【ブッシュクラフト】着火剤を使わずに火起こし!? チャークロスと石を使って火起こしに挑戦!
さて次は料理でも使う焚火です。焚き火の火起こしといえば、私なら着火剤にチャッカマンで火を点けることを想像しますが、今回はなんとチャークロスと石を使って火付けするとのこと。
チャークロス?あまり聞きなれない言葉ですが、これは炭化させた布のこと。
石にこのチャークロスを巻いて、打ち合わせると火花が散ります。この火花を、細かく裂いた麻ひもや杉の葉っぱなどの焚き付けに飛ばすことで、火が点くというわけです。
【番組で登場したチャークロス】
ちなみにチャークロスは簡単に作ることが出来るそうで、蓋が閉まる缶に綿の布を入れます。布は着古したTシャツ生地でも大丈夫です。そして後は焚き火の中に放り込んでおくだけ。もちろんバーナーでも可能です。しばらく加熱して、煙が出なくなったら完成です。
まずは阿諏訪さんがお手本です。慣れた手つきでチャークロスを巻いた石を、上から下にカチンと何度か打ち合わせるとうっすらと火種が!急いで鳥の巣のような細かく裂いた麻ひもや杉の葉っぱの中に、その火種を入れます。
【番組で登場した火打石】
そして、なぜか斜め上を向いて、ふぅ~っと息を吹きかけると、ぶわっと火が上がりました。片膝を付いて、斜め上を火を起こしているいるその様は、「神の使いや~!」と大盛り上がり。
【ブッシュクラフト】おぎやはぎのお二人・濱口さん・みちょぱさんも、火起こしに挑戦!
次に濱口さんもチャレンジです。難しそうに見えましたが、なんとあっという間に神の使いポーズになり、火が点いてしまいました。
「いろんな人に教えてきましたが、最速です・・・!」!と驚く阿諏訪さん。「無人島生活長いから」とさすがの返しの濱口さん。
この後、矢作さん、みちょぱさんもなんとか着火に成功!
いえ~い!と喜ぶ横で、苦笑いをしている小木さん。「俺は諦めたわ・・・」とポツリ。
私も実際に横で見ていましたが、すごく神聖な雰囲気でびっくりでした。最初はあんなに苦労しなくても、簡単に火を点けたらいいのに・・・なんて思いましたが、違うんです。火を点けるというただの結果を求めているのではなく、火を点ける行程自体を楽しんじゃうんです。
ついなんでも便利なグッズに頼ってしまいがちですが、これを見て、私もチャークロスでの着火をぜひ試してみたいという気持ちになりました。さっそくチャークロス作りのために、100均で缶もゲットしました!
この後はいよいよ料理本まで出版している阿諏訪さんによる、キャンプ料理の数々を紹介します。
【おぎやはぎのハピキャン】
●放送:メ~テレ(東海3県/愛知・岐阜・三重)ほか地上波各局でテレビ放送中!
放送局・放送日時など詳しくはこちら。
●配信:毎週金曜日よりWebメディアにて2週間無料配信!
●過去の放送はハピキャン公式YouTubeでも配信中!
モーラ・ナイフやロッジ スキレットなど阿諏訪さんオススメのキャンプギアはこちら!
Vol.1・Vol.2の記事を見逃した方は、こちらもチェック!
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