キャンプを始めるために気になるのは、最低限何が必要なのかと、どれくらい出費するのか、ではないでしょうか。特に家族でのキャンプとなると、最低限とはいえ、ある程度の快適さも欲しいところです。私の個人的おすすめプランをご紹介します。

いきなりテントは買わないで!

まず皆さん真っ先に考えるのは、テントではないでしょうか。キャンプ=テントと言っても過言ではないですからね。巷には安いテントから高いテント、形も半円のドーム型や三角形のティピなど様々なものがありますので、考えるのが苦手だと思考停止してしまうかもしれません。

しかし、あえて待ったをかけます。いきなりテントは買わないで下さい。買うとキャンプに対するテンションが上がりますし、テント無しでキャンプ気分が味わえるの?という疑問もあるでしょう。

最初はテントは購入せず、レンタルテントかバンガロー、コテージなどを利用しましょう。施設によりますが、関東圏ですとレンタルテントが4,000円~5,000円ほど。バンガローは5,000円~15,000円ぐらい必要です。

画像: いきなりテントは買わないで!

長く続ける趣味であれば、最初に買ってしまった方がお得。お店の人はそう言います。その考えも間違いではありませんが、今からデビューという時に限っては、長く続くかどうか分かりませんよね。そしてもしキャンプにハマろうものなら、最初に買った入門用テントは必ず買い替えることになります。ハマればハマるほど、確実に買い替えます。

それなら最初から高価な良いテントを買ったらいいのか、と言うのも私は違うと思います。実際に使ってみないと、自分たちに必要な広さや機能は分からないんです。

某メジャーなメーカーの広くてお高いツールームテントは、初めてだと建てるのに2時間ぐらいかかります。人によっては3時間。13時チェックインでそれだけ時間をかけて設営すると、もう15時~16時です。遊ぶ時間は1時間ぐらいしかありません。帰りも同じぐらいの時間がかかりますので、10時チェックアウトだと朝7時から撤収開始ですよ。何しにキャンプに来てるのか分かりませんね。

まずはバンガローなどで半野外生活を体験するか、レンタルのテントで済ませましょう。一度でもテント泊を体験すれば、自分の家族に必要な広さなども分かるはずです。いざ買うぞ!という時の選び方やおすすめテントなどは、また別の記事にて。

レンタルできるものはレンタルで済ませる

テントは借りるとして他に必要なものですが、キャンプ場でレンタルできるようなら借りてしまいましょう。テーブル、チェア、タープテント、BBQコンロ(焚き火台)、マット、調理器具、ランタンといったものです。

調理器具は家のものを持っていけばいいですし、食器は100円ショップで紙皿や紙コップ、割り箸を買います。使い捨ては環境に悪いー、などと気にするのは慣れてからでいいです。後片付けも楽ですし。

ほかにカセットガスコンロがあると便利ですが、これも自宅にあればそれで十分。安いものなら、買っても2,000円ぐらいですね。風に弱い、寒い時期は使えないという欠点はありますけど、使い方次第です。寒さで火が弱くなる時は、手でガス缶を温めます。

画像: うちのカセットコンロ、イワタニ風まる

うちのカセットコンロ、イワタニ風まる

多少風に強いものですと、5,000円前後です。作るメニュー次第では不要ですが、ちょっとお湯が欲しいだけなのに、わざわざ炭や薪を熾すのは面倒くさいですよ。

レンタルじゃなく買うとしたら、まずは寝袋

画像: レンタルじゃなく買うとしたら、まずは寝袋

レンタルではなく購入するとしたら、まず寝具です。ただしこれも夏であれば不要で、家の毛布を持っていけば十分なんですが。キャンプの寝具といえば寝袋(シュラフ)ですが、夏用は夏にしか使えませんので、もし購入する時は3シーズン用というものを最初に買うことをおすすめします。これなら春、夏、秋に使えます。

寝袋はアウトドア業界の巨人、コールマン製が品質とコスパのバランスの良さで間違いないです。ただ、ネットで買える3,000円ぐらいの中国製3シーズン用なども、それなりに使えてしまいます。子供が小さいからといって、子供用の小さいシュラフは不要です。連結して使える寝袋を買いますと、小さい子は大人と一緒に入れます。上のリンクのものは子供が成長したら分離して、個別でも使える商品です。

なぜ寝袋はレンタルじゃなく買ってもいいのか。これはいざという時の防災用になるということもありますが、単に私の気分的なものもあります。潔癖症ではありませんが、誰が寝ているか分からないものは、何となく嫌じゃないですか?

私も小汚いおっさんなんですが、知らない小汚いおっさんが素肌で使っていた寝袋は嫌です。レンタル品を毎回洗濯しているとは限りませんし、洗いすぎはシュラフが痛むので基本あまり洗いません。

ランタンは防災用という言い訳がきく

画像: ランタンは防災用という言い訳がきく

キャンプ道具は防災グッズとしても使えますので、電池式LEDランタンなども買っておいて良いと思います。1,000円~3,000円ぐらいのものを、最低2つ用意します。全て単3電池など、電池の種類を統一しておくと、予備を何種類も持たなくても良いのでおすすめです。

ファミリーキャンプでは、1つだと暗いですし全体を照らすことができません。誰かがトイレに持って行くと、テント周りは真っ暗になります。子供には、お遊びで100円ショップのライトを持たせると喜びます。

夏場はクーラーボックス(バッグ)が必要

画像: 夏場はクーラーボックス(バッグ)が必要

冬ならあまり必要ないですが、夏場はクーラーボックス、クーラーバッグが必要になります。これはキャンプ場に食材を冷たく運ぶための物ですので、キャンプ場でのレンタルではあまり無いと言いますか、着いてから冷やしだしても遅いです。ホームセンターの安いもので2,000円ぐらい、それなりのものだと5,000円ぐらいです。

必要な容量ですが、4人家族のうちの場合、メインで使っているクーラーバッグが25Lです。夏の連泊だと足りないので、この時はもう1つ持つか、2日目に買い出しに行きます。50L級の大型クーラーボックスは場所を取りますし、1泊では持て余してしまいます。特に夏以外。邪魔でしょうがないです。25Lぐらいならキャンプ以外のイベント、運動会などでも使えて便利ですよ。足りなかったら買い足しもできますし。

家族の人数が多い家庭ではどうしても大型のものを買う必要がありますが、キャンプ場の近くで食材を調達したり、保冷が必要ないメニューにするというのも良い作戦です。

これがキャンパー初心者向け「最初に持っていくものリスト」です

以上を踏まえまして、両親と子供2人の4人家族の場合の、一番最初のキャンプで用意するものをリスト化しました。

名称数量レンタル単価購入単価合計
テント14,00004,000
タープ11,50001,500
マット450002,000
シュラフ(2人用)207,00014,000
テーブル11,00001,000
チェア450002,000
BBQコンロ11,00001,000
ガスコンロ102,0002,000
鍋、フライパン10自宅から持参0
使い捨て食器50100500
LEDランタン202,5005,000
クーラーバッグ105,0005,000
炭、薪、ガス、電池101,0001,000
総計39,000

他には長尺ライター、包丁とまな板、アルミホイル、保冷剤、ウェットティッシュ、タオル、虫除け、ブルーシートなどがあると便利ですが、この「あると便利」を言い出したらキリが無いので今回は割愛します。

合計金額39,000円。レジャーへの出費としては、そこそこ大きいですね。これにキャンプ場利用料、食材費、ガソリン代、あると便利シリーズを足した総出費は50,000円強です。やはりシュラフが高いので、家から毛布を持っていけばもう少し抑えられます。

意外とコスパが良い? キャンプが楽しくなれば自ずと揃ってきます

もし1回でキャンプが嫌になって止めてしまっても、防災用など他で使い回せるものだけを購入するプランにしてみました。4人家族でホテル利用の1泊旅行だと、50,000円出せばそこそこ贅沢な旅行ですが、購入したキャンプ道具は消滅せず次回以降も使えます。つまり、繰り返すほどお得になるんです。そう聞くと思い切って買っちゃっても良い気分になるかもしれませんが、1回体験して必要な条件が分かってから、存分に買い込んでください!

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