キャンプの満足度を左右する、キャンプ場選び。でも初心者の場合、どんな基準でキャンプ場を選べば良いのか判断が難しいですよね。そこで今回はキャンプ歴10年以上の筆者が、普段どんなことを意識してキャンプ場を選んでいるか、キャンプ場選びのポイントをご紹介していきます。

自分に合ったキャンプ場を選ぶためには?

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筆者撮影

大自然の中で過ごすキャンプは、日常では体験できない事を楽しみたいと考える方も多いのではないでしょうか。

筆者も一年中キャンプを楽しんでいますが、キャンプスタイル・季節・ロケーション・同行人数次第でキャンプ場も変えられるので、長年キャンプをしていても飽きる事がありません。

筆者がいつもキャンプ場選びで意識しているのは以下の6つのポイント。

  1. 誰と行くか
  2. 天候や季節
  3. チェックイン時間
  4. 設備
  5. 周辺環境
  6. 標高

これらを意識すると、その時々のメンバーやシチュエーションに合ったキャンプ場を選びやすくなると思います。

それぞれ、詳しく解説していきます。

【自分に合ったキャンプ場の選び方】6つのポイント

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筆者が普段キャンプ場選びの際に意識している6つのポイントを、一つずつ解説していきます。

【ポイント1】誰と行くか

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筆者はソロキャンプ以外に、夫婦や家族、そして友人などと一緒にキャンプをする事が多く、そのメンバー次第で行き先を考えています。

そのため、キャンプを誰と行くかでキャンプの優先順位が変わるので、一緒に行くメンバーに合わせてロケーション、アクティビティ、キャンプ場設備、観光先などを考えてみるのがオススメです。

ソロキャンプ:自分のやりたい事を重視しよう!

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ソロキャンプの最大の魅力は自分の思うようなキャンプを楽しめる事で、その場合は多少の苦労をいとわずロケーション重視で行きたいキャンプ場を選択できます。

そのため、駐車場からテントサイトまで多少距離があっても、せいぜいソロキャンプ用の荷物を運ぶだけなので苦にならず、見たい景色を中心にキャンプ場を選んでみるのがオススメですよ。

また、自分の趣味を存分に楽しむ事ができるのもソロキャンプの良さなので、マリンスポーツ、自転車、登山などアクティブに遊ぶ事が出来ますよ。

夫婦やカップルキャンプ:雰囲気を重視しよう!

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カップルや夫婦などで楽しむデュオキャンプは雰囲気を重視したキャンプ場がオススメで、素敵な景色や夜景などが眺めれると会話も自然に弾みます。

特に、その場合に気を付けたいのは他の利用者とプライバシーがシッカリ取れるような区画サイトが最適で、テントが乱立するフリーサイトは避けるようにしましょう。

また静かにキャンプを楽しみたい場合は、キャンプ場ルールが厳しめで管理人常駐のキャンプ場がオススメ。

深夜に騒ぐキャンパーも少ないので、ムードを演出しやすいですよ。

ファミリーキャンプ:子供が楽しめる事を重視しよう!

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家族でいくファミリーキャンプで重要なのは、子供達が楽しめるかどうかがポイントになるので、理想は夫婦で設営や撤収していても子供だけでも楽しめるキャンプ場がオススメです。

そのため、遊具があったり水遊びができたりアクティビティが揃っていたりすると、親も子もストレスなくキャンプを楽しめますよ。

また、小さいお子さん連れのキャンプではトイレが近く多目的トイレがあるなども重要なので、事前に確認しておきましょう。

グループキャンプ:他の利用者のことも考慮しよう

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友人や知人を含めてのグループキャンプは人数も多い事から、いつものキャンプ以上に盛り上がる事も少なくありません。

しかし、楽しんでいるのはグループキャンプ参加者だけではなく、他のキャンプ場利用者も同じなので夜遅くまで騒いだり不快に思われる行動は控えるべきです。

そのため、グループキャンプをする場合は事前にキャンプ場に承諾をとり、出来れば他のサイトから離れた場所や、サイトごとを貸切できるキャンプ場を選ぶなどのような配慮が必要です。

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【ポイント2】天候や季節

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屋外で楽しむキャンプでは、天候や季節も重要なポイント。

筆者の地元・北陸は日本海側で雨が多く、天候次第では急遽晴れ間が多い太平洋側まで足を伸ばす事も多いです。

特に雨や雪でのキャンプは濡れたテントを乾かす必要があり撤収に時間がかかるので、数日前の天気予報次第では雨の降らない地域などへ目的地を変更するようにしましょう。

また天候の中でも特に気を付けたいのが、風の強さ

風速が5mを越えるようならテント設営自体が困難になるので、事前に確認しておくべきですよ。

【ポイント3】チェックイン時間

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テントサイトでのんびりできる時間を確保するため、筆者はチェックイン開始時間早々に到着できるキャンプ場を選んでいます。

たまにチェックイン終了間際に受付を済ます事もありますが、その場合は設営や食事などのスケジュールがタイトになるのでのんびりとキャンプを楽しむ事が難しくなります。

また、周辺の散策や観光なども考えているのであれば、先に設営を済ませてから遊びに行く事で時間の余裕を作ることができます。

場合によっては、有料ですがチェックイン時間を早めるアーリーチェックインが可能なキャンプ場を選ぶと安心です。

【ポイント4】設備

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キャンプ場の設備として、

  • トイレや炊事場の清掃状況
  • 炊事場ではお湯が出るか
  • シャワールームが綺麗か

なども大きなポイント。

これらによって快適度が大きく異なるので、事前に調べてキャンプ場を選びましょう。

そして、公式ホームページをチェックすることはもちろん、実際の利用者のブログや、Googleなどの口コミで確認したい点を抑えるようにしておけば失敗は少ないです。 

キャンプ場の設備で筆者が特に気になる点は、灰捨て場があるかどうか。

早朝から薪ストーブや焚き火をする場合は撤収の時間にも影響が出てくるので、事前に確認しておく事がオススメです。

【ポイント5】周辺環境

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筆者のキャンプで欠かせないのが、温泉

就寝前には必ずゆっくりと入浴して疲れを癒せるように、近くに温浴施設があるキャンプ場を選んでいます。

また、誰でもキャンプ前にはシッカリ準備をしますが、それでもたまには忘れ物は発生するものと考えて、近くに買い出しにいけるような施設を調べておくといざというときに助かります。

そして周辺の名産品や観光地を調べておけばキャンプ飯で土地の味を楽しめたり、観光スポットに立ち寄ることができてキャンプの満足度も上がりますよ。

【ポイント6】標高

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筆者はキャンプ場周辺の気温だけでなく、標高も調べてキャンプ場を選ぶようにしています。

標高が100m上がるごとに気温が0.6℃下がり、風速1mで体感温度は1℃下がるので、季節によっては標高があるキャンプ場だと危険が伴います。

逆に夏の暑さを和らげるためにも標高は重要になってくるので、快適な避暑キャンプを楽しむ事も出来ますよ。

キャンプ場の選び方でキャンプの楽しさが決まる!

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今回はキャンプ場選びのコツについて色々と説明してきましたが、キャンプは仕事でも良く耳にする「段取り八分仕事二分」と一緒で、自然の中で非日常を楽しむためにはそれ相応の下準備が必要といえます。

その中でも、キャンプ場選びこそ最も大事なポイントなので、事前にシッカリ調べて念入りな計画を立てて楽しいキャンプを過ごしてはみてはいかがでしょうか。

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