてくれる移住友達

筆者撮影 子どもと一緒にひたすら窓掃除をしてくれる友人

筆者撮影 不要な家具を引き取ってくれる地元の方

みんなでわいわい楽しみながら作業して、たった1日でこんなに片付きました。信じられません……!

筆者撮影 ぜひ1枚目の写真と比べてみてほしい

この経験を通して感じたことは2つ。

1つは、自分たちの力なんて本当にちっぽけだということ。ふたりではじめたことだからふたりでやらなきゃ……と悶々と悩まず、誰かを頼ることも大切です。

2つめは、イベントにしてしまえば楽しいということ!

手伝いに来てくれたのは、移住前に出会ったときがわ町の知り合いや、ツイッターやインスタの発信を見てくれていたフォロワーさん。

物件を見つける前から力になりたいと思ってくれていたそう。そんなご好意をありがたく受け取って、楽しいイベント形式で参加してもらえるのは良いことづくめでした。

キャンプ民泊の床塗り・薪割り・看板作り 何度かキャンプ民泊作りのイベントも みんなでつくるキャンプ場に

その後も床塗り、薪割り、看板作り、草刈りなど、何度かイベントを開催。その度にたくさんの方に手伝っていただきました。

筆者撮影

『NONIWA』の看板作り!

筆者撮影

細かすぎて看板屋さんにはNGを出されたロゴの看板作り。結局、全部手作業で行うことになりました……!

筆者撮影

それぞれの得意なことを持ち寄って、手伝っていただきました。どれも、自分たちのスキルでは到底できなかったこと。本当に感謝してもしきれません。

次ページでは押し入れを改造してキャンプ棚DIY! 柵やロゴの作成も!
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